死印(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『死印』は2017年にエクスペリエンスから発売された都市伝説・心霊ホラーアドベンチャーゲーム。1990年代の東京都H市を舞台に、記憶喪失の主人公が体に謎の痣シルシが刻まれた人物が不審死を遂げるという怪事件の調査を行う様子を描く。ジャパニーズホラー的な「怖さ」を突き詰めた作品であり、本作独自の「デッドリーチョイス」というシステムがプレイヤーに緊張感をもたらしている。

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怪異ファイル

怪異の特徴を記載したファイル。探索で怪異のことが変わるたびにページが増えていく。このファイルから怪異のことを理解する点が怪異を退けるうえでは重要である。

霊魂

霊魂はデッドリーチョイスで必要になるもの。章はじめは1000あり、探索で霊魂を入手することで増える。デッドリーチョイスでは時間経過とともに減る他、選択を誤るとごっそりと消失する。霊魂が尽きると死亡する。

『死印』の用語

九条館(くじょうかん)

九条家の人々が住む館。本作では拠点として利用される。

シルシ

怪異によって刻まれた謎の痣。このシルシが刻まれた人は、一定時間経過すると死亡する。元はメリイの持つ能力。

印人(しるしびと)

シルシが刻まれた人。九条家がシルシについて広告を出していたことから、印人は九条家に助けを求めてやってくる。

怪異

無念の死を遂げた魂が、死後に変貌し怪物となったもの。強大な力を持つが、怪異が生まれた核となるエピソードに関連する特定の行動を取ることで消滅させられる。

花彦くん

H小学校の鏡の前に立つと現れるとされる怪異。大人が嫌い。

森のシミ男

H城樹海を徘徊する怪異。出会った人に「ハチ好きか?」と尋ね、「はい」と答えた人を殺害する。

くちゃら花嫁

H市内のとある電話ボックスに現れる怪異。電話に出ると「あなた見たの?」と尋ねてくる。「見てない」と答えた場合、探し物のありかを教えてくれる。

ずう先生

H小学校の2階を拠点にする怪異。頭は豚、体は人間の女性、両腕は蛇、下半身はダチョウというキメラのような外見をしている。

観音兵(かんのんへい)

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