整形水(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『整形水』とは、オ・ソンデによる『奇々怪々』中の1編の漫画作品であり、またそれを原作とするチョ・ギョンフンによる韓国のアニメホラー映画。
人気タレントのメイクを担当しているイェジは、幼い頃から外見にコンプレックスを抱いていた。そんなイェジの元に整形水が届く。それは顔を浸すだけで好みの外見になれるというもので、イェジは整形水を使用して誰もが羨む美人に変貌する。だが、しばらくすると周囲で不審な出来事が起こり始めるのだった。ルッキズムや整形について描いた物語で、整形水で変化するイェジの心情が見所。

ミリ

CV:キム・ボヨン/吹替え版:上坂すみれ
芸能活動をしている美人女優。苛立つとそれを周りにぶつけることがあり、よくメイク担当のイェジに暴言を浴びせたりしていた。

キム・ウォンハ

CV:チェ・スンフン/吹替え版:日野聡
ミリやクウォン・ジフンのマネージャーをしている男性。整形水を使用して美人になったイェジを芸能界に誘う。

その他

施術者

CV:チョ・ヒョンジョン/吹替え版:たかはし智秋
整形水を売り込んでいる女性。美しい容姿とスタイルをしている。イェジに整形水を送り、美人に変貌させた。整形水の使用時間を守らなかったイェジを「豚女」と罵り、イェジに絞殺される。

イェジの母親

CV:カン・シヒョン/吹替え版:杉村理加
イェジの母親。娘を愛しており、一心に愛を注いで育ててきた。イェジが整形水の浸かりすぎでどろどろになってしまった際には、自分の肉を分け与えた。

イェジの父親

CV:キム・ソヒョン/吹替え版:根本泰彦
イェジの父親。家に引きこもるようになった娘を心配していた。イェジが整形水の浸かりすぎでどろどろになってしまった際には、母親と同じように自分の肉を分け与えた。

『整形水』の用語

整形水

20分間顔や体を浸すだけで自分好みの外見になれる奇跡の水。副作用や後遺症もなく変化できる。ただし、使用時間を守らないと皮膚がどろどろに溶けてしまう。また、人間の肉を整形水で溶かして体に貼り付けることも出来る。イェジはこの整形水を使用して美人に変貌し、美に固執し始める。その結果、2回目の使用で使用時間を守れずに皮膚をどろどろにさせた。また、クウォン・ジフンも整形水を使用して女性からイケメンの男性へと変貌する。ジフンも美に執着し、イェジの綺麗な目を整形水に浸して自分の体に貼り付けた。

失踪事件

イェジが整形水を使用した頃、周辺で起き始めた数多くの女性の失踪事件。イェジはクウォン・ジフンの自宅を訪れた際、ジフンの部屋で大量の整形水のボトルと女性の身分証明書を見つけ、ジフンが失踪事件の犯人であると知る。結局イェジはジフンの手にかかり、整形水によってジフンの体に目を貼り付けられてしまった。

イェジの目

黄色と薄紫色をしているイェジの目。他の人にはない2つの色をしており、クウォン・ジフンはイェジの目を見てその美しさを褒めた。

『整形水』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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