Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の徹底解説まとめ

Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)とは、アメリカを代表するシンガーソングライターである。1950年ミシガン州サギノーで生まれる。早産のため未熟児網膜症にかかり目に障害が残ってしまう。11歳でモータウンレーベルと契約し、活動を続けている。リリースした楽曲はUSチャートのトップ10、グラミー賞受賞など高い評価を獲得。音楽だけでなく人種差別や障害などのメッセージも高く評価されている。さまざまな楽器をひきこなし、歌だけでなくプロデュースも手掛ける、ソロシンガーソングライターである。

1985年にリリースされた「イン・スクエア・サークル」からシングルカットされ、全米1位を獲得した楽曲。日本でもTDKのCMでオンエアされた、なじみのある楽曲である。

『オーヴァージョイド』 ( Overjoyed)

1985年にリリースされた「イン・スクエア・サークル」からシングルカットされた楽曲。この曲にはジャズ・フュージョンのギタリスト、アール・クルーが参加している。オンワード樫山のCMでもオンエアされたバラードの名曲である。

『フォー・ユア・ラヴ』 ( For Your Love)

1995年にリリースされた「カンバセーション・ピース」からシングルカットされた楽曲。全米チャートでは振るわなかったものの、最優秀R&B楽曲賞と最優秀男性R&B歌唱賞を95年度のグラミー賞で受賞した。正統派のバラードの名曲である。

『フィール・ザ・ファイアー』(To Feel The Fire)

1999年にキリンビバレッジより発売された缶コーヒー「Fire」のTVCMとして制作された楽曲。日本人にはなじみのある楽曲である。キリンはスティーヴィーに作り直しをさせてこの楽曲が誕生した。一説には1曲10億円ともいわれている。

Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の名言・発言

スティーヴィー・ワンダーは楽曲もさることながら、さまざまな名言・発言をしている。どのような名言・発言をしているのか、内容を紹介する。

家族や、自身についての名言・発言

「(小さい頃)母がいつも泣いていたのが嫌だった。彼女は自らが犯してしまった何かについて神様が息子に罰を与えたのだと思っていた。だから僕は母に“盲目でよかったよ”と伝えた。彼女はそれから気が楽になったと思うんだ」

「13歳以上の人はみんな僕の親だった。ダイアナ・ロスは僕の母親、マーヴェレッツもみんなそう、コントゥアーズだって…“今はおやつはダメよ、勉強しなさい、あれしなさい”ってな風にね」

「13歳で大スターになったことを悟った。オーケー、それはいいとして、僕はそれでもアニメ“珍犬ハックル”が観たいんだ」

「僕は根っからの一夫多妻主義だから、僕の魂は多くの女性と結婚していて、僕の愛はみんなのものなんだ」

「人は愛の意味をよく間違える」

「とにかくこの世のものとは思えないものが大好きさ」

「僕は普通の人間ではない。それはずっと変わらない」

「人が赤とか青、緑、黒、白、黄色、オレンジ、紫って言うとある感情がわき起こる。紫は僕にとってクレイジーな色なんだ」

「盲目であることが不利だなんて思ったことはない。黒人であることを不利だなんて思ったことはない」

「私は盲目を悪い部分と考えていない。むしろ、それは人生の本質みたいなものと考えている。考え方、使い方で人生を良くも悪くもする」

「肉体的に盲目であることは罪ではない。精神的に盲目であることは、深刻なハンディキャップだ」

「飛行機を操縦したことはあるよ。セスナ機が何かでシカゴからニューヨークまで飛んだ。みんなすごく怖がっていた」

「私に出来るのは、私が出来ることについて、私が出来るベストを尽くすこと」

音楽に関連した名言・発言

「ソウルというものは、人が泣いたり、笑ったりするある特有の感情と深く関係させる。その感情がリアルであればどんな歌でもいいんだ」

「ある日スモーキー・ロビンソンから電話があって、彼は僕にこう言った。“君の音のセンスが気に入らない。とてもくだらないと思うよ”。僕はこう答えたよ。“あなたや他の誰がどう思うかなんてどうだっていい”」

「モーグは僕の心に宿るものをそのまま表現するための手段だ」

「音楽は、太陽みたいなものだと思う。基本的に太陽の光はどこにでも同じようにさしているし、いつもそれは変わらずにずっとあったのさ」

「私の音楽の基本はいつも変わらない。常に新たな気持ちで挑戦しているだけだ」

政治的な名言・発言

「ここが合衆国であるならば、ここに暮らす民も合衆(Unite)すべきだ」

「トランプに投票しろなんて、僕に車を運転しろって言ってるようなものだ」

「キング牧師の教えと偉業は、僕や世界中の人々を平和へと導いてくれた」

「僕たちは、自分の子供達が人種差別や偏狭、いかなる偏見をも経験しなくていいように、彼らの将来を守らなければならない」

「僕は、世界の女性たちがこう言うことを願っている。“よく聞いて、戦争や破壊の精神から抜け出すまでは愛は与えられないわ”」

「私たちの夢を“恐怖心”に邪魔させないのは素晴らしいこと」

生きることについての名言・発言

「自分には何もないと気づいた時、自分の考えを理解してもらっていることに感謝し始めるんだ、そしてとても気が楽になる」

「なあ、そろそろ現実に気づかないと」

「多くの人が自分はひとりぼっちだと感じている。彼らは自分の内にいる人と対話しようとしない」

「人生は旅だ。我々は旅立つ。そして旅の切符は、まず最初の息吹でね。だから生きるチャンスがあったら生きろ」

「あなたは、他人の期待にあなたの人生の土台をおくことはできません」

「私たち誰もが、能力を持っている。違うのは、それをどう使うかだ」

「あなたは求めなければ、得ることはありません」

「人生の意味とは唯一奮闘することにある。結果、勝つか負けるかは神々の手の内にある。だからこそ奮闘することを賞賛しましょう!」

Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)名前の由来

Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)の名前は、モータウンの社長ベリーゴーディーJrが名前を覚えにくいことから、ワンダー(驚異の)スティービーに決まった。しかし契約書を作る際に秘書が名前と名字を間違って契約書を作成してしまい、「スティヴィー・ワンダー」になった。

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