今日からマ王!(まるマシリーズ)のネタバレ解説・考察まとめ

『今日からマ王!』とは喬林知によるライトノベル『まるマシリーズ』をアニメ化した作品である。原作は2000年11月から刊行され、主人公が異世界で魔王として活躍するファンタジー作品となっている。2004年からアニメ放送が開始されると翌年に『月刊Asuka』にて漫画の連載も始まった。漫画のタイトルは『今日からマのつく自由業!』となっており、ライトノベルで挿絵を担当していた松本テマリが漫画を描いている。コメディあり、感動ありと様々な要素が盛り込まれている。

CV:斉藤次郎
小シマロンの将軍であり、警備担当責任者。
大シマロンのランジールⅡ世と繋がっている。
眞魔国と同盟を結んだサラレギーに謀反を起こすが失敗する。

ベリエス

CV:東地宏樹
サラレギーの部下で、最も信頼されている。
実は神族であり聖砂国の王であるアラゾンの弟だが、アラゾンに自分の意見を聞き入れてもらえず、アラゾンと決別した。
剣と弓が得意で、剣の腕前はコンラートにも負けない。サラレギーを弓矢で射貫いたのは、ベリエスである。
元々髪と眼の色は金色だったが、法術で緑色に変えている。

ジェネウス

CV:佐々木望
創主を倒した大賢者の記憶を元に、アラゾンが作った存在。大賢者のコピーである。
白い鴉をまとめ、法術を使う。
アラゾンに命じられて神剣を探しており、そのために大シマロンの王を利用していた。
眞王をとても慕っており、眞王に会いたいがために眞魔国を襲う。

『今日からマ王!』の用語

異世界(いせかい)

魔族や竜、魔法が存在する世界。戦う時は剣を使う。有利は水を通して、地球と異世界を行き来している。
移動手段は馬であり、連絡手段は白い鳩に手紙をくくり付けて飛ばす。
存在する人々も欧米人に似ていて、街並みは中世ヨーロッパを思わせる。

眞魔国(しんまこく)

異世界にある魔族が暮らしている国。有利はこの国の王。
魔王が管轄している土地と、十貴族の領地がある。
骸骨にコウモリの羽根が生えた「骨飛族(こつひぞく)」や、穴を掘る手足の長いパンダの「砂熊」など不思議な生き物が存在している。
眞魔国では有利のような黒髪、黒目の顔立ちは美形であり、有利が女性に囲まれるシーンもあった。

双黒(そうこく)

黒髪と黒目を持つ者のこと。異世界では欧米人のような外見の人が多いため、とても珍しい存在。
有利も初めて異世界に来た時には、周りの人々に驚かれた。
眞魔国では優れた存在とされ、尊敬や敬意をはらわれる。
大賢者も黒髪と黒目である。

十貴族(じゅっきぞく)

十人の領主一族であり、ヴォルフラムの叔父やアニシナの兄も十貴族の一員。
国の非常事態の際には、軍人として国を守ることもある。また、政治への影響力も大きい。

魔族(まぞく)

眞魔国に存在する種族。個人差はあるが、人間よりも5倍ぐらい成長が遅い。ヴォルフラムも見た目は有利と同い年ぐらいだが、実は82歳。
魔力を持っている者もいる。
コンラートのように、ハーフの者は魔力を持っていない者が多い。

魔術(まじゅつ)

魔族が保持している力。有利は水、ヴォルフラムは火、グウェンダルは地を操る。
しかし人間の土地では、魔術を使うことはできない。使えたとしても体への負担が大きい。
魔王である有利は、人間の土地でも魔力を使えた。

法術(ほうじゅつ)

人間が使う術で、願ったり修行をして身につけることができる。
魔族は人間の国に行くと魔力の強い者ほど、法術の力によってダウンしてしまう。
特にヴォルフラムがよくダウンしている。

神族(しんぞく)

不思議な力を持っている種族で、金髪と金色の眼を持つ。
ベリエスは神族であることを隠すため、髪と瞳の色を法術で変えていた。
治癒能力もあり、ベリエスは自分が放った弓矢で傷ついたサラレギーを治した。
長生きする種族でもある。

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