ありふれた職業で世界最強(あり職)のネタバレ解説・考察まとめ

『ありふれた職業で世界最強』とは白米良によるライトノベルだ。小説投稿サイト『小説家になろう』で連載されている異世界転生モノの作品である。略称は「あり職」。クラスメイトとともに異世界に召喚された主人公。裏切りにあって奈落へ落とされるが、生きるために必死に這い上がるのだ。数々の仲間との出会いを経て、主人公が成長していく物語である。アニメ化や漫画化もされ、多くのファンに支持されている作品。

人間族

大陸の北側一帯に住んでいる種族だ。ハジメ達と大差ない人間である。数百年にわたって魔人族との戦争を続けているが、敵が凶悪な魔物を使役し始めたため、均衡が破られ始めている。劣勢になり、それを覆して魔人族を打倒するため、人間族の国であるハイリヒ王国が勇者を求めてハジメ達を召喚したのである。

魔人族

大陸の南側一体に住んでいる種族だ。「魔物の上位種」と呼ばれているが、本質的には人間との差はない。フリードが変成魔法によって強力な魔物を生み出し、人間族との戦争を有利に進めようとしている。「この世界は魔人族によって発展していくべきだ」という選民思想を持っているのである。

亜人族

獣の耳や尻尾を持つのが特徴だ。魔力を持っておらず、人間族からは「神から見放された獣もどき」と蔑まれ、差別の対象となっているのである。特にシアのような兎人族は亜人族の中でも最弱と評され、他の亜人族からも差別されている。

吸血鬼族

ユエを代表とする種族である。その名の通り、他者の血を吸う事で魔力を回復できる能力を持つのだ。300年前の戦争により滅んでおり、ユエは唯一の生き残りである。

竜人族

ティオを代表とする種族である。かつて吸血鬼族とも関係を持っていたのだ。肉体を人から竜へ変化させる「竜化」という能力を持っており、非常に高い戦闘能力を有する種族だ。

「ありふれた職業で世界最強の天職」

非常に稀有な「才能」のことである。異世界へと召喚された影響で、ハジメ達は皆この天職とスキル「言語理解」を例外なく習得しているのだ。戦闘系と非戦闘系に分類され、戦闘系の天職はものによっては万人に一人の割合でしか発現しないのに対し、非戦系の天職の割合は百人に一人から十人に一人までなど様々である。

『ありふれた職業で世界最強』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

南雲ハジメ「餌だ……狩られるだけの獲物なんだ、僕も」

奈落に落とされ、絶望したハジメは「餌だ……狩られるだけの獲物なんだ、僕も」と発した。絶望へと続く階段の第1歩とも言えるセリフだ。

南雲ハジメ「僕の左手!? 僕の腕を食べたぁぁぁーーー!!!」

絶望の連続で、精神がどん底へと向かう始まりの場面である。魔物に左手を食べられ、死を意識したハジメは、「僕の左手!? 僕の腕を食べたぁぁぁーーー!!!」と絶叫した。しかし、左手を生成魔法で義手にしたことで、自分の改造や武器の生成へとつながるのだ。まさにこの出来事が、ハジメが最強へと向かうための武器が誕生する原点とも言えるシーンの名言である。

南雲ハジメ「こんな絶望しか無い所で、俺は何を望んでる? 生きて帰ること、家へ。それを邪魔する者は全て敵! そうだ……邪魔する者、理不尽をしいる全てを、俺は……殺す!」

ハジメは「こんな絶望しか無い所で、俺は何を望んでる? 生きて帰ること、家へ。それを邪魔する者は全て敵! そうだ……邪魔する者、理不尽をしいる全てを、俺は……殺す!」と生きるために決意した。最強への道を進むことになる、ハジメの強い想いが込められた言葉である。

『ありふれた職業で世界最強』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

南雲ハジメがいじめられている理由は白崎香織

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