Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の徹底解説まとめ
Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)とは、アメリカを代表するシンガーソングライターである。1950年ミシガン州サギノーで生まれる。早産のため未熟児網膜症にかかり目に障害が残ってしまう。11歳でモータウンレーベルと契約し、活動を続けている。リリースした楽曲はUSチャートのトップ10、グラミー賞受賞など高い評価を獲得。音楽だけでなく人種差別や障害などのメッセージも高く評価されている。さまざまな楽器をひきこなし、歌だけでなくプロデュースも手掛ける、ソロシンガーソングライターである。
『ジャズ・ソウル〜スティーヴィー・ワンダー・ファースト・アルバム』(The Jazz Soul of Little Stevie Wonder)
1.Fingertips
2.The Square
3.Soul Bongo
4.Manhattan at Six
5.Paulsby
6.Some Other Time
7.Wondering
8.Session Number 112
9.Bam
1962年9月にリトルスティーヴィーとしてリリースされたスティーヴィー・ワンダーのデビューアルバムである。全曲インストゥルメンタルで構成されているオリジナルアルバムで、1曲目に収録されているFingertipsのライブバージョンが後にファーストシングルとして発売され、最年少1位を獲得する。
『レイ・チャールズに捧ぐ』(Tribute to Uncle Ray)
1.Hallelujah I Love Her So
2.Ain't That Love
3.Don't You Know
4.The Masquerade
5.Frankie & Johnny
6.Drown In My Own Tears
7.Come Back Baby
8.Mary Ann
9.Sunset
10.My Baby's Gone
1962年にリリースされた2枚目のアルバム。スティーヴィーと同じ盲目のシンガー、レイ・チャールズに捧げたオリジナルアルバムである。
『12歳の天才』(THE 12 YEAR OLD)
Side 1
1.フィンガーティップス - Fingertips
2.ソウル・ボンゴ - Soul Bongo
3.ラ・ラ・ラ - La La La La La
Side 2
1.マスカレイド・イズ・オーヴァー - (I'm Afraid) The Masquerade Is Over
2.ハレルヤ・アイ・ラヴ・ハー・ソー - Hallelujah I Love Her So
3.ドローウン・イン・マイ・オウン・ティアーズ - Drown In My Own Tears
4.ドント・ユー・ノウ - Don't You Know
1963年にリリースされた、スティーヴィー初のライブアルバムである。スティーヴィーは録音スタジオではその能力を十分に発揮できなかった。それを感じ取っていたモータウンレーベルの社長、ベリー・ゴーディーがスティーヴィーのライブパフォーマンスをライブアルバムとして発表した。
『わが心に歌えば』(With a Song in My Heart)
1.わが心に歌えば - With a Song in My Heart
2.星に願いを - When You Wish Upon a Star
3.スマイル - Smile
4.メイク・サムワン・ハッピー - Make Someone Happy
5.ドリーム - Dream
6.悲しむのはよそう - Put on a Happy Face
7.サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート - On the Sunny Side of the Street
8.ゲット・ハッピー - Get Happy
9.ギヴ・ユア・ハート・ア・チャンス - Give Your Heart a Chance
10.歌なしで - Without a Song
1963年12月28日にリリースされた3枚目のオリジナルアルバム。当時のヒット曲の数々をカヴァーしたポップスのアルバムである。リトルのとれたスティービーワンダーとしての初のアルバム。当時のヒット曲の数々をカバーしたポップスのアルバムである。
『アット・ザ・ビーチ』(Stevie at the Beach)
Side 1
1.ひとりぼっちの浜辺 - Castles in the Sand
2.ひき潮 - Ebb Tide
3.サッド・ボーイ - Sad Boy
4.夕陽に赤い帆 - Red Sails in the Sunset
5.ビーチカマー - The Beachcomber
6.ひとりぼっちの浜辺 - Castles in the Sand (Instrumental)
Side 2
1.ハッピー- Happy Street
2.ビーチ・ハウスのパーティ - The Party at the Beach House
3.ヘイ・ハーモニカ・マン - Hey Harmonica Man
4.ビーチストンプ - Beachstomp
5.ビヨンド・ザ・シー - Beyond the Sea
1964年にリリースされた4枚目のオリジナルアルバム。スティーヴィーが14歳のときのアルバムで、当時流行していたサーフィンサウンドを意識して作られた異色のアルバムである。
『アップタイト』(Up-Tight)
Side 1
1.ラヴ・ア・ゴー・ゴー - Love a Go Go
2.ホールド・ミー - Hold Me
3.風に吹かれて - Blowin' in the Wind
4.ナッシングズ・トゥー・グッド・フォー・マイ・ベイビー - Nothing's Too Good for My Baby
5.今夜教えて - Teach Me Tonight
6.アップタイト - Uptight (Everything's Alright)
Side 2
1.エイント・ザット・アスキング・フォー・トラブル - Ain't That Asking for Trouble
2.アイ・ウォント・マイ・ベイビー・バック - I Want My Baby Back
3.プリティ・リトル・エンジェル - Pretty Little Angel
4.ミュージック・トーク - Music Talk
5.コントラクト・オン・ラヴ - Contract on Love
6.大人は知らない - With a Child's Heart
1966年5月4日にリリースされた、5枚目のオリジナルアルバム。表題の「アップタイト」はR&Bチャートで1位を獲得した。少年から天才アーティストへのきっかけとなるアルバムである。
『太陽のあたる場所』(Down to Earth)
Side 1
1.太陽のあたる場所 - A Place in the Sun
2.バン・バン - Bang Bang
3.ダウン・トゥ・アース - Down to Earth
4.サンキュー・ラヴ - Thank You Love
5.ビー・クール、ビー・カーム - Be Cool, Be Calm (And Keep Yourself Together)
6.シルビア - Sylvia
Side 2
1.二人だけの世界 - My World Is Empty Without You
2.ロンサム・ロード - The Lonesome Road
