青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(青ブタ)のネタバレ解説・考察まとめ

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』は、鴨志田一によるライトノベルシリーズ作品およびそれを原作としたアニメ作品である。電撃文庫から発行され、思春期症候群と呼ばれる超常現象をテーマにしている。物語は、高校生の梓川咲太が、不可解な現象に巻き込まれる少女たちと出会い、彼女たちの問題を解決していく過程を描く。彼はバニーガール姿の先輩・桜島麻衣と出会い、彼女の存在が他人に認識されなくなる現象を解決する過程で、自己成長を遂げる。アニメはその独特な世界観と心理描写で多くの視聴者を魅了している。

高校生編の登場人物

国見 佑真(くにみ ゆうま)

CV:内田雄馬
高校2年生。梓川、双葉とは1年の時にクラスメイトであり、その時からの梓川と双葉にとって数少ない友人の1人。美形で、梓川や双葉の周囲からの悪評を気にせず友人として接する。上里沙希の彼氏で、バスケットボール部所属。梓川と一緒にファミレスのバイトをしていて、小説の2巻で古賀も入ってくる。普段は梓川と軽口をたたき合う仲だが、梓川から双葉がピンチと聞かされると自転車ですぐに駆けつけたり、梓川や双葉の相談を理由も聞かずに引き受けたりするなど友達思いだ。梓川のことが原因で上里とケンカしたこともある。双葉から好意を抱かれており、その気持ちには感づいていた節があるが、どうしていいのか分からず気づかないふりをしていた。3巻で「返事はいいよ」と言われつつ双葉に告白され、その後も双葉との友人関係を続けている。双葉と同様に梓川から牧之原翔子の話を聞いていた。多数決ドラマ内では文化祭で、梓川の初恋相手との関係はわからないまま、中学生の牧之原に出会っている。その後入院した牧之原のお見舞いに行ったり、牧之原が危篤状態になったと聞いて病院にやって来たりしていた。母子家庭に育ったため、すぐ自立できることを目指して大学には行かず消防士になることを志望する。正規の消防士になったあと11巻にて梓川、双葉と再会し、互いの近況を報告した。上里との交際も続いている。​​​​​​​​​​​​​​​​

上里 沙希(かみさと さき)

CV:茜屋日海夏
国見の彼女。2年1組所属で梓川のクラスメイトである。クラスの女子グループの中心に立つ人物。ふたつ上に、元峰ヶ原高校生徒会長で、学力優秀な大学生の姉を持つ。国見本人の意思とは関係なく、国見の評判が悪くなるとして、「病院送り事件」などで悪評がある梓川が国見に近づくことを嫌悪している。
高校卒業後、国見が敢えて黙っていたこともあり、梓川は約半年間気がつかなかったが、実は梓川と同じ大学の医学部看護学科に進学していた。そこで赤城の友人となっている。
一方的に敵視されていることもあって梓川は苦手としており、梓川にはなぜ国見がつきあうほどの魅力があるのかわからない。しかし、国見によると「彼女(沙希)は彼女でいいところがある」とのことである。実際、歯に衣着せないところはあるが、友人である赤城のことをしっかり気遣えるようなところを見せている。看護師を目指しているのも、消防士になった国見の支えになりたいためだという。一方、以前よりは落ち着いたが、相変わらず梓川に対する嫌悪感を見せている。​​​​​​​​​​​​​​​​

香芝 玲奈(かしば れな)

CV:内村史子
古賀の友人。クラスのメイングループの中心人物である。前沢陽介を目当てに古賀を連れてバスケ部の練習見学に通いつめた。その結果、古賀が思春期症候群を発症する原因を作ってしまった。​​​​​​​​​​​​​​​​

日南子(ひなこ)

CV:影山灯
古賀の友人。香芝と同じグループにいる。

亜矢(あや)

CV:飯島紗幸
古賀の友人。香芝と同じグループにいる。

米山 奈々(よねやま なな)

CV:東城日沙子
古賀のクラスメイト。砂浜でストラップを捜しているところを、デート中だった古賀と梓川に見つけられ、いっしょに捜してもらう。これは古賀の思春期症候群内によるループ中の出来事で、事態の解消後は古賀が1人で探すのを手伝った。古賀が前沢の告白を断って香芝たちのグループから追い出された後、古賀を自分のグループに誘って友人になっている。
小説の11巻では古賀と共にいたとき、中学時代の同級生男子と偶然再会し、その後付き合いはじめた。​​​​​​​​​​​​​​​​

前沢 陽介(まえさわ ようすけ)

CV:水中雅章
峰ヶ原高校のバスケットボール部の元部員で、物語に初めて登場した時は3年生だった。彼は練習を見学していた香芝に同伴していた古賀に興味を持ち、告白する。その強引な態度が古賀に思春期症候群を引き起こすきっかけとなる。国見の話では、前沢は異性関係での悪評があり、肯定的な評価を受けるタイプの人物ではないという。古賀が梓川と偽の交際をしている間に、彼女に関する悪い噂を流した。そして梓川に喧嘩を売るが、結局は逆に打ち負かされてしまう。

大学生編の登場人物

吉和 樹里(よしわ じゅり)

高校1年生で、小説の10巻で初登場した人物。彼女は梓川が塾講師を務める塾の生徒であり、梓川の教え子でもある。平塚のビーチバレーのクラブチームに所属しており、健康的な日焼けが特徴。一方で彼女の性格はクールで物静かであり、普段はそっけない態度を示しているものの、山田に気がある。

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