打首獄門同好会(バンド)の徹底解説まとめ
「打首獄門同好会」とは、日本のスリーピースロックバンドである。Vo&Gtの大澤敦史を中心に2004年に結成。2010年にインディーズレーベルのLD&Kと契約。ロック・パンク・ヘヴィメタルなど重厚感のあるサウンド対し、生活感溢れるユルい歌詞を乗せた独得のスタイルを自ら「生活密着型ラウドロック」と称している。激しいサウンドとユルい歌詞というギャップから、子供から大人まで多くの層に支持を集めている。
2015年5月6日発売。
同梱DVDには赤坂BLITZワンマンライブ映像を収録。
1. 日本の米は世界一
2. New Gingeration
「打首獄門同好会」の代表曲とも言える一曲が『日本の米は世界一』である。YouTubeチャンネルの再生数は1600万回を超え、全楽曲の中でトップである。
また、同時収録の『New Gingeration』は新生姜のことであり、この楽曲がきっかけで岩下の新生姜とたびたびコラボしている。
『島国DNA』
2016年8月24日発売。
1. 島国DNA
2. Natto Never Dies
島国日本では美味しい魚がたくさん獲れることに感謝する楽曲である。制作のきっかけは「ツアーに出ると港町と出会うことが多く、こんなに魚をおいしく食べられる国は、世界にそうないんじゃないのか、やっぱり日本は海鮮料理先進国だなと」とインタビューで語っている。
『夏盤』
2017年7月12日発売。
1. 糖質制限ダイエットやってみた
2. キレイエアー
3. 私を二郎に連れてって(LIVE)
4. 日本の米は世界一(LIVE)
「目指せ!!武道館 2017-2018 戦獄絵巻」計画として「四季連続リリース」を実施。本作はその第一弾となっている。
『秋盤』
2017年10月11日発売。
1. ニクタベイコウ!
2. SAWAYAKA
3. 10獄食堂へようこそ
4. New Gingeration(LIVE)
「四季連続リリース」企画の第二弾。「打首獄門同好会」にとっては秋は「食欲の秋」。そのため、4曲すべて食に関する楽曲を収録している。
『冬盤』
2018年1月24日発売。
1. スマホの画面が割れた日
2. 忘れらんねえですよ
3. 布団の中から出たくない
4. フローネル(LIVE)
るるてあ作の「コウテイペンギンちゃん」とのタイアップ曲である『布団の中から出たくない』は、寒い冬の日の想いを語った一曲である。コウテイペンギンちゃんの可愛らしさと、大澤のデスボイスという異色の組み合わせとなっている。本作は一般の人からの認知度も高く、YouTubeチャンネルでのMV再生回数は1600万回を超え、『日本の米世界一』に次ぐトップ2である。
『春盤』
2018年3月11日発売。
1. はじまりのうた
2. 47
3. Breakfast
4. おわりのうた
5. 失われし平和な春の日よ(LIVE)
「四季連続リリース」計画の集大成となるシングル。『夏盤』のリリースと同時に始まったこの企画。最終盤の『春盤』は、初の武道館ワンマンライブの日にリリースとなった。これまで1年かけてリリースしてきたシングルは、1年かけて「打首獄門同好会」を語る上では欠かせない楽曲を季節ごとに収録し、武道館ライブへの道筋となっていたのだった。
『こんなバンド名だけどいいんですか』
2021年4月21日発売。
1. シュフノミチ
2. 極・夫婦街道(きわみ・めおとかいどう)
3. カンガルーはどこに行ったのか
4. それだけがネック
本シングルは、すべてアニメ作品とのタイアップで実現した楽曲となっている。日常を切り取って楽曲を制作するスタイルはそのまま、見事各作品のイメージに当てはめられた楽曲となっている。また、アニメ作品は、大人向けのコメディ漫画から、幼児向けアニメまで幅広いジャンルにも関わらず、事もなげにタイアップが成功しているのが本バンドの強みだ。
オリジナル・アルバム
『庶民派爆弾さん』
2009年5月20日発売。
1. 爆走体勢
2. デリシャスティック
3. Breakfast
4. 88
5. フローネル
6. 南国猫ラーメントコナツニャ
7. H.A.G.E.
8. 生粋JAP
9. 若年層爆弾
10. SPD
11. 上野ZOO
12. ジョッキ
13. 逆転トライアングル
14. SAWAYAKA
15. 今日も貴方と南武線
本アルバムは自主制作にして、初の全国リリースアルバムとなっている。バンド初期の曲ながらも「打首獄門同好会」といえばという『フローネル』や『88』などを収録。重厚感のあるサウンドにユルい歌詞を当てはめると言うスタイルはすでに完成していた。
『打首獄門同好会さんが猛烈に自己アピール中です。』
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目次 - Contents
- 打首獄門同好会の概要
- 「打首獄門同好会」の活動経歴
- 結成そしてメンバーチェンジ
- インディーズレーベル「LD&K」と契約とZepp Tokyoでのワンマンライブ
- 確実にファンを増やし日本武道館でのワンマンライブ
- 新型コロナウイルスの影響
- 結成20周年
- 「打首獄門同好会」のメンバー
- メンバー
- 大澤敦史(おおさわあつし)
- 河本あす香(かわもとあすか)
- junko(じゅんこ)
- 高山明(たかやまあきら)
- 杉浦直重(すぎうらなおしげ)
- サポートメンバー
- ナマハゲ
- サカムケ
- 風乃海(かぜのうみ)
- チダケイイチ
- 「打首獄門同好会」のディスコグラフィー
- CDシングル
- 『日本の米は世界一/New Gingeration』
- 『島国DNA』
- 『夏盤』
- 『秋盤』
- 『冬盤』
- 『春盤』
- 『こんなバンド名だけどいいんですか』
- オリジナル・アルバム
- 『庶民派爆弾さん』
- 『打首獄門同好会さんが猛烈に自己アピール中です。』
- 『なわけで、それがし打首獄門同好会ですよろしくダカダダンジャーン』
- 『獄門のすゝめ』
- 『一生同好会します』
- 『まだまだ新米』
- 『やんごとなき世界』
- 『そろそろ中堅』
- 『2020』
- 『ぼちぼちベテラン』
- ベスト・アルバム
- 『10獄~TENGOKU~』
- 『獄至十五』
- 映像作品
- 『Zepp Tokyo 2016』
- 『打首獄門同好会 at 日本武道館』
- 『2020.2.29 Zepp Tokyo獄至十五ツアーファイナル 無観客ワンマンライブ』
- 「打首獄門同好会」の代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- 日本の米は世界
- 布団の中から出たくない
- なつのうた
- はたらきたくない
- 猫の惑星
- 島国DNA
- Shake it up ’n’ go 〜シャキッと!コーンのうた〜
- フローネル
- 筋肉マイフレンド
- きのこたけのこ戦争
- カンガルーはどこに行ったのか
- 死亡フラグを立てないで
- カモン諭吉
- カモン栄一
- 『88』
- 「打首獄門同好会」の名言・発言
- 大澤敦史「やらないのが普通で、ウチがおかしいんです。」
- 大澤敦史「『これ歌にするわ』って生まれた曲が代表曲になるとは、あのときは思わなかったなあ。」
- 大澤敦史「もともと『どうでもいい』んで、歌詞に関しては誰の影響も受けてないですね。」
- junko「いくつになっても頭を振っていたいし、騒いでいたい。」