超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(愛おぼ)のネタバレ解説・考察まとめ
『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』とは、1984年に公開された日本のSFアニメーション映画。TVアニメ『超時空要塞マクロス』を再解釈したもので、当時の最高峰の作画クオリティで描かれ、高い評価を受けた。キャッチコピーは「それは時空を超えたラブソング」、略称は「愛おぼ」。
地球統合軍のパイロットである一条輝は、アイドルのリン・ミンメイ、母艦のオペレーターを務める早瀬未沙と親しい関係となる。輝が2人の間で揺れ動く中、人類は巨人型宇宙人との戦争に苦戦し滅亡寸前まで追い詰められていく。
早瀬未沙(はやせ みさ)
CV:土井美加
マクロスのブリッジに配属されたオペレーター。19歳。軍人の家系の出身で、士官学校を首席で卒業した才媛。
当初は輝を「命令無視ばかりする生意気な下士官」と見ていたが、地球での探索中に彼の優しさに触れて強く惹かれていく。
マクロスの人々
ロイ・フォッカー
CV:神谷明
マクロスに配属されたスカル小隊の隊長。可変戦闘機のパイロットとしては凄腕で、輝たちを率いて勇猛果敢に戦う。
軍人になる前から輝とは親しい間柄で、兄貴分として彼をかわいがっている。酒を愛する豪放磊落な男で、敵艦に囚われた輝たちを逃がすために奮戦して死亡した。
マックス/マクシミリアン・ジーナス
CV:速水奨
スカル小隊の一員。本名はマクシミリアン・ジーナスで、通称マックス。可変戦闘機のパイロットとしては紛れもない天才で、フォッカーに並ぶ地球統合軍最高峰のエースの1人。
フォッカーの死後、スカル小隊の隊長を受け継ぐ。物語終盤、ほぼ相打ちの形で撃墜したメルトランディのエースパイロットに一目惚れし、彼女と行動を共にするようになる。
柿崎速雄(かきざき はやお)
CV:鈴木勝美
スカル小隊の一員。明るくノリのいい人物で、小隊のムードメーカー。
物語終盤、メルトランディにより長距離狙撃によってあっさり死亡する。
ゼントラーディ
ブリタイ7018(ブリタイ・ジム・ゼム・イン・バン)
CV:蟹江栄司
ゼントラーディの前線指揮官。地球圏に最初に到達した艦隊を指揮している1人で、マクロスのことを「戦力としてはそれほどの脅威ではないが、未知の要素を持つ存在」として警戒。調査を繰り返す中で「歌」という文化の存在を学んでいく。
ゴル・ボドルザー
CV:市川治
ゼントラーディ軍第118基幹艦隊司令長官。ブリタイの上司で、彼からマクロスと歌についての報告を受けた際に、これを兵器として運用しようと目論む。
エンディングクレジットなどでは「ゴル・ボドルザー」となっているが、作中では「ゴルグ・ボドルザー」と呼ばれており、公式設定集などでも表記揺れがある。
『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の用語
地球統合軍(ちきゅうとうごうぐん)
地球の全ての国家が参加している軍隊。ゼントラーディとの戦争が避けられないとの予想から結成された。
可変戦闘機(かへんせんとうき)
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目次 - Contents
- 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の概要
- 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』のあらすじ・ストーリー
- 物語開始前の状況
- 輝とミンメイの出会い
- ブリタイ艦での悲劇
- マクロスへの帰還
- 2つの破局
- 文化の持つ力
- 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 一条輝(いちじょう ひかる)
- リン・ミンメイ
- 早瀬未沙(はやせ みさ)
- マクロスの人々
- ロイ・フォッカー
- マックス/マクシミリアン・ジーナス
- 柿崎速雄(かきざき はやお)
- ゼントラーディ
- ブリタイ7018(ブリタイ・ジム・ゼム・イン・バン)
- ゴル・ボドルザー
- 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の用語
- 地球統合軍(ちきゅうとうごうぐん)
- 可変戦闘機(かへんせんとうき)
- バルキリー
- フォールド
- ゼントラーディ
- メルトランディ
- ヤックデカルチャー
- プロトカルチャー
- 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- マックス「美しい…」
- 輝「君はまだ、歌が歌えるじゃないか!」
- ミンメイ「私、歌うわ。思いっきり!」
- ブリタイ「リン・ミンメイの歌を聞く全ての者に告げる。我らの敵はただ一つ。ゴルグ・ボドルザーを倒し、再び文化を取り戻すのだ」
- 未沙「ただの流行歌よ。何万年も昔に…異星人たちの街で流行った…当たり前の…ラブ・ソング…」
- 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『マクロスシリーズ』の後続作品に与えた影響
- 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:飯島真理「愛・おぼえていますか」
- ED(エンディング):飯島真理「天使の絵の具」