超者ライディーン(Reideen)のネタバレ解説・考察まとめ

『超者ライディーン』(ちょうじゃライディーン)とは、サンライズが製作し1996年10月から1997年6月にかけて放映されたヒーローアニメである。ごく普通の男子中学生だった鷲崎飛翔はライディーン戦士としての使命を託されたことから地球を狙う謎の存在「超魔」との戦いに巻き込まれていく。1975年に放映されたロボットアニメ『勇者ライディーン』の設定をベースに「5人の美少年キャラによるヒーローもの」の要素を取り入れているのが特徴である。

CV:矢島晶子
第10話のゲストキャラクター。
飛翔達がボランティア活動で訪れた病院に入院している少年。足を怪我している。本当は怪我自体治っているものの、リハビリでの失敗から歩くことに対して恐怖心を抱いている。そこを超魔モスマンにつけ込まれ、魂だけの状態で彷徨うようになり暴走を起こす。嫉妬心を利用されて憎しみのあまり周りが見えなくなってしまうが、エースの決死の説得を受けて忘れかけていた夢を思い出す。その後、出会った当初エースに突っかかった態度を取ったことを謝罪して和解した。その際エースがライディーン戦士であることを知る。

勝平(かっぺい)

CV:岡本明美
つばさの同級生で2組に所属している。両親が離婚して父親に引き取られており、最近転校してきた。
一流大学を卒業しているエリートの父親から勉強ばかり無理強いされ、さらに趣味の模型を壊されてしまったことから父親に強く反発している。つばさからは何かと気にかけられ、彼女と友達になる。その後つばさ共々超魔エレボスの操る霧に閉じ込められるが、彼の身を案じた父親によって助けられた。その後、自分のプライドを息子に押し付けていたことに気づいた父親から謝罪を受け、和解した。最終回にも登場し、ANGELとThe Heartsのライブを瑠璃やダニー天賀井と共に鑑賞していた。

パオ

CV:南央美
ネパールに住む少年。山登りのガイドを勤めている父親と2人暮らし。母親はゴッドライディーンの攻撃に巻き込まれて亡くなっている。母親の形見である犬のぬいぐるみを大事に持っている。
飛翔がネパールにいるという情報を突き止めたきらりと出会い、父親と共に飛翔のいる山へ案内する。人見知りが激しく当初はきらりを拒絶していたが、彼女の優しさに触れ少しずつ心を開いていく。反対に飛翔に対してはあまり良い印象を持っていない。ライディーンクロウに勝負を挑まれ、さらにきらりを人質にされるも逃げ出そうとする飛翔に「逃げ出す奴は嫌い」と叫んだことで飛翔に戦う意思を思い出させた。

ブラビ

CV:大山高男
パオの父。ネパールで山登りのガイドを勤めている。
「飛翔がネパールにいる」という情報を聞いたきらりと出会い、ガイドを請け負う。

女神(めがみ)セイラ

CV:深見梨加
第24話で初登場。水色のロングヘアが特徴の女性。背中に蝶を思わせる羽根を持っている。きらりからは「セイラ様」と呼ばれている。
遥か昔、ライディーン戦士達と共に地球に降り立つ。聖創世大戦の時、ライディーン戦士達が作り出した「ゴッドライディーン」を操縦して彼らと共に戦った。現在は肉体をすでに失っており、幽体のみの姿になっている。
幼少期のきらりの前に幽体として現れ、彼女に封印の要である双子座のゾディアックオーブを託す。一方で、瑠璃の夢の中にも現れており彼女にも自身の力を託していた。
コミカライズ版にも登場しており、「蛇遣い座のゾディアックオーブ」で蘇ったゴッドライディーンを飛翔に託した。

超魔族

ルーシュ・ド・デーモン/神無 聖月(かんな せいげつ)

CV:矢尾一樹/塚田正昭(神無聖月)
超魔族のボス。角を生やし、悪魔を連想させる翼を持つ男性の姿をしている。
封印から目覚め、宇宙を支配するべくゴッドライディーンを狙い地球に侵略してくる。地球に来てからは黒服を纏った男性の姿となり、「SK-NETWORK」という衛生ネットワークテレビ局の会長として様々な場所で暗躍する。人間時の名前は「神無聖月(かんなせいげつ)」と名乗っている。
西条きらりの歌が超魔の力を半減させるパワーを秘めているのを感じており、彼女を警戒している。25話で飛翔の幼馴染の瑠璃がきらりと共に女神セイラの力を受け継ぐ存在と知り、瑠璃を襲う。瑠璃に心理攻撃を与えて追い詰め、瑠璃を通じてきらりが持つ「双子座のゾディアックオーブ」を奪い取る。ゴッドライディーンを召喚し、ライディーン戦士達を苦しめた。だが自意識に目覚めたゴッドライディーンを制御しきれなくなり、ゴッドライディーンによって滅ぼされた。だが最終回で彼と思しき人物が飛翔の前に一瞬だけ現れており、新たな戦いを予感させる形で終わっている。
テレビシリーズの後日談であるドラマCD版では力の大半を失った状態で復活しており、エキドナをアイドルとして売り出す一方で再び超魔族の復活を目論む姿が描かれている。
コミカライズ版では巨大化し、飛翔の操縦するゴッドライディーンと対決する。最終的に飛翔の放つ「ゴッドブレイカー」によって身体を貫かれて倒された。

バーサーカー

CV:塩屋浩三
第1話に登場。超魔族の1人。狼を思わせる容姿と大柄な体格が特徴。
ルーシュの命令でゾディアックオーブを探す中、西条きらりが身に付けているブローチがゾディアックオーブと見抜きライブコンサートを襲撃する。きらりのブローチを奪おうとするも、ライディーンイーグルに変身した飛翔に阻止され、倒された。きらりに対しては一目で気に入っていた。

ミノタウロス

CV:中田和宏
第2話に登場。超魔族の1人。巨大な牛を思わせる容姿を持ち、背には翼を生やしている。
西条きらりのコンサート会場であるお寺の仏像にあるゾディアックオーブを狙い、会場を襲撃する。ライディーンコンドルと戦う覚悟を固めたライディーンイーグルのコンビネーションによる攻撃を受け、倒された。

エキドナ

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