ありふれた職業で世界最強(あり職)のネタバレ解説・考察まとめ

『ありふれた職業で世界最強』とは白米良によるライトノベルだ。小説投稿サイト『小説家になろう』で連載されている異世界転生モノの作品である。略称は「あり職」。クラスメイトとともに異世界に召喚された主人公。裏切りにあって奈落へ落とされるが、生きるために必死に這い上がるのだ。数々の仲間との出会いを経て、主人公が成長していく物語である。アニメ化や漫画化もされ、多くのファンに支持されている作品。

ディヴォフ

ガーランドの部隊長だ。ヘルシャー帝国に侵攻し、ガハルドの殺害を目論むが失敗し戦死する。

魔王

ガーランド国王である。金髪に紅い眼をした男性。色々と謎が多い人物ではあるが、ユエと似た外見的特徴をしているため、ユエの関係者であることが示唆されている。その正体はディンリード・ガウディア・ウェスペリオ・アヴァタールという名前で、ユエの叔父である。変性魔法と再生魔法を習得しており、アルヴの器となってエヒトと対立している、と宣言していたが、これはユエを動揺させる為のフェイクで、実際は既にアルヴによって完全に肉体を支配され、ディンリードの精神は既にない。しかし、完全に支配される前にエヒトがユエを自身の器としようとしている事に気づき、謀反を装ってユエを封印する事でエヒトから隠したのがユエが封印された真相であり、ユエへの想いは本物であった。残されていた遺言はハジメの手でユエに贈られた。

竜人族

アドゥル・クラルス

竜人族の長で、ティオの祖父。

ハルガ・クラルス

ティオの父親で元竜人族の王だ。500年以上前に起きた人間族との戦争で戦死。死ぬ前にティオに、「本当の敵」の存在を教えた。

オルナ・クラルス

ティオの母親にしてハルガの妻である。500年前の戦争でハルガと共に戦死した。

ヴェンリ・コルテ

ティオの乳母で従者の女性である。

解放者

オスカー・オルクス

CV:寺島拓篤

天職は「錬成師」。七大迷宮の1つ・オルクス大迷宮の主であり、「生成魔法」の担い手だ。外伝『零』の主人公である。オルクス工房に務める下町専門の錬成師の青年で、細い黒縁の眼鏡をかけて黒い長髪を結んでいる。眼鏡やメイド服の造形には凄まじい拘りを見せる一面がある。『零』当時は18歳である。聖光教会に目を付けられないように普段は生成魔法が使えることを一部の人間以外に隠しており、最低限の仕事しかできないことから、孤児であることと併せて工房内では「負け犬」呼ばわりされている。錬成師としての能力は非常に高く、幼少期には初めて「錬成」を見てからたった一ヶ月で一流の職人と肩を並べる程の腕前に成長し、その後も鍛練を重ねた結果、一流の職人が奥義と称する技術ですらも小手先程度の技術と言い切る程に卓越した実力を持っている。本編では大迷宮の最深部にある隠れ家に白骨体として登場し、生前に世界の真実に関する遺言を記憶した魔法陣を遺した。だが、それに興味を持たなかったハジメとユエにぞんざいに畑に遺骨を埋められる。

ミレディ・ライセン

CV:ゆかな

七大迷宮の1つ・ライセン大迷宮の主。「 重力魔法」 の担い手だ。解放者の中で唯一、「魂魄魔法」によって魂をゴーレムに移す事で生き長らえている。外伝『零』のヒロインであり、ライセン伯爵家の娘で、神に反逆する組織『解放者』のリーダーを務める少女。金髪のポニーテールの美少女だが、とてつもなくウザい性格をしており、その性格は大迷宮にも反映されている。自ら「天才魔法少女」を名乗る。

ナイズ・グリューエン

CV:日野聡

七大迷宮の1つ・グリューエン大火山の主。「空間魔法」の担い手だ。外伝『零』では、3番目の仲間入りを果たした。元々グリューエンの村の戦士だったが、幼なじみの密告により神代魔法を持っていることがバレて領主から狙われ、家族を殺された怒りで空間魔法を暴走させてしまい、グリューエンの村を地図上から消し飛ばした。それ以降、自らの魔法を戦いのために使うことを封印し贖罪として人助けをしていた。なお、外伝より正式な名前はナイズ・グリューエン・カリエンテであることが判明している。

メイル・メルジーネ

CV:斎藤千和

七大迷宮の1つ・メルジーネ海底遺跡の主。「再生魔法」の担い手である。海人族だが、父親は吸血鬼族であり、本人もその血を引いている『零』より、元はメルジーネ海賊団船長で穏やかな包容力のある見た目とは裏腹に、ドSで大雑把な性格をしている。本編では最深部に遺言を残しており、神に縋りつくことなく自分の意思で自由に生きていくことの重要性を説いているのだ。

ラウス・バーン

七大迷宮の1つ・神山の主だ。「魂魄魔法」の担い手。禿げ頭の男性。『零』では、聖光教会が誇る実質的な対外戦の最強の騎士団・白光騎士団の団長として登場する。神殿騎士特有の狂信者ではなく、魂魄魔法により教会の洗脳とも言える教えから思想と現実の矛盾等を見つけてはいたが、行動を起こすことなく自身を「抗わない者」と称していた。しかし、神託の巫女ベルタが殺されたときに、無意識のうちに蘇生の魔法を使い、1度だけ神の決定に逆らう。このラウスの決断が後に『解放者』ができる切っ掛けとなった。

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