魁!!クロマティ高校(クロ高)のネタバレ解説・考察まとめ

『魁!!クロマティ高校』とは、2000年から2006年まで、野中英次が『週刊少年マガジン』で連載していたギャグ漫画およびそれを原作としたテレビアニメ、実写映画。真面目な主人公神山高志は、不良だらけのクロマティ高校に入学してしまい、当初は学園を立て直そうと奮闘するが、結果的に個性が強すぎる登場人物達の中で混沌とした高校生活を送ることになる。キャラクター達やストーリーがとにかく破天荒であり、シュールな笑いも人気となり、野中英次の代表的作品となった。

『魁!!クロマティ高校』の概要

『魁!!クロマティ高校』(さきがけ クロマティこうこう)とは、野中英次によるギャグ漫画、及びそれを原作とする同名のテレビアニメ、映画。略称は「クロ高」。
漫画は『週刊少年マガジン』にて2000年34号から2006年24号にかけて連載され、2002年第26回講談社漫画賞少年部門を受賞した。単行本は全17巻。
優等生である主人公神山高志(かみやまたかし)が、引き算さえできれば入学できるという、不良達が集う底辺校、東京都立クロマティ高校にとある理由により入学してしまうが、結果的に不良達と交友を深めていくというストーリー。高校生の常識的な枠組みを越えるレベルで個性的なキャラクター達や、高校という舞台を越えた破天荒なストーリー展開、そしてシュールで斬新なお笑いが人気を博し、野中英次の代表作となる。
クロ高はヤンキーばかりの超不良校で、校内外問わずの喧嘩や抗争が常に絶えない。在籍している不良生徒はリーゼントやパンチパーマ等の所謂一般的な見た目のヤンキーだけではなく、ゴリラ、ロボットも普通にいる。設定上は共学だが、女子生徒はほぼ登場しない。
また、スピンオフ『クロマティ高校 職員室』がWEB漫画誌『マガジンポケット』で連載されていた。

テレビアニメ版は、テレビ東京系列で2003年10月3日から2004年3月26日まで全26話が放送され、原作8巻までのストーリーの一部がアニメ化された。制作はProduction I.G。当時としては珍しく一回15分のアニメで、1回の放送で原作の約3話分を放送していた。
ジャンルとしてはギャグ漫画ではあるが、登場人物の多くが不良であるため、毎回オープニングの前に「このアニメの真似はしないようのに」と神山が注意を促すシーンが挿入されていた。
公共での放送のため、クロ高生の行動の一部が変更されている。タバコの代わりにスライム状の謎の物体が乗った棒を咥えていたり、セリフの「殺す」が「ころがす」、「クスリ」が「体に悪いこと」に変更されていた。そういった点も規制を逆手に取ったギャグと考えられる。
オープニングテーマは吉田拓郎、数話限定のエンディングテーマはサンプラザ中野が担当しており、ギャグアニメの割にかなりの大御所を起用している。

映画版としては、2005年7月23日に『魁!!クロマティ高校 THE☆MOVIE』が公開された。映画版が公開されるにあたり、元プロ野球選手のウォーレン・クロマティが無断で名前を使用されたとして配給会社と講談社に対して民事訴訟を起こした。
ウォーレン・クロマティは同じく名前を使用された球界のランディ・バースやオレステス・デストラーデにも民事訴訟を起こしたらどうかと提案したが、その二人は名前を勝手に使われたことに対して不快には思っておらず、訴訟を起こすことはなかった。
映画版のストーリーに関しては、前半は原作を基が元になっているが、後半は北斗の嘘から結成された「地球防衛隊」と宇宙猿人ゴリの戦いを描くオリジナルの展開になった。
ちなみに映画版では喫煙シーンの差し替えなどは無い。

