Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の徹底解説まとめ
Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)とは、アメリカを代表するシンガーソングライターである。1950年ミシガン州サギノーで生まれる。早産のため未熟児網膜症にかかり目に障害が残ってしまう。11歳でモータウンレーベルと契約し、活動を続けている。リリースした楽曲はUSチャートのトップ10、グラミー賞受賞など高い評価を獲得。音楽だけでなく人種差別や障害などのメッセージも高く評価されている。さまざまな楽器をひきこなし、歌だけでなくプロデュースも手掛ける、ソロシンガーソングライターである。
『インナーヴィジョンズ』 (Innervisions)
Side 1
1.トゥ・ハイ-Too High
2.愛の国-Visions
3.汚れた街-Living for the City
4.ゴールデン・レディ-Golden Lady
Side 2
5.ハイアー・グラウンド-Higher Ground
6.神の子供たち-Jesus Children of America
7.恋-All in Love Is Fair
8.くよくよするなよ-Don't You Worry 'bout a Thing
9.いつわり-He's Misstra Know-It-All
1973年8月にリリースされた16枚目のアルバム。スティーヴィーの才能が開花した70年代の黄金の3部作といわれるアルバムの一つである。このアルバムでグラミー賞の最優秀アルバム部門・最優秀録音部門の2部門を獲得した。
『ファースト・フィナーレ』(Fulfillingness' First Finale)
Side 1
1.やさしく笑って-Smile Please
2.1000億光年の彼方-Heaven Is 10 Zillion Light Years Away
3.トゥー・シャイ-Too Shy to Say
4.レゲ・ウーマン-Boogie on Reggae Woman
5.クリーピン-Creepin
Side 2
1.悪夢-You Haven't Done Nothin'
2.愛あるうちにさよならを-It Ain't No Use
3.聖なる男-They Won't Go When I Go (Stevie Wonder, Yvonne Wright)
4.美の鳥-Bird of Beauty
5.プリーズ・ドント・ゴー-Please Don't Go
1974年7月にリリースされた17枚目のオリジナルアルバム。このアルバムでグラミー賞の最優秀アルバム賞と、ベスト・ポップ・ボーカル(男性)部門の2部門を受賞した。「悪夢」はシングルカットされ、全米1位となった。
『キー・オブ・ライフ』 (Songs in the Key of Life)
アナログA面
1.ある愛の伝説-Love's in Need of Love Today
2.神とお話し-Have a Talk with God
3.ビレッジ・ゲットー・ランド-Village Ghetto Land
4.負傷-Contusion
5.愛するデューク-Sir Duke
アナログB面
1.回想-I Wish
2.孤独という名の恋人-Knocks Me Off My Feet
3.楽園の彼方へ-Pastime Paradise
4.今はひとりぼっち-Summer Soft
5.出逢いと別れの間に-Ordinary Pain
アナログC面
1.可愛いアイシャ-Isn't She Lovely
2.涙のかたすみで-Joy Inside My Tears
3.ブラック・マン-Black Man
アナログD面
1.歌を唄えば-Ngiculela - Es Una Historia - I Am Singing
2.イフ・イッツ・マジック-If It's Magic
3.永遠の誓い-As
4.アナザー・スター-Another Star
A Something's Extra
1.土星-Saturn
2.エボニー・アイズ-Ebony Eyes
3.嘘と偽りの日々-All Day Sucker
4.イージー・ゴーイン・イヴニング-Easy Goin' Evening
1976年9月にリリースされた18枚目のオリジナルアルバム。オリジナル版はLP2枚とEP「A Something's Extra」の組み合わせで発表された。1976年10月後半から1977年1月前半まで1位を13週連続ビルボード誌のアルバムチャートで獲得したアルバムである。最優秀アルバム賞他4部門でグラミー賞を受賞。スティービー・ワンダー最高傑作のアルバムといわれる。中でも可愛いアイシャ-Isn't She LovelyCMに使われるなど、日本でもなじみのある名曲である。
『ホッター・ザン・ジュライ』(Hotter than July)
Side 1
1.愛と嘘-Did I Hear You Say You Love Me
2.キャンドルにともした恋-All I Do
3.ロケット・ラヴ-Rocket Love
4.疑惑-I Ain't Gonna Stand for It
5.目を閉じれば愛-As If You Read My Mind
Side 2
1.マスター・ブラスター-Master Blaster (Jammin')
2.孤独のダンサー-Do Like You
3.哀しい絆-Cash in Your Face
4.レイトリー-Lately
