上京生活録イチジョウ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『上京生活録イチジョウ』とは原作・萩原天晴、漫画・上原求、新井和也、協力・福本伸行による漫画。福本の代表作『賭博破戒録カイジ』に登場する消費者金融を主とする帝愛グループ傘下の裏カジノ店オーナーの一条聖也(いちじょうせいや)を主人公としたスピンオフ作品である。この作品は後に、1玉4,000円する悪魔的パチンコ台「沼」を開発するなどして、帝愛の上層部にのし上がることになる一条の入社前の高卒で岡山から上京し燻っていた日々を描いたギャグ漫画である。

第1巻6話に登場する、村上の妄想上の村上がオーナーを務める個人の珈琲店。

深夜テンション

第3巻21話に登場する、真夜中特有のハイテンション。
突如一条に感動的なバラード調のメロディが舞い降りる。それを早速村上聴かせると村上も感動し、そこで2人は共同でそのメロディに相応しい歌詞を書くことになる。やがて寝る間惜しんで書き上げるも、時間帯が深夜であるため、深夜テンションを一条は警戒していた。しかし翌日になってもその感動にブレは無かった。しかし歌唱力も楽器も演奏できない2人にその楽曲をどう発表するべきかまでは分からなかった。結局お蔵入りとなった。

ニート村上

第3巻22話に登場するニートキャラクター。
ブラック気味のカラオケ店を辞めた村上がいっ時無気力ゆえ陥ったキャラクター。楽して稼ぐことばかり考えるようにもなる。

恋愛補完計画

第5巻32話に登場する、一条のバイト先で山田の恋を成就させるため発動された計画。山田は同じバイト仲間の調理スタッフ小崎に想いを寄せていたがその小崎はなんと一条に想いを寄せていた。仲介に入っていた美沢は奇しくも小崎の恋を成就させるべく恋愛補完計画にも加わることになってしまう。

青き討論会(ブルーディスカッション)

第6巻43話に登場する、青春時代にありがちな討論会。登場回で村上含めた一条のバイト仲間の男達が真実の愛があるかについて熱い議論が交わされていた。それに終止符を打ったのは渋々遅れてやってきた女性ホールスタッフの倉持だった。「真実の愛があるのかは知らないけど⋯真実の愛とそうでない愛を分けることって⋯周りを傷つける自分勝手な行動をとる言いわけになるかもねー」と倉持はしれっとトドメを刺す。真実の愛についてはここで結論づく雰囲気ではあったが今度は何のために人は生きているのかという議題が生じる。青き討論会(ブルーディスカッション)に終わりはない。

ペットのハムスター関連

モモ太用3段クルーン特製滑り台

ペットのハムスター、モモ太のため一条が考案、制作した特製すべり台

第1巻7話に登場する、一条がペットのハムスターモモ太の為に製作した滑り台。後に帝愛に入社し開発することになる1発4,000円のパチンコ台「沼」を彷彿させる。

ハムスターオフ会

第4巻26話に登場する、ハムスター愛好家の集い。ハムスター界で名を馳せる猛者が多く集う。

ハムスターカフェ モフモフ

第4巻26話に登場する、ハムスターオフ会の会場。

ハムケツ

第4巻26話に登場する、ハムスターのケツの総称。自身の飼うハムスターカン太ハムケツばかり追いかけるカンタママがそう呼び始める。

ハムハムビンゴ大会

第4巻26話に登場する、ハムスターオフ会のメインイベントとなるビンゴ大会。

ハムハム写真集

第4巻26話に登場する、ハムスターオフ会のメインイベント、ハムハムビンゴ大会の景品。ハムスター界ので名を轟かせる松本ハム男が撮影した写真集。カンタママなどが食い付く。

ハム番

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