獣王と薬草(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『獣王と薬草』とは2023年より原作:艮田竜和・作画:坂野旭らが『裏サンデー』で連載している漫画作品。魔王が勇者に倒されたのち、残されたダンジョンとそこに巣食うモンスターたちは冒険者によって次々と攻略され、バランスが壊れつつあった。そんな中で彼らを医師として救う、かつて「獣王」と恐れられた魔族ガロンと、彼と共に新しい冒険者のあり方を模索する、中堅冒険者ティナの冒険を描く。

塔の1つ1つが自動で昇降し、移動する。中心の塔に主モンスターがいるとされている。
塔全体がパズルになっていて、マッピングをしないと攻略どころか脱出すら不可能。
主モンスターのモスゴラが狂乱しているため機能不全に陥っているが、本来は無数の塔から雲に変換された魔素が噴き出し、雲海を作り出す。
最奥はその雲の中にあり、空を飛べない人間には攻略不可能なダンジョン。

落葉の揺り籠(らくようのゆりかご)

龍脈の上にできた、小規模な隠れ家。主モンスターなどはいないため正確にはダンジョンではなく、人間にも知られてはいない。
六将軍のひとり、樹王バグラの墓標でもある。

月鏡の城(つきかがみのしろ)

城全体が鏡に覆われており、その高品質な鏡自体が高価で取引される。かつては深い霧に覆われていたが、その霧が晴れたことにより多くの冒険者が鏡目当てに訪れるようになった。

ダンジョンを構成する鏡が乱獲されたことにより崩壊の危機にさらされており、保護のためにクロウが秘術を発動させ、生物には認識できない世界へと幽閉された。

水楼の洞穴(すいろうのどうけつ)

地底湖に沈むダンジョンだったが、拳聖ガレウス・ディーフライによって水を抜かれ、攻略された。
主モンスターも死亡している。

蠢く大樹(うごめくたいじゅ)

虫や植物によって守られた、高難易度ダンジョン。
人を惑わせ、毒をかけ、罠にはめる危険な仕掛けが無数にある。
主モンスター・マスタータレントによって、名前の通りに蠢き、ダンジョン自体の構造を変えることもある。

魔法関連の要素・アイテム

魔素(まそ)

万物の現象を引き起こす物質。
ダンジョンの機構を作動させる動力源でもある。
しかしこの循環が滞ると、「大地の毒」となってその地を蝕んでしまう。
生物が過剰に摂取した場合にも悪影響があり、「魔素酔い」になってしまう。

龍脈(りゅうみゃく)

地下を流れる魔素の本流。
その上にダンジョンが造られる。
この龍脈を守ることが、魔族に与えられた使命とされている。

大地の毒

龍脈の流れが滞り、腐ってしまった魔素のこと。
強い有害性があり、これに侵された大地は不毛となり、人にも病をもたらす。

固有魔法

9bty_0603_2011
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