奇跡が降る街(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『奇跡が降る街』とは、1991年に公開されたアメリカのコメディドラマ映画である。監督はジョージ・ギャロで、本作は事実を基に描かれている。生まれつきの幸運体質である主人公のフランクが約9億円ものニューヨーク州初の宝くじに当選する物語である。フランクは幸運体質ではあったが彼の人生は決して穏やかなものではなく、マフィアと賭博をしたり仕事を転々としたりすることもあった。次から次へと予想外の出来事が起こるため次はどんな展開になるのだろうと見ている人を惹き付けるような作品である。
フランク・ペシ・シニア(演:ダニー・アイエロ)
CV:樋浦勉
主人公であるフランク・ペシ・ジュニアの父親。冗談を言うことも多く明るい性格。運がいいわけではないが前向きに生きている。昔、妻のミセス・ペシが息子のフランクを出産する時の医療費が足りなかったことでマフィアに借金をしている。そのため長い間、借金返済に苦しめられている。
ミセス・ペシ(演:レイニー・カザン)
CV:一城みゆ希
主人公フランクの母親。はっきりしていて勘が鋭い。フランクの父親が賭け事を黙ってしていたこともお見通しであり家族の誰かが母親に嘘をついてもすぐにばれてしまう。
ヴィト・ペシ(演:フランク・ペシ)
CV:田中正彦
主人公フランクの兄であり、警察官として働いている。遊んで暮らしている弟のフランクをバカにするような発言をすることがあるが、なんだかんだ仲が良い。厳格な性格ではなく、父親や弟が冗談を言うと一緒に笑っている。
マデリーン・ペシ(演:ドンナ・マグナーニ)
CV:叶木翔子
主人公であるフランクの姉。兄弟の中で一番早く結婚した。フランクの兄であるヴィトとよく言い合いをしている。気が強い。
ジミー(演:リック・アイエロ)
CV:梁田清之
主人公のフランクとは小さい頃からの友人であり大人になっても一緒に過ごすことが多く仲が良い。父親がマフィアであることを理由に少し態度が大きいが、そこまでの悪人ではなく根は良い人である。
その他
フィリー・ザ・ナップ(演:ロン・カラバトソス)
主人公のフランクやジミーが賭博をする時に一緒にやる仲間。穏やかな性格で、すぐに居眠りをしてしてしまう。穏やかではあるが臆病ではなく、クラブにマフィアが来た時もクラブから追い返したりと勇気がある。
ルーイ・トゥッチ(演:ヴィック・マンニ)
CV:幹本雄之
マフィアの中でも特に恐れられていて、簡単に人を殺すという噂もながれている。主人公のフランクの父親が1万ドルの借金をした相手でもある。フランクには宝くじ券を自分に売れば1万ドルの借金をチャラにするという話を持ちかける。
質屋の店主
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目次 - Contents
- 『奇跡が降る街』の概要
- 『奇跡が降る街』のあらすじ・ストーリー
- 宝くじの当選者
- 生まれた時からの幸運体質
- どこまでも運がついてくる
- 成功への近道の先に待つのは闇
- うまくいかない父親の人生
- 1万ドルの重み
- 宝くじの券は誰のもとに?
- 『奇跡が降る街』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- フランク・ペシ・ジュニア(演:アンソニー・ラパーリア)
- メインキャラクター
- フランク・ペシ・シニア(演:ダニー・アイエロ)
- ミセス・ペシ(演:レイニー・カザン)
- ヴィト・ペシ(演:フランク・ペシ)
- マデリーン・ペシ(演:ドンナ・マグナーニ)
- ジミー(演:リック・アイエロ)
- その他
- フィリー・ザ・ナップ(演:ロン・カラバトソス)
- ルーイ・トゥッチ(演:ヴィック・マンニ)
- 質屋の店主
- トニー(演:ピート・アンティコ)
- タルターリア(演:ロバート・フォスター)
- 『奇跡が降る街』の用語
- エンパイア・ステークス
- マフィア
- ベトナム戦争
- 『奇跡が降る街』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- いつも元気だった父親が病院へ運ばれた日
- フランク・ペシ・ジュニア「何か買うことにする。宝くじをくれ」
- フランク・ペシ・ジュニア「人は生まれて年を取って死ぬ。単純なことを複雑にしすぎているのかも」
- 『奇跡が降る街』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『奇跡が降る街』は実話に基づく映画
- 『奇跡が降る街』のモデルとなった人物本人が本作に登場
- 主人公の父親役を演じたダニー・アイエロの波乱万丈な人生