今日からマ王!(まるマシリーズ)のネタバレ解説・考察まとめ
『今日からマ王!』とは喬林知によるライトノベル『まるマシリーズ』をアニメ化した作品である。原作は2000年11月から刊行され、主人公が異世界で魔王として活躍するファンタジー作品となっている。2004年からアニメ放送が開始されると翌年に『月刊Asuka』にて漫画の連載も始まった。漫画のタイトルは『今日からマのつく自由業!』となっており、ライトノベルで挿絵を担当していた松本テマリが漫画を描いている。コメディあり、感動ありと様々な要素が盛り込まれている。
CV:田口宏子
ギュンターの養女で、治癒魔術が得意。
有利達が暮らす血盟城(けつめいじょう)の人々の体の面倒もみている。
戦いの時には、怪我人の世話をしている。
見た目はおとなしそうな美女だが、仕事が遅かったり緊急の際には言葉が過激になる。部下からは「軍曹殿」と呼ばれている。
スザナ・ジュリアを尊敬し、亡くなる瞬間に立ち会っている。
ウルリーケ
CV:ゆかな
見た目は幼い少女だが、実は800歳をこえている。眞王廟(しんおうびょう)を預かる言賜巫女(げんしみこ)。
性格も子供っぽいところがある。
魔王には及ばないが、魔力は強い。眞王の声を聞き、皆に届ける。
生まれてから一度も眞王廟を出たことがないため、本体から幼い気持ちだけが抜け出し、街で大騒ぎになってしまったことがある。その後、有利と少しの間街を探索した。
グリーセラ卿ゲーゲンヒューバー
CV:平田広明
グウェンダルの父方の従兄弟で、通称「ヒューブ」。
20年前の魔族と人間との戦争で、ゲーゲンヒューバの部隊が予定にない行動をとり、国境の街が奇襲を受けてしまう。その街にはスザナ・ジュリアの部隊が派遣されており、スザナ・ジュリアは亡くなった。その罪で魔笛(まてき)を探すという名目で、国外追放となった。
20年の間にゲーゲンヒューバは魔笛を見つけており、ある場所へ隠した。後に有利が魔笛を見つける。
人間の女性との間に、子供もいる。
自分が犯した罪に苦しみ続け、誰かに殺してほしいと思っていた。しかし有利に会い、眞魔国への忠誠を誓い、眞魔国へ戻ることになった。
スヴェレラ国で禁忌の箱を見ており、ゲーゲンヒューバの眼が箱を開ける鍵だと勘違いされ、左眼を失っている。
眞魔国へ戻ってからは有利を守り、頼もしい存在となった。
眞王(しんおう)
CV:三木眞一郎
第2シリーズから登場する。約4000年前に世界中を脅かしていた創主と戦うために立ち上がった人物。双黒の大賢者に一緒に戦おうと声を掛けた。
しかし創主を完全に滅ぼすことはできずに、4つの箱に封印した。
創主を倒した後に国をつくり、眞魔国初代国王となる。
創主に取り込まれて肉体を捨てるが、消滅はせずに有利や眞魔国を見守っている。有利が褒められるたびに、「俺が有利を魔王に選んだ」と言ってる。
双黒の大賢者(そうこくのだいけんじゃ)
CV:佐々木望
眞王と共に創主を封印した。優秀な軍師であり、眞王のお目付役。
大賢者として生きてきた記憶を消さずに、転生を繰り返している。しかし創主を倒したため、大賢者から村田健になるまでの記憶は、村田健の代で消えることになる。
フォンシュピッツヴェーグ卿シュトッフェル
CV:石塚運昇
ツェツィーリエの兄。ツェツィーリエが魔王を務めていた時は、政治関係を全て行っていた。
人間が嫌いで、人間の国との戦争を引き起こした張本人であり、コンラートを最前線に行かせた。
有利が魔王になってからは、有利に気に入られようと必死である。
有利の次の魔王を決める時に、ツェツィーリエにもう一度魔王をやらないかと提案していた。
リリット・ラッチー・ナナタン・ミコタン・ダカスコス
CV:松山鷹志
眞魔国の兵士で、通称「ダカスコス」。ギーゼラによく怒られている。
ギュンターの出家に同行させられ、スキンヘッドとなり、最後までそのスタイルだった。
出番が多く、ギャグキャラでもある。
ダンヒーリー・ウェラー
CV:堀内賢雄
コンラートの父親で人間。ルッテンベルクの初代本領主である。人柄も良く、武人としての能力も高かった。
しかし放浪の旅に出てツェツィーリエに寂しい思いをさせるため、グウェンダルには良く思われていなかった。
コンラートと共に人間の土地を旅し、魔族と関わりを持って迫害された人々を眞魔国にある自分の領地に住まわせていた。ヨザックもその一人である。
エーフェ
CV:新野美知
第3シリーズより新人のメイドとして登場する。厨房担当である。
十貴族とその家族
フォンビーレフェルト卿ヴァルトラーナ
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目次 - Contents
- 『今日からマ王!』の概要
- 『今日からマ王!』のあらすじ・ストーリー
- 第1シリーズ
- 第2シリーズ
- 第3シリーズ