3.エンジェル・ベイビー - Angel Baby (Don't You Ever Leave Me)
4.ミスター・タンブリン・マン - Mr. Tambourine Man
5.16トン - Sixteen Tons
6.ヘイ・ラヴ - Hey Love
1966年11月16日にリリースされた、6枚目のオリジナルアルバム。全米9位にランクインした表題の名曲「太陽の当たる場所」が収録されているアルバムである。ボブ・ディランをカヴァーした「ミスター・タンブリン・マン」も収録されている。
『愛するあの娘に』(I Was Made to Love Her)
Side 1
1.愛するあの娘に - I Was Made to Love Her
2.センド・ミー・サム・ラヴィン - Send Me Some Lovin'
3.泣きたい気持 - I'd Cry
4.誰もが愛を求めてる - Everybody Needs Somebody (I Need You)
5.リスペクト - Respect
6.マイ・ガール - My Girl
Side 2
1.ベイビー・ドント・ユー・ドゥ・イット - Baby Don't You Do It
2.ア・フール・フォー・ユー - A Fool for You
3.キャン・アイ・ゲット・ア・ウィットネス - Can I Get a Witness
4.アイ・ピティ・ザ・フール - I Pity the Fool
5.プリーズ・プリーズ・プリーズ - Please, Please, Please
6.アイ・ゴー・ワイルド - Every Time I See You, I Go Wild!
1967年8月27日にリリースされた7枚目のオリジナルアルバム。表題の曲「愛するあの娘に」は当時のガールフレンド、アンジーのためにわずか10分ほどで作られた、といわれている。
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目次 - Contents
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の概要
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の活動経歴
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の原点
- デビューから史上最年少記録樹立
- 絶頂の70年代へ
- 黄金の70年代
- 国連平和大使に
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)プロフィール・人物像
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)のディスコグラフィー
- アルバム
- 『ジャズ・ソウル〜スティーヴィー・ワンダー・ファースト・アルバム』(The Jazz Soul of Little Stevie Wonder)
- 『レイ・チャールズに捧ぐ』(Tribute to Uncle Ray)
- 『12歳の天才』(THE 12 YEAR OLD)
- 『わが心に歌えば』(With a Song in My Heart)
- 『アット・ザ・ビーチ』(Stevie at the Beach)
- 『アップタイト』(Up-Tight)
- 『太陽のあたる場所』(Down to Earth)
- 『愛するあの娘に』(I Was Made to Love Her)
- 『想い出のクリスマス』 (Someday at Christmas)
- 『アルフィー/イーヴェッツ・レッドナウ』(Alfie Eivets Rednow)
- 『フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ』 (For Once in my Life)
- 『マイ・シェリー・アモール』 (My Cherie Amour )
- 『涙をとどけて』 (Signed, Sealed & Delivered )
- 『青春の軌跡』(Where I'm Coming From)
- 『心の詩』 (Music of My Mind)
- 『トーキング・ブック』 (Talking Book)
- 『インナーヴィジョンズ』 (Innervisions)
- 『ファースト・フィナーレ』(Fulfillingness' First Finale)
- 『キー・オブ・ライフ』 (Songs in the Key of Life)
- 『ホッター・ザン・ジュライ』(Hotter than July)
- 『イン・スクエア・サークル』(In Square Circle )
- 『キャラクターズ』(Characters)
- 『カンバセーション・ピース』(Conversation Peace)
- 『タイム・トゥ・ラヴ』(A Time to Love)
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 『フィンガーティップス』 ( Fingertips)
- 『アップタイト』(Uptight (Everything's Alright))
- 『太陽のあたる場所』(A Place in the Sun)
- 『フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ』(For Once in My Life)
- 『マイ・シェリー・アモール』(My Cherie Amour)
- 『涙をとどけて』(Signed, Sealed, Delivered I'm Yours)
- 『サンシャイン』(You Are the Sunshine of My Life)
- 『迷信』(Superstition)
- 『ハイアー・グラウンド』(Higher Ground)
- 『悪夢』(You Haven't Done Nothin')
- 『愛するデューク』(Sir Duke)
- 『回想』(I Wish)
- 『可愛いアイシャ』(Isn't She Lovely)
- 『ハッピー・バースデイ』(Happy Birthday)
- 『心の愛』(I Just Called to Say I Love You)
- 『エボニー・アンド・アイボリー』(Ebony and Ivory)
- 『パートタイム・ラヴァー』 (Part-Time Lover)
- 『オーヴァージョイド』 ( Overjoyed)
- 『フォー・ユア・ラヴ』 ( For Your Love)
- 『フィール・ザ・ファイアー』(To Feel The Fire)
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の名言・発言
- 「90%以上の人が目が見えない私以上に物事が見えていない」
- 「愛は愛を本当に必要としている」
- 「日本の皆様にお伝えしたいことがあります」
- 「間違っているとわかっていることは、変えていかねばならない」
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 名前の由来は「ワンダー(驚異の)スティーヴィー」
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- スティーヴィーは共感覚の持ち主
- 「九州朝日放送」の依頼で実現した勝新太郎との対談
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