打首獄門同好会(バンド)の徹底解説まとめ

「打首獄門同好会」とは、日本のスリーピースロックバンドである。Vo&Gtの大澤敦史を中心に2004年に結成。2010年にインディーズレーベルのLD&Kと契約。ロック・パンク・ヘヴィメタルなど重厚感のあるサウンド対し、生活感溢れるユルい歌詞を乗せた独得のスタイルを自ら「生活密着型ラウドロック」と称している。激しいサウンドとユルい歌詞というギャップから、子供から大人まで多くの層に支持を集めている。

2010年10月26日発売。

1. デリシャスティック
2. AJPN
3. チャーシューファキメン
4. 88
5. 野良猫探索隊

インディーズレーベルであるLD&Kと契約し、5曲入りミニアルバムの本作をリリース。『デリシャススティック』はライブでも定番の楽曲だが、駄菓子の「うまい棒」のことである。この楽曲がライブで披露されると大量のうまい棒が客席にばら撒かれれるというイベントも定番化している。また『AJIPN』は「味ぽん」の素晴らしさを語った曲となっている。

『なわけで、それがし打首獄門同好会ですよろしくダカダダンジャーン』

2011年1月25日発売。

1. Sports&Music
2. ドーナツ歌現象
3. まごパワー
4. 流しのスター
5. ハングリー舞曲
6. AJPN
7. チャーシューファキメン
8. ザ・ベストテン
9. ジャック天野
10. ライフライン

レーベル所属後、初のフルアルバム。ヘヴィなハードコアに乗せて「ミスタードーナツが好き」「じじいは孫に弱い」など、ユーモラスな歌詞をやけにキャッチーなメロディとともに歌い上げている。

『獄門のすゝめ』

2012年10月16日発売。

1. その大いなる予算の向こうへ
2. カモン諭吉
3. 私を二郎に連れてって
4. G
5. ファミチキ
6. どうとくのうた
7. おこりマスター
8. 真夜中の決闘

不景気という時代だからの荒波に揉まれて誕生したのが『カモン諭吉』。「カモン」と「嘉門」をかけて、MVには嘉門達夫さんが出演するというくだらなさが面白さを引き立てている。なおMV中に舞っているお札はすべて本物で、製作費は異例の2043万円。いろんな意味で馬鹿げていると評されている。オリコンは初の圏内獲得で、最高位は212位となっている。

『一生同好会します』

2013年10月15日発売。

1. 音楽依存症生活
2. 88
3. ヤキトリズム
4. A.G.A.
5. マイクロウェーブアタック
6. ちょい獄おやじ
7. How do you like the pie?

水曜どうでしょう祭への出演を機に、同番組へ捧げた2曲を収録したアルバム。タイトルは同番組の名言「一生どうでしょうします」をリスペクトし『一生同好会します』と命名された。ジャケットイラストも『水曜どうでしょう』のDVDパッケージを手掛ける松村裕美画伯が手がけるという、メンバーの「どうバカ」っぷりが詰まった1枚である。オリコンランキングでは初の100位以内にランクインし、最高位は83位である。

『まだまだ新米』

2015年11月18日発売。

1. TAVEMONO NO URAMI
2. 日本の米は世界一
3. だいたいOKです
4. 猫の惑星
5. ナイスフォロー
6. New Gingeration
7. だから貯金がたまらない

レーベル所属から6年目を迎える年にリリースしたアルバムだが「まだまだ新米」という気持ちが込められた1作となっている。なお、楽曲にちなんで、YouTubeチャンネルでは実際に「米を作ろう」という企画が実施された。ジャケット写真はその企画での収穫時に撮影したものである。『日本の米は世界一』は米農家からの熱い反響があるとのこと。

『やんごとなき世界』

2017年1月25日発売。

1. やんごとなき世界へ
2. きのこたけのこ戦争
3. 歯痛くて feat.Dr.COYASS
4. 島国DNA
5. Natto Never Dies (Strings Edition)
6. 数多の数奇な物語
7. もつ鍋が呼んでいる
8. 1/6の夢旅人2002

『きのこたけのこ戦争』は言わずもがな、菓子製品の「きのこの山」と「たけのこの里」のどちらが美味しいかを熾烈に争った楽曲である。また、『1/6の夢旅人2002』は『水曜どうでしょう』の主題歌をカバーしたものであり、ここでも「どうバカ」が垣間見れる作品となっている。

『そろそろ中堅』

2019年3月6日発売。

1. こどものねごと
2. パ
3. YES MAX
4. はたらきたくない
5. Shake it up 'n' go ~シャキッと!コーンのうた~
6. 我が内戦
7. おどるポンポコリン
8. HAMAMATSU

結成15周年を迎える年にリリースした本作。『まだまだ新米』に続く形で『ぼちぼち中堅』と命名されている。今作は、「中堅」ということで今一度褌を締めてかかる激しいサウンドかつ、クリエイティヴなロック精神とユーモアを凝縮したアルバムであり、サウンド的な懐の深さやアレンジ力の高さを改めて堪能できる作品となっている。

『2020』

2020年11月18日発売。

1. 新型コロナウイルスが憎い
2. 筋肉マイフレンド
3. サクガサク
4. ああ無性
5. 牛乳推奨月間
6. 足の筋肉の衰えヤバイ
7. ニンニクは正義
8. 明日の計画

『新型コロナウイルスが憎い』は、コロナ禍の日常で制作され1分ソングとしてX(Twitter)上に公開されていた短編曲を、新たに完全版としてレコーディングした楽曲。結成15周年を迎えた2019年から始まった「獄至十五」プロジェクト。このプロジェクトはベストアルバムリリースに全国47都道府県ツアー、全国7都市でのワンマンツアーを実施。しかし、ツアーファイナルは新型コロナウイルスの影響で中止となり、その悔しさが詰まった楽曲となっている。

『ぼちぼちベテラン』

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@samurai713p5

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