- 『今日からマ王!』の登場人物・キャラクター
- 眞魔国の人々
- 渋谷有利(しぶやゆうり)
- ウエラー卿コンラート
- フォンビーレフェルト卿ヴォルフラム
- フォンヴォルテール卿グウェンダル
- フォンクライスト卿ギュンター
- 村田健(むらた けん)
- 眞魔国三大魔女
- フォンシュピッツヴェーグ卿ツェツィーリエ
- フォンカーベルニコフ卿アニシナ
- フォンウィンコット卿スザナ・ジュリア
- その他の眞魔国の人々
- グリエ・ヨザック
- グレタ
- フォンクライスト卿ギーゼラ
- ウルリーケ
- グリーセラ卿ゲーゲンヒューバー
- 眞王(しんおう)
- 双黒の大賢者(そうこくのだいけんじゃ)
- フォンシュピッツヴェーグ卿シュトッフェル
- リリット・ラッチー・ナナタン・ミコタン・ダカスコス
- ダンヒーリー・ウェラー
- エーフェ
- 十貴族とその家族
- フォンビーレフェルト卿ヴァルトラーナ
- フォンカーベルニコフ卿デンシャム
- フォンウィンコット卿デル・キアスン
- フォンウィンコット卿リンジー
- 魔剣
- ウィレム・デュソイエ・イーライ・ド・モルギフ
- 元眞魔国の人
- フォングランツ・アーダルベルト
- 人間の国の人々
- サラレギー
- フリン・ギルビット
- ヒスクライフ
- ベアトリス
- ニコラ
- ナイジェル・ワイズ・マキシーン
- 地球の人々
- 渋谷勝利(しぶやしょうり)
- 渋谷美子(しぶやみこ)
- 渋谷勝馬(しぶやしょうま)
- ボブ
- ホセ・ロドリゲス
- ゲストキャラクター
- ブランドン
- シュバリエ
- ルイ・ビロン
- イズラ&ニナ
- ステファン・ファンバレン
- カロリア編で登場する人々
- キーナン
- アフロ
- 山脈隊長(さんみゃくたいちょう)
- テリーヌ
- ジェイソン&フレディ
- ベラール四世陛下
- 聖砂国編で登場する人々
- アラゾン
- イェルシー
- ベネラ / ヘイゼル・グレイブス
- アビゲイル・グレイブス
- 刑務所編で登場する人々
- ラナタン
- 鷹目(たかめ)
- アニメオリジナルキャラクター
- レイヴン
- エリザベート
- ドリア、ラザニア、サングリア
- アルフォード・マキナー
- ベルマ
- ポチ
- グリーセラ・エルンスト
- アントワーヌ・ジャン・レピエール
- ライラ
- オンディーヌ
- セラフィーヌ
- エアハルト・ウィンコット
- クリステル・ウィンコット
- ルーファス・ビーレフェルト
- ジークベルト・ヴォルテール
- ローレンツ・ウェラー
- ベラールⅡ世
- ランジールⅡ世
- ゲラルト
- ベリエス
- ジェネウス
- 『今日からマ王!』の用語
- 異世界(いせかい)
- 眞魔国(しんまこく)
- 双黒(そうこく)
- 十貴族(じゅっきぞく)
- 魔族(まぞく)
- 魔術(まじゅつ)
- 法術(ほうじゅつ)
- 神族(しんぞく)
- 創主(そうしゅ)
- 禁忌の箱(きんきのはこ)
- 『今日からマ王!』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 有利とコンラートとの対決シーン
- ウェラー卿コンラート「自分の道をまっすぐ歩けるように、何者にも負けない強い輝きを持った物。 全ての者の太陽となりますように」
- 渋谷有利「時間はかかるかもしれない。それまでに、より多くの戦いを繰り返し、より多くの誤解が、悲しみが生まれるかも。 それでもいつか、みんなが分かり合える日が来るって、俺は、そう信じてる」
- フォンヴォルテール卿グウェンダル「お前は一度ここで死んだ。 そのあとをどう生きようと、お前の勝手だ。 恩義を感じるなら、そこの魔王陛下に忠義を尽くせ」
- フリン・ギルビット「種族など関係ありません。 人間の中にも、心に魔を宿した者はいます。 魔族の中にも、美しい心を持った人たちがいる、あなたたちにはそれがわからないの?」
- 『今日からマ王!』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 原作者の喬林知も西武ライオンズファン
- 声優は様々な役を担当
- 青年時代のグウェンダルの声を出すのに苦闘する大塚明夫
- 『今日からマ王!』の主題歌・挿入歌
- アニメ第1シリーズ ・第2シリーズOP(オープニング):THE STAND UP『果てしなく遠い空に』
- アニメ第1シリーズED(エンディング):THE STAND UP『ステキな幸せ』
- アニメ第2シリーズED(エンディング):BON’Z『ありがとう~』
- アニメ第3シリーズOP(オープニング):吉田旬吾 with M-Tone『世界よ笑え』
- アニメ第3シリーズED(エンディング):吉田旬吾 『Going』
- 挿入歌:吉田旬吾『大切なもの』