『魁!!クロマティ高校』のあらすじ・ストーリー

神山達の高校生活

不良に囲まれて戸惑う主人公の高志

主人公、神山高志(かみやまたかし)はひょんなことから恐ろしい不良達の巣窟、クロマティ高校に入学してしまい、荒れ果てた高校を立て直そうと一旦決意する。
不良デビューしかけたり、パシリを引き受けたりと、本人も何度か道を踏み外しかけるものの、作中一のバカでありボケ担当である林田慎二郎(はやしだしんじろう)や、常識人だが存在感のないツッコミ担当の前田彰(まえだあきら)と出会い、高校生活に馴染み始める。
クロ高は不良という次元を超えた非常に個性豊かな生徒達で溢れかえっていた。クイーンのボーカルにそっくりの通称フレディ、喧嘩最強だが何故か乗り物に弱い竹之内豊(たけのうちゆたか)、ゴリラの豪ヒロミ(ごうひろみ)、どこからどうみてもロボットのメカ沢新一(しんいち)、転入生である御曹司の北斗武士(ほくとたけし)やその子分等と出会っていくうちに、神山も少々のことでは驚かなくなる。
また、四天王なのに何故か5人いるクロマティ四天王の面々や、二本の角が生えた謎のカチューシャを着用する高橋秀樹等、上級生にも個性が強い人物達で溢れていた。
そんなクロ高では、校舎に隕石が落下し宇宙人が出てきたり、修学旅行の飛行機がハイジャックされたりと、常識では考えられないことが日常的に起こり続ける。
本作には他校も登場し、クロ校は不良校であるがゆえ他校との因縁も多くあった。しかし、デストラーデ高の山口ノボル(やまぐちのぼる)は実はお笑いにうるさかったり、マニエル高の藤本貴一(ふじもときいち)はネットオタクであったりと、それぞれの番長格の生徒が不良とはまた異なった意外な一面を持つ。
やがて、話の舞台は時に高校から外の世界にも広がっていく。日本番長選手権では1回戦のクイズで神山ただ一人だけが正解し、見事チャンピオンの座に輝く。他にも、野球の合宿をしようとして樹海に迷い込んでしまったりと、神山と一行はどこまでもバカっぷりを発揮していく。

ゴリラの寿司編

豪ヒロミ(ゴリラ)は寿司職人に弟子入りしていた。ある日、店にガラの悪い地上げ屋がやってくるが、それは店主の息子であった。過去に息子は店を継ぐために店主の下で修業していたが、その結果うまくいかずグレてしまい、今に至ったという。店主は立ち退きに応じず息子を追い出すが、それを追いかけるゴリラ。息子はゴリラに、「本当は船乗りになりたかったが親の道を押し付けられた。」と語る。ゴリラは、息子を追い出した後店に一人佇む店主に対し、シャリにバナナを乗せた「バナナ寿司」を差し出した。「いくらバナナが好きだからと言っても自分の好みを人に押し付けるのは間違っている。」と店主はゴリラを叱る。そう語る最中、息子に寿司の道を押し付けていた自身の愚かさに店主は気付く。そしてある日、店主がいつものように準備のために店に入ると、なんと息子が洗い場にいた。息子はポケットからバナナの寿司を取り出し、店主と同じように、ゴリラに色々気付かされたのだと語る。店主が、「もう寿司屋の道を押し付けることはしないが、今の仕事はやめとけ。」と言うと、息子は帰っていった。
そんなこんなで息子と和解した店主だが、現在新しい店を出そうと考えているらしく、その店をゴリラに任せようと考えていた。そのことを弟子に話すと、「確かにゴリラの寿司職人としての実力は認める、しかしゴリラだ。」と返答する。すると店主は「あいつはオレらのらの家族以上の存在だ、ゴリラなんて言うな。」と激怒した。
次の日に店主が出勤すると、ゴリラはいなくなっており、どうやら保健所に連れていかれたらしい。「やっぱゴリラだ。」と頭を抱えながら呟く店主だった。

