ありふれた職業で世界最強(あり職)のネタバレ解説・考察まとめ

『ありふれた職業で世界最強』とは白米良によるライトノベルだ。小説投稿サイト『小説家になろう』で連載されている異世界転生モノの作品である。略称は「あり職」。クラスメイトとともに異世界に召喚された主人公。裏切りにあって奈落へ落とされるが、生きるために必死に這い上がるのだ。数々の仲間との出会いを経て、主人公が成長していく物語である。アニメ化や漫画化もされ、多くのファンに支持されている作品。

CV:日笠陽子

ティオは竜人族の姫で、本作のヒロインの1人。563歳だ。黒い着物を纏った黒髪金眼の美女で、巨乳の持ち主でもある。彼女の天職は「守護者」だ。竜人族の隠れ里から出てきた彼女は、異世界からの来訪者を調査するために行動していたが、清水に操られて竜化し、冒険者を襲うところをハジメによって正気に戻されるのだ。彼女がドMに目覚めた後、ハジメを「ご主人様」と呼び、彼に忠実に従うようになる。一方で、彼女は冷静かつ客観的な視点で戦いや状況を見つめ、仲間たちを守るために奮闘する。竜人族の力を持つ彼女は、竜化することで巨大な竜となり、戦闘力を大幅に向上させることができるのだ。

白崎香織(しらさき かおり)

CV:大西沙織

香織は本作のヒロインの1人であり、天職は「治癒師」だ。ハジメのクラスメイトであり、男子に人気のマドンナ的存在。中学の頃、ハジメが不良たちに絡まれているところを見て以来、彼に興味と恋心を抱き、高校では偶然同じクラスになる。彼女はクラスで唯一ハジメに積極的に関わり、その行動がハジメの周りに嫌われる状況を作ってしまった。また、オタク知識も身に着けており、ハジメ作のアーティファクトの元ネタも理解している。香織は誰に対しても優しい性格であり、猪突猛進な一面も持っているのだ。滅多にないものの、般若を彷彿させる怒りを示すことがある。彼女はハジメを心配し、彼を守ることを約束した。ハジメが奈落に落ちた際には酷く悲しんだが、彼の生存を信じて彼を探し続ける。カトレアとの戦いでハジメに助けられた後、彼女は彼に告白し、彼に付いて行くことを決意する。以降、彼女は積極的にハジメにアプローチし、その暴走はますます激しくなるのだ。彼女はシアたちとも仲良くなったが、ユエとは互いに対抗心を抱いており、喧嘩することもある。最終決戦では、魂魄を保護された後、神の使徒の身体を得ることで能力を発揮した。彼女は回復魔法を得意とし、神代魔法の再生魔法が特に高い適性を持っている。

八重樫雫(やえがし しずく)

CV:花守ゆみり

雫は本作のヒロインの1人だ。天職は「剣士」である。彼女はハジメのクラスメイトであり、香織の親友だ。八重樫流という古流武術の道場の出身であり、剣の腕前は全国レベルの実力を持っている。身長172cmで凛とした雰囲気で、多くのファンを持つ。幼い頃から剣術の才能を示し、家族や門下生たちから期待され、剣の道を歩んできた。彼女は実家で剣の稽古を積んできたため、剣の腕は確かだ。彼女は香織や光輝から恩義を感じており、彼らを支える苦労人でもある。戦いでは光輝と龍太郎と共に前線を担当し、冷静に戦況を把握して指示を出して行動する。彼女はハジメに対して興味を抱き、彼が周りから迫害を受けても彼の中に強い心を見ている。香織のことを託され、ハジメに恥ずかしい異名を広めると脅したこともある。王都侵攻後、彼女はハジメの旅に同行し、ハジメに頼れる存在として彼を支える。彼女はハジメに対して親しい間柄となり、彼女自身の想いにも気づくようになるのだ。

ミュウ

CV:小倉 唯

ミュウは海上の町エリセンに住む海人族の少女で、海人族のレミアの娘だ。彼女は4歳で、エメラルドグリーンの長い髪と扇状のヒレの形をした耳が特徴的で、整った可愛らしい顔立ちをしている。誘拐されたが、ハジメ達に救われる。最初は「お兄ちゃん」と呼んでいたが、ハジメが別の呼び方を提案した際に、ハジメを「パパ」と呼ぶようになる。以後、ハジメのことを本当の父親のように慕うのだ。ハジメとの別れを察し、ハジメに甘えて引き留める。しかし、魔国に誘い出されてレミアと共に捕らえられ、ユエを奪われた際にはハジメの暴走を止めるために立ちふさがるのだ。その後、オスカーの隠れ家にかくまわれ、自立型ゴーレムの護衛を受けることになる。外伝ではハジメによって簡易銃の製作を依頼され、その射撃の腕前を見せることになる。

