今日からマ王!(まるマシリーズ)のネタバレ解説・考察まとめ

『今日からマ王!』とは喬林知によるライトノベル『まるマシリーズ』をアニメ化した作品である。原作は2000年11月から刊行され、主人公が異世界で魔王として活躍するファンタジー作品となっている。2004年からアニメ放送が開始されると翌年に『月刊Asuka』にて漫画の連載も始まった。漫画のタイトルは『今日からマのつく自由業!』となっており、ライトノベルで挿絵を担当していた松本テマリが漫画を描いている。コメディあり、感動ありと様々な要素が盛り込まれている。

フォンクライスト卿ギュンター

CV:井上和彦
眞魔国王の王佐と有利の教育係を務めている。文武両道であり、最高レベルの魔力を持つ。士官学校の教官の経験もあり、コンラートもそこの生徒だった。
有利がいない間は、有利の仕事を代わりにこなしている。
有利を溺愛しており、過保護すぎるぐらい世話を焼く。
美形だが音痴であり、興奮するとすぐに鼻血を出し、妄想癖もある。
ギュンターもアニシナの実験台にされることが多い。
酒を飲むと服を脱ぎ、下着を頭に被って踊ってしまう癖がある。

村田健(むらた けん)

CV:宮田幸季
有利の中学の同級生。通称「ムラケン」。
中学時代は有利とは、あまり話すことはなかった。高校は有名な私立の進学校、星城高校に通っている。
優しそうな顔をしているが、作品一の腹黒キャラである。
実は双黒の大賢者の生まれ変わり。村田健として生まれる前の記憶を全て覚えている。
両親は仕事で忙しいため、会話はあまりない。しかし有利の母とは気が合い、気に入られている。
有利に不良から助けてもらってから親しくなり、有利と共に眞魔国と地球を行き来している。

眞魔国三大魔女

フォンシュピッツヴェーグ卿ツェツィーリエ

CV:勝生真沙子
眞魔国第26代魔王で、周りからは「ツェリ様」と呼ばれている。年齢は不明。恋多き女性で恋愛をするため、様々な場所を旅している。楽しいことが大好き。
眞魔国三大魔女の一人で、桁外れの魔力の持ち主。他の三大魔女のフォンカーベルニコフ卿アニシナ、フォンウィンコット卿スザナ・ジュリアとは仲が良い。
有利を「可愛い」と言ったり、有利が赤面するような行動をよくしており、有利の反応を見て面白がっている。有利との初対面は、お風呂の中。一人だと思って入っていた有利はツェリを見て驚き、慌ててお風呂から飛び出した。
政治関係は苦手で、魔王を務めた時には全て兄に任せた。
魔剣のモルギフに噛まれた経験がある。

フォンカーベルニコフ卿アニシナ

CV:高山みなみ
眞魔国三大魔女の一人。 魔力で動く魔動装置の発明のため、実験に熱心に取り組む。実験台にされるグウェンダルとギュンターにとっては、非常に迷惑。
自称、毒女。グレタに尊敬されている。グリーセラ卿ゲーゲンヒューバーの事は大嫌い。ヨザックにとってはアニシナは理想の女性。
男尊女卑を目指し、女性には優しいが、男性には非常に厳しい。
作家でもあり、毒女シリーズを書いている。
有利の次の魔王を決める時に、立候補していた。

フォンウィンコット卿スザナ・ジュリア

CV:水野理紗
眞魔国三大魔女の一人。すでに亡くなっており、目は見えていない。優しい性格で、皆に好かれていた。
有利の前世でもある。自分の生まれ変わりが魔王となることを知り、快く受け入れている。そして魔王の魂をコンラートに預けることを望んだ。
体術と治癒の魔術が得意。ギーゼラは直属の部下である。ヴォルフラムの教育係も担当していた。
性格は正義感が強く負けず嫌い。これは来世の有利に受け継がれている。
20年前の戦争で人々を救うため魔力を使い果たし、命を落とした。
有利が魔鏡(まきょう)をのぞき込んで過去に行ったため、有利と会ったことがあり、また有利の意識の中に現れたこともある。

その他の眞魔国の人々

グリエ・ヨザック

CV:竹田雅則
生まれは大シマロンで、魔族と人間のハーフであり、魔力は持っていない。コンラートとは幼なじみ。
魔族が人間を見下す態度に心を痛めている。
13歳の時に母が亡くなり、コンラートの父とコンラートと共に眞魔国に渡る。
眞魔国とシマロンの戦いではコンラートと共に戦い、激戦の末、生き残った。
その後コンラートが軍人を退いたため、グウェンダルの部下になり諜報員として働いている。
女装癖があるが、鍛えられた逞しい体は隠せない。
有利を護衛するため、よく一緒に行動している。

グレタ

CV:くまいもとこ
有利の娘だと偽り、有利を暗殺しようとした。それはグレタは両親(本当の両親ではない)から冷たくされており、両親は魔王の悪口ばかり言っていたため、魔王を殺せばグレタの事を好きになってくれると考えたからだ。
しかし有利に温かく迎えられ、有利の養女となる。グレタは有利のことが大好きで、有利は可愛いグレタの事が心配でたまらない。
実はグレタの正体は、滅んでしまったゾラシア皇国の皇女だった。国が滅びる前に母親に、母親の母国であるスヴェレラに送られていた。
グレタは本当の母親のことが大好きだった。
尊敬しているのは、アニシナとギーゼラ。将来は「毒女」になりたいと思っている。
眞魔国では、皆に可愛がられて大事にされている。

フォンクライスト卿ギーゼラ

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