林田の地底猿帝国編

ある日、林田が道でどこかの高校の不良三人と喧嘩になり、蓋が開いたマンホールに足を引っかけ下に落ちてしまう。気づくと薄暗い下水道のような場所におり、そこに猿が数匹現れ、アジトにある牢屋に連れていかれた。
独房の中で佇む林田。ガリという猿にどこからやってきたのかと聞かれ考える林田だが、記憶喪失になっていた。そこで、ガリから猿の世界で希望の光を意味する「カイツ」という呼び名を授かる。そうしていると突然謎の地鳴りが牢屋中に響き渡り、ガリが「アイツが来た。」と呟く。「アイツ」というのは伝説の悪魔のことらしい。すると、部屋に猿達が突如押し寄せてきた。その先頭のライザーという猿曰く、猿の国に伝わる古文書によると、人間は希望の光、もしくは破滅の闇になりえるのだという。そして、「とある山」に立ち入るにあたって、林田の同行が必要になると言った。その山へと向かうライザーと林田。山の中に眠っている「稲妻の剣」があれば「アイツ」に立ち向かうことが出来るのだという。山に着き中に入り、番人である猿から稲妻の剣を授かる。過去の救世主達も全員モヒカンヘアーだったのだという。猿のアジトに着いた林田は疲れ切り眠りにつくが、起きてみるとなんと枕元に置いていたカツラが無くなっており、頭に布を巻いて頭を隠しとりあえず今を凌ぐことにした。モヒカンを取り戻さないといけない状況の中、丸い形をして一部分だけ毛が生えているような物は見かけなかったかとガリに質問してみる。すると、ガリがカツラを持ってきたが、それはちょんまげであり、林田は仕方なくそれを被ることになった。
林田が猿の街に出てみると、大きな地鳴りが響いており、「アイツ」との本当の戦いが始まろうとしていた。自分の髪形は全部カツラだということを皆に真実を打ち明けようと決心した林田だったが、もはや皆は髪形など気にはしておらず、林田を救世主として崇めているようだった。そして林田と猿達は「アイツ」がいる場所へと向かう。道中、黒装束の猿達が林田達の前に立ちふさがるが、それを護衛の猿達に任せて林田は秘密のルートとされる洞窟へ奥へ向かう。洞窟の中で稲妻の剣が輝き、林田を進むべき方向へ導く。すると薄暗い部屋にたどり着き、そこには頭に布を巻いた人間が一人座っていた。男は早速林田に「仕事を与える」と言った。その内容は、この部屋の中にある沢山の機器を使い、地震や落雷を起こして猿の数を調整し、文明の発展による争いが起こらないようにする、というものだった。そんな虐殺に加担したくないと林田は拒否するが、男が頭の布を取ると髪形がモヒカンであり、「モヒカンが引き継ぐ使命だ。」と林田に迫る。そこに、ガリが助けに現れた。モヒカンのカツラはガリの友人が持っていたらしく、それを林田に渡した。そして、ついに記憶を取り戻した林田は自身について名乗りを上げ、稲妻の剣で部屋にある機器を次々に破壊していく。そこでモヒカン男は全てのマシンを停止させ、「自分を止めてくれる人が来るのを待っていたのかもしれない。」と言う。すると、部屋の天井が突如割れて開き光が差し、そこからロープが垂れ下がる。どうやらこれが古文書にあった上界への扉らしい。暗闇の中ロープを上り続ける林田。一時間すると上から丸い光が差し、かつて自分が落ちたマンホールに出た。すると早速三人組のどこかの高校の不良達に絡まれる。猿の世界に落ちる直前のあの時と同じ状況であることに気付き、不良達に詫びを入れ、その場を去る林田だった。