畑山愛子(はたやま あいこ)

CV:加隈亜衣

愛子は本作のヒロインの1人で、天職は「作農師」だ。彼女はハジメ達の学校の社会科教師であり、生徒達からは「愛ちゃん」「愛ちゃん先生」と慕われている。小柄で童顔なため、25歳にも関わらず十代前半くらいにしか見えない。生徒達のことを第一に考え、彼らを危険な目に遭わせようとする教会の神官らに猛抗議する。異世界に召喚されてからも、生徒達の安全を最優先に考え、農地改善や未開拓地の開拓に力を注いでいる。彼女は後に「豊穣の女神」と呼ばれ、人々から深く崇拝されるようになるのだ。ハジメが奈落に落ちた際にはショックを受けるが、ウルの町で彼と再会し、彼を生徒として扱いながらも彼を励ますのだ。彼女はハジメの説得に成功し、彼の心を動かすきっかけとなった。後に清水に誘拐されて人質にされるが、ハジメによって助けられ、彼の不器用な優しさに感謝する。最終決戦の頃には、ハジメに明確な好意を抱くようになる。

園部 優花(そのべ ゆうか)

CV:富田美憂

優花は本作のヒロインの1人で、天職は「投術師」だ。髪を淡い栗色に染め、鋭い目つきで一見ギャルっぽいが、性格は少し勝ち気な部分はあるものの基本的には真面目だ。彼女の実家は洋食屋を営んでおり、愛ちゃん護衛隊のリーダー格でもある。最終決戦ではクラスメイト達のリーダーを務め、戦闘時は投げナイフに魔法を纏わせて戦うのだ。

クラスメイト

天之河光輝(あまのがわ こうき)

CV:柿原徹也

光輝はハジメのクラスメイトで、容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能の完璧超人。彼はクラスのリーダー的存在で、天職は「勇者」だ。彼は正義感と善意に溢れており、そのルックスとカリスマ性も相まって学校の生徒達から強い信頼と高い人気を得ている。しかし、その完璧さのせいで自分が常に正しいと信じて疑わず、周りが諫めても真剣に耳を傾けることがなく、自分本位に行動することが多い傾向があるのだ。彼は幼馴染の香織や雫、龍太郎のことを大切に思っており、特に香織に好意を抱いている。ただし、香織と雫に対しては無自覚な独占欲を抱いているものの、その感情に気付いていない。トータスに召喚された後は勇者として世界を救う決心をし、クラスメイトの中で一番優秀なステータスから国家からも期待されている。しかし、その疑わない正義感とカリスマ性をイシュタルらに都合よく利用されていることもあるのだ。彼はハジメに対して強い敵対心を抱くようになり、その道中で度々ハジメと衝突することがある。最終的には様々な試練を経て成長し、自分の弱さや間違いを認めることができたが、結局は完全に正気に戻ることができず、悲劇の勇者として終わってしまうのだ。彼の専用アーティファクトは聖剣であり、光属性の力を増幅し、手元から離れても光輝の呼び出しに応じて手元に戻る能力を持っている。

坂上龍太郎(さかがみ りゅうたろう)

CV:木島隆一

龍太郎は光輝の親友で相棒だ。天職は「拳士」で、空手部に所属。彼は熱血漢のスポーツマンタイプで、豪快な性格を持つ。しかし、細かいことを考えずに行動する傾向があり、かなりの脳筋である。失敗しても前向きに捉えて立ち直りが早く、尾を引くことがない。彼は友人想いであり、感情が口に出やすい性格だ。光輝同様に短慮な面もあり、余計なことを口走ってはハジメや雫から制裁を受けることもある。ハジメに対しては再会後は敵対心は持っておらず、ハジメのことを認めている。王都侵攻後、強くなるためにハジメの旅に同行し、迷宮ではしばしば罠にかかることがあるが、素直に感謝を述べる等、良くも悪くも自分の気持ちが口に出やすい性分とも言える。実はオルクス大迷宮でハジメ達に助けられた際、ユエに一目ぼれしていたことがある。氷雪洞窟では変成魔法を手に入れたものの、使いこなせないなりに自身を魔物化して強化するという竜化に近い使い方を編み出すのだ。

谷口鈴(たにぐち すず)

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