5.ハッピー・バースデイ-Happy Birthday
1980年9月にリリースされた19枚目のオリジナルアルバム。レゲエを取り入れた「マスターブラスター」、「ハッピー・バースディ」は暗殺されたキング牧師に捧げた曲などが収められているアルバムである。
『イン・スクエア・サークル』(In Square Circle )
1.パートタイム・ラヴァー-Part-Time Lover
2.アイ・ラヴ・ユー・トゥー・マッチ-I Love You Too Much
3.未来へのノスタルジア-Whereabouts
4.愛の浜辺で-Stranger on the Shore of Love
5.ネヴァー・イン・ユア・サン-Never in Your Sun
6.スピリチュアル・ウォーカーズ-Spiritual Walkers
ラ7.ンド・オブ・ラ・ラ-Land of La La
8.ゴー・ホーム-Go Home
9.オーヴァージョイド-Overjoyed
10.イッツ・ロング (アパルトヘイト) - It's Wrong (Apartheid)
1985年9月にリリースされた20枚目のオリジナルアルバム。シングルカットされた「パートタイム・ラヴァー」は全米1位を獲得している。
『キャラクターズ』(Characters)
1.ユー・ウィル・ノウ-You Will Know
2.ダークン・ラヴリー-Dark 'N' Lovely
3.イン・ユア・コーナー-In Your Corner
4.ビート・オブ・マイ・ハート-With Each Beat of My Heart
5.ワン・オブ・ア・カインド-One of a Kind
6.スケルトンズ-Skeletons
7.ゲット・イット-Get It
8.ギャラクシー・パラダイス-Galaxy Paradise
9.クライン・スルー・ザ・ナイト-Cryin' Through the Night
10.フリ-Free
11.ラヴ・カム・ダウン-Come Let Me Make Your Love Come Down
12.マイ・アイズ・ドント・クライ - My Eyes Don't Cry
1987年11月にリリースされた21枚目のオリジナルアルバム。「ゲット・イット」にヴォーカルとしてマイケル・ジャクソンが参加している。
『カンバセーション・ピース』(Conversation Peace)
1.レイン・ユア・ラヴ・ダウン-Rain Your Love Down
2.エッジ・オブ・エターニティー-The Edge of Eternity
3.タブー・トゥー・ラヴ-Taboo to Love
4.テイク・ザ・タイム・アウト-Take The Time Out
5.アイム・ニュー-I'm New
6.マイ・ラヴ・イズ・ウィズ・ユー-My Love Is With You
7.トリート・マイセルフ-Treat Myself" (Wonder, Andrews)
8.トゥモロウ・ロビンズ・ウィル・シング-Tomorrow Robins Will Sing
9.センシュアス・ウィスパー-Sensuous Whisper
10.フォー・ユア・ラヴ-For Your Love
11.コールド・チル-Cold Chill
12.ソーリー-Sorry
13.カンバセーション・ピース-Conversation Peace
1995年3月にリリースされた22枚目のオリジナルアルバム。前作「キャラクターズ」から7年の歳月をかけたアルバムである。「フォー・ユア・ラヴ」は中止になった世界都市博のテーマ曲、「フォー・ユア・ラヴ」はグレートジャーニーのテーマ曲「カンバセーション・ピース」が収録されている。
『タイム・トゥ・ラヴ』(A Time to Love)
1.イフ・ユア・ラヴ・キャンノット・ビー・ムーヴド-If Your Love Cannot Be Moved
2.スウィーテスト・サムバディ・アイ・ノウ-Sweetest Somebody I Know
3.ムーン・ブルー - Moon Blue"
4.ボトム・オブ・マイ・ハート-From the Bottom of My Heart
5.プリーズ・ドント・ハート・マイ・ベイビー-Please Don't Hurt My Baby
6.ハウ・ウィル・アイ・ノウ feat.アイシャ・モーリス-How Will I Know
7.マイ・ラヴ・イズ・オン・ファイアー-My Love Is on Fire
8.パッショネイト・レインドロップス-Passionate Raindrops
9.テル・ユア・ハート・アイ・ラヴ・ユー-Tell Your Heart I Love You
10.トゥルー・ラヴ-True Love
11.シェルター・イン・ザ・レイン-Shelter in the Rain
12.ソー・ホワット・ザ・ファス-So What the Fuss
13.キャント・イマジン・ラヴ・ウィズアウト・ユー-Can't Imagine Love Without You
14.ポジティヴィティ-Positivity
15.タイム・トゥ・ラヴ-A Time to Love
2005年10月にリリースされた23枚目のオリジナルアルバム。10年ぶりに発表されたアルバムで、プリンスやポール・マッカートニー、愛娘のアイシャ・モーリスらが参加している。
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目次 - Contents