映画研究会編

ある日、前田が教室で宿題の作文を書いていたが、その内容の出来が良く、クラスメート達から続きを期待されるようになった。そして作文の内容について定期的に神山に相談し、ストーリーに関して様々なアドバイスを受けることになったのだが、神山からその作品が打ち切りになったことを告げられる。前田の宿題の作文であるにもかかわらず。
そしてある日、前田の作文に対して映画化のオファーが来ておりやはり書き続けてほしいと神山達が前田に話す。早速そのオファーをしたクロ高映画研究会の監督に会いに行くことになった。監督は主演の前田を演じる役者を前田に紹介するのだが、かなりふくよかな男であり、原作者としての前田のイメージとはかけ離れていた。その役者を採用した理由は、ゆで卵を40個一気食いするシーンを撮影する必要があるかららしいのだが、前田自身はそのようなエピソードを書いた記憶はなかった。後日、前田は映画研究会を訪れ、ゆで卵一気食いのシーンは原作には無かったと監督に訴える。すると、どうやらそのシーンは別の映画のものらしい。
そして上映会当日、クロ高生達が集まった。映画のタイトルは「さすらいの騎士」であり、昼飯のシーンでゆで卵一気食いが確かにあった。

相撲部編

クロ高相撲部では今日もぶつかり稽古が行われていたが、部員が二人しかいなかった。そこで新入部員をスカウトすることになり、マスクド竹ノ内とクロマティ四天王メンバーのユリーが入部することになった。部長はまず相撲の聖地である両国について彼らに教えることにした。両国について、部員達はちゃんこ部屋と相撲部屋しかなく、力士しか歩いていない、というイメージを持っているらしく、実際はそうではなく、一般的な街とさほど変わらないということを部長は伝えた。
後日、全国大会に向けて部員が5人必要であるため、マスクドが神山を入部させた。そして、経験を積むため、部長がバース高校に練習試合を申し込んだ。練習試合当日、バースの相撲部は人数からして相当な規模だったが、試合でマスクドが五人抜きを達成し皆が騒然となる。そして、林田もいつの間にか相撲部に入部していた。
ある日、部室で神山がマジックショーを行っていた。ユリーを一旦布で覆い、そしてもう一度布を取るとゴリラに入れ替わっており、ユリーは少し離れたロッカーから出てきた。そして、次に部長を布で覆い、布を取るとゴリラに変わっていたが、部長がどこに行ったのかがわからなくなってしまう。そこで、とりあえずゴリラを部長として一旦活動していくことになった。ある日、気付くと部長は戻ってきていた。異世界に行き、その賭博相撲の興行師から試合のスカウトをされたらしい。試合は基本鎧を着て行うものだったが、部長はマワシだけを付けて猛者達を次々と倒していき、優勝したのだった。
神山周辺の相撲ブームはやがて北斗の耳にも入るようになってきた。そして、北斗軍団の威信にかけて何としても相撲部に入部するように北斗のは子分に命令する。北斗の子分が早速相撲部の部室に行ってみると、部長の誕生パーティーの準備が行われていた。林田は北斗の子分に、既に準備してある巨大な誕生ケーキの中に入り、部長が部室に来た時に中から出てきて驚かすように頼んだ。部長が来ると皆が誕生日を祝ったが、あまりにも感動した部長は皆を焼肉へと連れて行くと言い、部室を後にした。そのままケーキの中に忘れられた子分。ケーキの中には入れたが、相撲部には入れなかったのであった。
何とかして入部しようと再び相撲部へ向かう北斗の子分。どうやら林田が相撲部を辞めようと考えているらしく、林田として自分の代わりを頼む、とモヒカンのカツラを北斗の子分に渡した。そうして入部することは出来たが、カツラを被った北斗の子分を皆が林田だと思い込んだまま相撲部の日々は過ぎていく。そして地区大会の日、クロ高は決勝まで勝ち進み、大将戦で林田(北斗の子分)が見事に勝利する。しかし皆が胴上げするのは北斗の子分ではなくカツラを付けていない林田だった。

