獣王と薬草(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『獣王と薬草』とは2023年より原作:艮田竜和・作画:坂野旭らが『裏サンデー』で連載している漫画作品。魔王が勇者に倒されたのち、残されたダンジョンとそこに巣食うモンスターたちは冒険者によって次々と攻略され、バランスが壊れつつあった。そんな中で彼らを医師として救う、かつて「獣王」と恐れられた魔族ガロンと、彼と共に新しい冒険者のあり方を模索する、中堅冒険者ティナの冒険を描く。

固有魔法の影を操る、人間と魔族のハーフ。
その中途半端な生い立ちから魔族の中でも差別され、唯一分け隔てなく接してくれたガロンに忠誠を誓い、魔王軍なき今でも斥候や密偵を務める。
性格は少々陰湿だが、仲間思いで忠義に篤い。

魔族

魔王

かつてすべての魔族を従えていた王。
20年前に勇者一行に討たれ、すでに死亡している。

エルザ

魔王の娘。現在は不治の病に侵されており、その治療法を探すことがガロンの使命の一つになっている。

ルビードラゴン

ダンジョン蒸気の窯の主モンスター。本来は炎に包まれた身体を持つが、病に侵され全身が黒ずんでいた。
子供を冒険者によって失っており、その死骸に寄り添ううちに感染症を発症してしまっている。
全身の炎はダンジョン内の空気の循環装置としても機能しており、蒸気の窯の魔素が滞る原因となっていた。

モスゴラ

ダンジョン天衝の塔の主モンスター。巨大な肉体と、自在に操れる無数の頭髪を駆使して戦う。
ダンジョン内に滞った魔素によって中毒状態になっており、暴走していた。
かつては翼を持ち、六大将軍の一人ドライケンの元で働いていたが、人間との戦いの中で両手と翼を失う。
治療のためにダンジョンの主モンスターとなり、両腕の代わりとして操毛術を会得するが、迎えに来てくれると信じていたドライケンが死亡したという知らせを聞き自暴自棄になってしまう。

モモスロ

ツキノワグマの様な見た目の魔族。もとは魔王軍の工兵で、ガロンの部下だった。
クロウの友人。

クロウ

ウサギ型の魔族。かつては臆病な性格だったが、ガロンに憧れを抱き、自身の長所である俊足を生かして魔王軍で頭角を現した。
しかし魔王軍敗北後、崩壊しつつあるダンジョン月鏡の城に派遣され、冒険者のかく乱を行うも足を負傷する。
ガロンの治療を受けたのち、義足を取り付け、ダンジョンを守るために秘術を行い、鏡の中に取り込まれる。

ミラーロ

ダンジョン月鏡の城の主モンスター。しかし特殊な力は持たず、戦闘能力はない。
心の闇をも映し出すダンジョンの特性上、だれも長居ができない空間で、孤独に耐えていた。

マスタートレント

9bty_0603_2011
9bty_0603_2011
@9bty_0603_2011

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