Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の徹底解説まとめ

Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)とは、アメリカを代表するシンガーソングライターである。1950年ミシガン州サギノーで生まれる。早産のため未熟児網膜症にかかり目に障害が残ってしまう。11歳でモータウンレーベルと契約し、活動を続けている。リリースした楽曲はUSチャートのトップ10、グラミー賞受賞など高い評価を獲得。音楽だけでなく人種差別や障害などのメッセージも高く評価されている。さまざまな楽器をひきこなし、歌だけでなくプロデュースも手掛ける、ソロシンガーソングライターである。

スティーヴィー・ワンダーの本名が「ステヴランド・ハーダウェイ・モリス」で覚えにくいことから、モータウン社長のベリーゴーディーJrによって、ワンダー(驚異の)スティーヴィーに決定した。しかし契約書を作成した秘書が名字と名前の順番を間違ってしまったことから「スティーヴィー・ワンダー」になった。

ネズミを見つけたのは盲目の少年スティーヴィー

スティーヴィーが小学生のころの話である。理科の授業で実験用に用意したネズミが逃げ出してしまった。授業に参加していた皆で教室中を探す大騒ぎになったが、ネズミは一向に見つからなかった。そこで担任の女性教師がスティーヴィーにネズミ探しを依頼した。音に敏感なスティーヴィーはネズミの気配だけで、ネズミを捕まえてしまった。女性教師はスティーヴィーの才能に気づいていたのかもしれない。

スティーヴィーは共感覚の持ち主

スティーヴィーは共感覚を持っていたのではないかといわれている。文字・音・味・においなどに色や形を感じることができるのが共感覚である。この共感覚があるがゆえに、数々の名曲が誕生したのではないだろうか。同じ共感覚の持ち主として、ジャズ界の大御所マイルス・デイヴィスも共感覚の持ち主だったといわれている。

「九州朝日放送」の依頼で実現した勝新太郎との対談

スティーヴィーと勝新太郎の対談は、「九州朝日放送」の依頼で実現した。盲目の『座頭市』を演じていた勝新太郎と盲目の天才ソロシンガー、スティーヴィー・ワンダーとの対談をお願いしたいといった内容であった。勝新太郎がスティーヴィーにお土産として持って行った三味線で、勝新太郎が弾く三味線の糸をスティーヴィーがたたき始め、その場でコラボも実現した。その模様は『週刊プレイボーイ』で掲載されている。勝新太郎は対談後、目が見えないはずのスティヴィーがプッシュフォンのボタンを素早く押していたことや、エアホッケーのゲームでスティヴィーに勝てなかったことから、スティーヴィーは目が見えているのではないかと周囲に話していた。

Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)は目が見えているという噂

ポール・マッカートニーがマイクスタンドにぶつかってマイクスタンドが倒れかかったところ、スティーヴィーがマイクスタンドをつかんで直したところをとらえた動画

スティーヴィーが目が見えないのは、早産による未熟児網膜症が原因であった。しかし、スティーヴィーは目が見えるのではないか、といった噂が存在している。噂の内容は、倒れてきたマイクスタンドをキャッチ、腕時計をしている、NBAを最前列で観戦していた、飛行機を操縦して着陸させたといったといったものである。実際スティーヴィーは未熟児網膜症なのでかすかに光などを感じ取っているのでは、ともいわれている。スティーヴィーも噂されていることを知っているようで、本当のことを話す、と話していたがいまだに語られていない。

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