バンチョーちゃん編

クロ高新一年生のバンチョーちゃんは見た目がぬいぐるみそのものであり、そのルックスから皆がバンチョーちゃんに癒されていた。しかし、あまりにも態度の悪い生徒を殴り飛ばしたりと、バンチョーちゃんは見かけによらぬ強さも秘めていた。
道でカツアゲを見かければ不良達を殴り飛ばし退散させたりと、その正義の味方っぷりから次第に皆から信頼されていくバンチョーちゃん。ある時、道に野球の不人気について思い悩んでいるサラリーマンがおり、バンチョーちゃんはその悩みを解決しようと決めた。そして、クラスメート達がある日ラーメン屋でテレビを観ていると、球場で応援団をやっているバンチョーちゃんが映るのだった。
ある日、電車の中で酔っ払いに絡まれている女性を助けたバンチョーちゃんは、その女性からメールアドレスが書かれた紙を渡される。数日後女性とデートすることになったバンチョーちゃんだが、当日朝に着ぐるみの顔の部分を乾燥すると縮んでしまい、これではデートに行けないと悩んでいた。そして、神山の助言から、顔を書いた段ボールを被って女性に会いに行ったバンチョーちゃんだったが、本人だと認識して貰えなかった。そうした失敗から、ネットの掲示板に恋愛相談をするようになり、遊園地でのデート誘えというアドバイスのもと当日女性と待ち合わせるが、今度は女性が遊園地の着ぐるみをバンチョーちゃんと間違えてしまう。
そして、ついにバンチョーちゃんは北斗軍団にも目を付けられることになる。北斗がバンチョーちゃんを「あんな心が和む子分が欲しい。」と言い、イライラしながら道を歩いていた北斗の子分。すると、バンチョーちゃんの着ぐるみが洗濯の後干されているのを見かける。それを着てみる北斗の子分。しかし、あまりにも着ぐるみが熱く、頭の部分を脱ぎ捨ててトイレに行く。戻ってみると、フレディーの馬がそれを被り目の前を走り回っていた。
バンチョーちゃんの頭をつけたままクロ高の校庭を走り回るフレディーの馬。色々な方法を試すが中々頭を取り返せない。ある日、皆で下校している途中、何かの店のショーケースにバンチョーちゃんの頭と同じものが売られているのを発見するが、値段が47000円とかなり高かった。なので、皆でバイトしてバンチョーちゃんに頭を買ってあげようということになる。皆がバイトを始めて一か月経ち、入った給料でバンチョーちゃんの頭を買いに行ったが、店主曰く既に売れてしまったらしい。しかし、似たようなものがある、と店主は言い、フレディの馬の顔のような頭から被るマスクを持ってきた。

打ち切り

ある日、林田が教室で昼寝している時に階段を踏み外しそうになる夢を見るが、目が覚めた時、体制を崩して机から転げそうになる。それを見ていた神山が、最初から階段で寝ていれば体制を崩すことはない、とアドバイスし、階段の踊り場に机を置いて昼寝してみる林田。すると次は水泳している夢を見てしまい、中々階段の夢を見ることが出来ない林田。教室に戻りもう一度トライすると、次は眠りながら右手を握り頬に当てた。何の夢だったかを神山達が聞いてみると、どうやら夢の中で林田は漫画家だったらしく、打ち切りの電話が来たらしい。

『魁!!クロマティ高校』の登場人物・キャラクター

主人公

神山高志(かみやまたかし)/演:須賀貴匡

CV:櫻井孝宏/林原めぐみ(2話ピョコラ・アナローグ三世として一言のみ)

本作の主人公。中学時代は優秀だったが、特殊な経緯によりクロマティ高校に入学してしまう。当初はワルたちに怯えていたが、高い適応能力を発揮し、平然と生活するようになった。
性格は真面目であり、ツッコミ役に回ることが多かったが、段々とボケも担当していくようにもなり、冷酷な事をサラリと言う、という芸風になっていった。スプレーで他校に落書きをしたり、バイク無免許運転で逮捕されるなど非行に走るようにもなり、回を重ねるごとに他の不良も驚く程の内なるワルさを曝け出していくことになる。
ラジオ番組に「ハチミツボーイ」の名で投稿しているハガキ職人でもある。

神山の周辺人物

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