DEVILOOF(デビルーフ)の徹底解説まとめ
DEVILOOFとは、2015年に結成された、日本のメタルバンドである。桂佑、 Ray、太輝、幹太の4人で構成され、2023年に徳間ジャパンコミュニケーションズからメジャーデビューを果たす。
デスコアのみならず、スラミング、ブルデス、グラインドコアといった音楽性を取り入れた楽曲と、ヴィジュアル系メイクが特徴。
国内外から注目を集めており、3rdアルバム『DYSTOPIA』は、iTunes国内メタルチャート、Apple Music国内メタルチャートで共に1位を獲得している。
DEVILOOFの概要
DEVILOOFとは、ボーカルの桂佑、ギターボーカルの Ray、ベースの太輝、ドラムの幹太からなる、大阪を拠点に活動する日本の4人組メタルバンドである。
バンド名の由来は、「Devil’s proof(悪魔の証明)」という慣用句からきており、メンバーとしては、「常人では理解できないもの」といった意味合いを表している。
「最凶最速」を掲げて2015年に結成し、2023年春に徳間ジャパンコミュニケーションズからメジャーデビューを果たす。
様々な要素を取り入れることに挑戦しており、デスコアのみならず、スラミング、ブルデス、グラインドコアといった音楽性や、日本ならではの和風な表現を取り入れた楽曲が魅力的である。
また、メンバー全員がヴィジュアル系にもルーツを持っていたこともあり、ヴィジュアル系とデスコアを融合させた独自の表現や音楽で日本国内外から厚い支持を得ており、国内メタルチャートで1位を獲得したこともある。
DEVILOOFの活動経歴
結成から一時活動休止まで
2015年10月1日、1stシングルとなる『Ruin』のMVを始動に先駆けて公開したことにより、日本だけにとどまらず、世界からも注目を浴びる。
2016年には、世界最大のメタルフェス『Wacken Open Air』の出場権をかけた『Metal Battle Japan』に参加し、決勝ラウンドに進出した。
また、同年8月31日、1stミニアルバム『PURGE』を発売。このようなジャンルの音楽としては異例の売り上げである、オリコンインディーズチャート12位を記録した。
2017年4月27日に、5月3日の目黒鹿鳴館での公演を以って、一時的に活動休止する事を発表する。
再始動からメジャーデビューまで
10月1日に新メンバーのRayを迎え入れて活動再開。11月15日には1stフルアルバム『Devil's Proof』を発売し、バンドのロゴも一新した。
2018年1月、DANGER CRUE傘下の9thRecordsとの契約を発表。同年10月に、メンバーの脱退があり、愛朔と幹太を迎え入れて2019年3月に新体制を始動した。
2019年6月19日、「和」をテーマにした2ndフルアルバム『鬼』を発売し、 それに伴うワンマンツアー、EUツアーも予定してた。しかし、コロナウイルスの影響により、EUツアーや国内ワンマンツアーが延期になる。それにより、初の無観客配信ライブ『I HATE COVID-19』を開催する。
2021年8月28日には日本テレビ系「有吉反省会」に出演。12月8日にリリースされた3rdアルバム『DYSTOPIA』が、iTunes国内メタルチャート、Apple Music国内メタルチャートで共に1位を獲得し、より一層支持を集めていく。
そして翌年の2022年12月16日、徳間ジャパンコミュニケーションズより2023年春にメジャーデビューすることを発表した。
DEVILOOFのメンバー
現メンバー
桂佑(けいすけ)
『DEVILOOF』の初期メンバーで、ボーカルと楽曲作成を担当している。12月30日生まれ。
「メタル界の技のデパート」と言われるほど、既存のデスボイスやオリジナルのデスボイスを幅広く扱うことができる。
見た目とは裏腹に、無類の猫好きであり、猫を2匹飼っている。
Ray(れい)
2017年9月に加入し、ギターボーカルと楽曲の作成を担当している。1996年4月17日生まれ。
ギターの速弾きが得意。また、曲によってはメインボーカルを担当し、ボーカルである桂佑とは違った、伸びのある綺麗なハイトーンボイスが特徴的である。
水産高校出身ということもあり、魚が捌けるという意外な一面を持っている。
太輝(だいき)
『DEVILOOF』のリーダーで、ベースを担当している。3月6日生まれ。
日本では使い手が少ない、7弦フレットレスベースを使用している。
音楽知識が豊富で、海外のメタルバンドのアーティスト写真を見ただけで、どこの国のバンドかがわかる程の知識量を持っている。
幹太(かんた)
2018年12月に加入し、ドラムを担当している。1月24日生まれ。
リズム感が良く、テンポをほとんど崩すことがない安定感と、速さを持ち合わせている。
個人のYouTubeチャンネル「幹ちゃんねる」を運営しており、ゲーム実況やドラムの演奏動画を配信している。
旧メンバー
目次 - Contents
- DEVILOOFの概要
- DEVILOOFの活動経歴
- 結成から一時活動休止まで
- 再始動からメジャーデビューまで
- DEVILOOFのメンバー
- 現メンバー
- 桂佑(けいすけ)
- Ray(れい)
- 太輝(だいき)
- 幹太(かんた)
- 旧メンバー
- 竜弥 (りゅうや)
- 晟也(せいや)
- ひろと
- 愛朔(あいさく)
- DEVILOOFのディスコグラフィー
- シングル
- 『Ruin』
- 『Ishtar』
- 『「開花」』
- 『Devil’s Calling / Angel’s Cry』
- 『Newspeak』
- 『Everything is all lies』
- ミニアルバム
- 『PURGE』
- 『DAMNED』
- 『Song For The Weak.』
- アルバム
- 『Devil’s Proof』
- 『鬼』
- 『DYSTOPIA』
- DEVILOOFの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 『拷訊惨獄』
- 『Dusky-Vision』
- 『Ruin』
- 『ESCAPE』
- 『Damn』
- DEVILOOFの名言・発言
- 桂佑「俺は続けとったら邪道でもほんまになると思うし、今日ここに立ってみて俺らは間違ってなかったって思いました」
- 太輝「DEVILOOFがどこまで行けるのか?そこに賭けてみたかった」
- 桂佑「本来ロックってもっと反骨精神むき出しの音楽なんじゃねぇか?」
- 愛朔「自分がカッコいいと思う事を大袈裟にやればいいよ」
- DEVILOOFの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- DEVILOOFの名前の由来は慣用句
- バンドのロゴは江川敏弘がデザイン
- 『流転』に取り入れられている要素は「演歌」
- 『鬼』の構想についての不安要素
- 桂佑の作る曲はメンバーにとって新鮮
- 「Song For The Weak.」はロックンロール本来の意味が軸