パラノマサイト FILE23 本所七不思議(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』とは、スクウェア・エニックスより2023年3月に発売された、怪談・本所七不思議が題材のホラーミステリーADV。舞台は昭和後期の東京都墨田区。興家 彰吾は本所七不思議の呪いを受け、蘇りの秘術を巡る争いに巻き込まれる。本所七不思議の伝承に紐づいた呪詛珠を持つ9人の男女が、蘇りの秘術を求めて、互いに呪い合う駆け引きが始まる。個性的なキャラクター達が息もつけない心理戦を展開し、衝撃の真相が解き明かされていく。本格謎解きが楽しめるストーリーが魅力。

呪われた9つの呪詛珠

本所七不思議に関する呪いが込められた古い彫刻で、呪具の一種。
所持することで、呪詛を行使することが可能となる。高さは3~4センチで、江戸時代に作られた。

滓魂(さいこん)

滓魂が溜まった際のゲーム内の様子

呪詛によって呪い殺された魂の残滓。
蘇りの秘術を使うため呪主たちが争い奪い合っている。より遠い過去に死んだ者ほど多くの滓魂が必要となる。

地名

本所(ほんじょ)

江戸時代本所の地図

現在の墨田区南部にあたる地域。
本所事変の舞台で、明暦の大火(めいれきのたいか)の後に両国橋が架けられ、開拓されて賑わいを見せるようになった。現代では浅草や深川等と並んで、東京下町をイメージさせ古き良き風情を残す場所といわれている。

錦糸堀公園(きんしぼりこうえん)

昼間の錦糸堀公園

置いてけ堀の所縁の地。
1950年に開園され、錦糸町駅の近くで四方を道路に囲まれている。錦糸町という名前も錦糸堀から付けられたもの。
興家 彰吾、または福永 葉子の遺体が見つかった地。

駒形橋(こまがたばし)

昼間の駒形橋

隅田川に架かる橋のひとつ。
1927年に竣工され、当時最先端の建築技術やデザインによって作られた特徴的な外観が魅力。
櫂が春恵を呼び出し、また津詰が根島と対決した場所。

旧安田庭園(きゅうやすだていえん)

昼間の旧安田庭園

落ち葉なき椎の所縁の地。
墨田区の管理する池を中心とした回遊式庭園で、四季折々の花木の鑑賞や野鳥観察も堪能できる。
吉見 肇と、根島 史周の遺体が見つかった地。

両国橋(りょうごくばし)

昼間の両国橋

足洗い屋敷の所縁の地。
1932年に竣工され、明暦の大火の後、防火・防災目的のために架けられた。
並垣 佑太郎が津詰に呪いを行使しようとした地。

緑町公園(みどりちょうこうえん)

昼間の緑町公園

津軽の太鼓の所縁の地。
かつて津軽家上屋敷の敷地で、現在では桜と常緑街が並ぶ小さな公園となった。またこのあたりが葛飾北斎生誕の地ともされている。
津詰が新石と、春恵があやめと再会した地。

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