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の概要
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の活動経歴
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の原点
- デビューから史上最年少記録樹立
- 絶頂の70年代へ
- 黄金の70年代
- 国連平和大使に
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)プロフィール・人物像
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)のディスコグラフィー
- アルバム
- 『ジャズ・ソウル〜スティーヴィー・ワンダー・ファースト・アルバム』(The Jazz Soul of Little Stevie Wonder)
- 『レイ・チャールズに捧ぐ』(Tribute to Uncle Ray)
- 『12歳の天才』(THE 12 YEAR OLD)
- 『わが心に歌えば』(With a Song in My Heart)
- 『アット・ザ・ビーチ』(Stevie at the Beach)
- 『アップタイト』(Up-Tight)
- 『太陽のあたる場所』(Down to Earth)
- 『愛するあの娘に』(I Was Made to Love Her)
- 『想い出のクリスマス』 (Someday at Christmas)
- 『アルフィー/イーヴェッツ・レッドナウ』(Alfie Eivets Rednow)
- 『フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ』 (For Once in my Life)
- 『マイ・シェリー・アモール』 (My Cherie Amour )
- 『涙をとどけて』 (Signed, Sealed & Delivered )
- 『青春の軌跡』(Where I'm Coming From)
- 『心の詩』 (Music of My Mind)
- 『トーキング・ブック』 (Talking Book)
- 『インナーヴィジョンズ』 (Innervisions)
- 『ファースト・フィナーレ』(Fulfillingness' First Finale)
- 『キー・オブ・ライフ』 (Songs in the Key of Life)
- 『ホッター・ザン・ジュライ』(Hotter than July)
- 『イン・スクエア・サークル』(In Square Circle )
- 『キャラクターズ』(Characters)
- 『カンバセーション・ピース』(Conversation Peace)
- 『タイム・トゥ・ラヴ』(A Time to Love)
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 『フィンガーティップス』 ( Fingertips)
- 『アップタイト』(Uptight (Everything's Alright))
- 『太陽のあたる場所』(A Place in the Sun)
- 『フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ』(For Once in My Life)
- 『マイ・シェリー・アモール』(My Cherie Amour)
- 『涙をとどけて』(Signed, Sealed, Delivered I'm Yours)
- 『サンシャイン』(You Are the Sunshine of My Life)
- 『迷信』(Superstition)
- 『ハイアー・グラウンド』(Higher Ground)
- 『悪夢』(You Haven't Done Nothin')
- 『愛するデューク』(Sir Duke)
- 『回想』(I Wish)
- 『可愛いアイシャ』(Isn't She Lovely)
- 『ハッピー・バースデイ』(Happy Birthday)
- 『心の愛』(I Just Called to Say I Love You)
- 『エボニー・アンド・アイボリー』(Ebony and Ivory)
- 『パートタイム・ラヴァー』 (Part-Time Lover)
- 『オーヴァージョイド』 ( Overjoyed)
- 『フォー・ユア・ラヴ』 ( For Your Love)
- 『フィール・ザ・ファイアー』(To Feel The Fire)
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の名言・発言
- 「90%以上の人が目が見えない私以上に物事が見えていない」
- 「愛は愛を本当に必要としている」
- 「日本の皆様にお伝えしたいことがあります」
- 「間違っているとわかっていることは、変えていかねばならない」
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 名前の由来は「ワンダー(驚異の)スティーヴィー」
- ネズミを見つけたのは盲目の少年スティーヴィー
- スティーヴィーは共感覚の持ち主
- 「九州朝日放送」の依頼で実現した勝新太郎との対談
- Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)は目が見えているという噂