アシガール（漫画・小説・ドラマ）のネタバレ解説・考察まとめ

2024.10.16

「『アシガール』」とは、集英社の月刊誌『Cocohana』に連載されていた森本梢子による少女漫画。2012年から2022年まで連載。漫画の他、それを原作とした小説やテレビドラマ作品がある。物語は、現代の女子高生が突然タイムスリップし、偶然出会った戦国の若者に一目惚れをするところから始まる。主人公速川唯の成長や恋愛模様を通じて、友情や勇気、愛が描かれ、読者に共感を与える作品。感動と笑いがいっぱいの魅力的なストーリー展開が特徴である。

『アシガール』の登場人物・キャラクター

羽木家の当主で忠清と成之の父親。黒羽城城主。後に母方の御月家に改名。当初は身分の低い唯と忠清の婚約に反対するが二条の方の説得により承諾する。唯により羽木家だけではなく御月家までも存亡の危機から助けられていることを認めており感謝している。

二条の方（にじょうのかた）

羽木家の当主忠高の正室。忠清の母。忠高が周りから側室を勧められても断るほどのメロメロぶり。美貌の持ち主。唯と忠清の結婚の際反対した忠高を説得し2人の結婚の後押しをする。宗鶴のはげネタで女中を笑わすなどユーモアのある性格。

天野信茂（あまののぶしげ） / 演：イッセー尾形

天野家の先代当主で、羽木家の重臣。羽木九八郎忠清の守役（じい）として彼を養育した人物。忠清の奥方は「海道一の手弱女（たおやめ）」と決めており、世継ぎの誕生を心待ちにしている。天野信近の父で天野小平太の祖父。

天野信近（あまののぶちか） / 演：飯田基祐

羽木家の家老で、天野家の当主。忠清を支える重臣の一人。武勇に優れており、羽木家を守るために尽力する。非常に忠誠心が強く、忠清の信頼を得ている1人。天野小平太の父親で。のちに吉野に想いを寄せ後妻にする。

天野小平太（あまのこへいた） / 演：金田哲

羽木九八郎忠清に7歳の頃から仕えている近習で、家老・天野信近の長男。忠清より3歳年上。忠清の御馬前を守る優れた武将。伸茂の命令で唯（唯之助）を召し抱えることになる。

羽木領内の領民等

吉乃（よしの） / 演：ともさかりえ

梅谷村で百姓をしていた孫兵衛の妻。夫の孫兵衛と息子の弥之助を戦で失うも、毅然とした態度を保つ気丈な人物である。唯（唯之助）が身分を偽っていたことを知りながらも、追い詰められた彼女を家に迎え入れ、実の息子のように面倒を見てくれる。吉乃は、唯にとって戦国時代での「おふくろ様」となり、優しくも厳しい母親的存在。唯をしっかりとしつける女丈夫。後にその人柄が天野信近に見初められ、彼の後妻となる。

悪丸（あくまる） / 演：MAX

羽木兵の中で最も足が速いとされていた大柄な足軽。黒人的風貌を持つが、実は15歳で唯より1歳年下。天涯孤独の身で、千原元次に召し抱えられていたが、唯（唯之助）との駆け比べに敗れた後、元次に見放される。捨てられたところを唯之助の進言により天野小平太に雇われ、その恩義から唯之助の家来になることを申し出る。

あやめ / 演：森優作

猿楽一座「一笠座」の娘。戦場で兵士たちが酒盛りをしていた際に唯（唯之助）と出会う。最初に唯之助の手を握った瞬間に、女性であることを見抜く。唯の恋を応援し、女装を手伝ったり、戦場で忠清を奪還するために協力したりと、物語の要所で彼女を支える存在。唯の恋の相談相手でもあり、時に強烈なチョップで彼女を叱りつける。

その他周辺諸国の姫・武将他

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