パラノマサイト FILE23 本所七不思議(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』とは、スクウェア・エニックスより2023年3月に発売された、怪談・本所七不思議が題材のホラーミステリーADV。舞台は昭和後期の東京都墨田区。興家 彰吾は本所七不思議の呪いを受け、蘇りの秘術を巡る争いに巻き込まれる。本所七不思議の伝承に紐づいた呪詛珠を持つ9人の男女が、蘇りの秘術を求めて、互いに呪い合う駆け引きが始まる。個性的なキャラクター達が息もつけない心理戦を展開し、衝撃の真相が解き明かされていく。本格謎解きが楽しめるストーリーが魅力。

志岐間 修一(しぎま しゅういち)

小学生。
春恵のひとり息子で、1年前に誘拐されたのち岩井に殺害された。遺体は隅田川の中から発見。
将来の夢は警察官。素直で正義感が強く、女性と子供は守るものだと教育されて育った。日頃から不審人物にはついていかないようキツく言われていたが、困った様子の白石 美智代を見捨てられず、着いていった結果誘拐されてしまった。

吉見 肇(よしみ はじめ)

警察官。
麻由の婚約者で、禄命簿・陰の書を狙った葉子の呪いによって殺された。遺体は旧安田庭園で発見。
警視庁の生活安全課に勤めており、おもに少年事件や少年育成に関わる案件に携わっていた。態度はやや粗暴だが、問題を抱えた少年少女たちからも人気があった。睛曼の末裔で、自分が受け継いでいたお守りを狙う気配を感じ、呪い殺される前に瞳に預けた。兄貴肌で面倒見がよく、仲間想いの性格。櫂と襟尾とは警察学校時代の同期。

白石 美智代(しらいし みちよ)

駒形高校に通う女子高生。
約子の幼馴染で、並垣の車にひき逃げされたことによって事故死した。遺体は路地裏で発見。
1年前、岩井に脅されて修一の誘拐事件に加担。それを城之内に目撃され、脅されていた矢先に事故に会い死亡した。しかし警察は、日頃不登校だったことから投身自殺だと判断。彼女は霊となって約子に取り憑き、約子の呪詛珠を使用して城之内と岩井を殺した。
性格はしっかり者で優等生。父親の形見である古いお守りを肌身離さず持ち歩いていた。

城之内 耕兵(じょうのうち こうへい)

駒形高校の教師。
約子に取り憑いた美智代によって、馬鹿囃子の呪いで殺された。遺体は駒形高校の校庭で発見。
1年前修一を連れ去る美知代を目撃し、それを脅しのネタに彼女を好き放題にしていた。しかし美智代が投身自殺だと報じられると、美智代に恨まれている自分は呪い殺されるかもしれないと怯え、櫂に助けを求めた。瞳に対しても好き放題してやろうと、深夜の学校に呼び出した。
プライドが高く、生徒を完全に見下している。

岩井 官吉郎(いわい かんきちろう)

美智代の母親・白石総子の内縁の夫。
約子に取り憑いた美智代によって、馬鹿囃子の呪いで殺された。遺体は白石家で発見。
根島を崇拝しており、自分も大きな事件を起こして世間から注目されたいと考えた。そして1年ほど前に白石家に取り入り、黒魔術の生贄を用意するために誘拐事件を計画。嫌がる美智代を暴力で従わせ、修一を誘拐し殺した。修一を殺したのは、根島の逮捕のきっかけを作った春恵への復讐と、警察への私怨から。
金に汚く暴力的な性格。

関係者

弓岡 巧己(ゆみおか たくみ)

ヒハク会長の個人秘書を務める男性。
主人である山森のため、呪主たちから呪詛珠を集め、蘇りの秘術を実現しようとしていた。麻由を廃工場に軟禁し、自白剤を打って吉見の情報を聞き出そうとするも失敗する。
いつも表情を変えず無口な男性。山森が霊術師・我妙堂垂弦として活動する際のマネージャーも務めている。

奧田 瞳(おくだ ひとみ)

駒形高校に通う女子高生。
不良グループの中心人物で、素行不良から教師から目をつけられている。深夜の徘徊時に補導されたことで、吉見と知り合い、時々会って話をする仲になった。吉見から彼のお守りを受け取り、彼から頼まれたもう1つのお守りを探している。城之内に騙されて深夜の教室で襲われかけた。
吉見の婚約者の麻由に懐いている。

山森 ナツヱ(やまもり なつえ)

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