エア・ギア(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『エア・ギア』とは大暮維人の作品で2002年から2012年にかけて『週刊少年マガジン』で連載された。単行本は全37巻。2006年にはアニメ化もされた。物語は超小型モーター搭載の「インラインスケートエアトレック」を駆使したアクションを描いている。主人公の南樹はエア・トレックを履いて街を疾走する暴風族に襲われ敗北を経験する。しかし、幼馴染の野山野林檎ら三姉妹からエアトレックを託され、樹は暴風族に立ち向かいバトルを繰り広げる。

南樹 「玉璽が欲しくてA・Tを始めたわけじゃねえ ただ…走りたかっただけだ」

玉璽(レガリア)を巡り、全暴風族が戦い、激化していき死人まで出て大きくなっていく際樹が「玉璽が欲しくてA・Tを始めたわけじゃねえ ただ…走りたかっただけだ」と少し寂しい表情で思いを語る。樹にとっては玉璽よりも自由に走ることの方が大事で、その自由に走ることが一番難しいと少し嘆く姿が印象的なシーンでもある。

南樹 「コピーは… 劣化してっからバカにされんだろ? 俺が本物超えたら そっちが本物ってことで♡」

鵺との戦いの際、竹内空のコピーと言われ「コピーは… 劣化してっからバカにされんだろ? 俺が本物超えたら そっちが本物ってことで♡」と放った。まさにこれからの戦いも見据えてさらに勝ちに来ている強気な一言。

野山野林檎 「飛び出せばやりたいことなんてすぐに見つかるよ」

A・Tチームを作った目的を聞かれ、はっきりせず悩んでいた樹に「飛び出せばやりたいことなんてすぐに見つかるよ」と背中を押す。リンゴは樹なら間違ったチームは作らないと信頼し、さらにいいチームになると確信しているかのような一言。

武内空 「男が夢取り上げてもうたら一生何して暮らすねん!」

樹のA・Tを心配から取り上げようとするリカ。認めてもらいたい樹の気持ちをくんで「男が夢取り上げてもうたら一生何して暮らすねん!」とリカに一喝する。空と樹が仲良くなるきっかけにもなった一言。

スピットファイア 「飢えた狼を目の前にしてその善性を問うほど愚かなことはない」

普段温厚なスピットファイアが武内空の正体を知り、本性に戸惑うカズに対して「飢えた狼を目の前にしてその善性を問うほど愚かなことはない」と言った。

シムカ 「鳥はね高く飛びすぎると飛びながら死ぬの だからキミは”空”になってください」

樹をジェネシスの新総長に「鳥はね高く飛びすぎると飛びながら死ぬの だからキミは”空”になってください」と懇願。数々のしがらみや困難も一緒に乗り越えてほしいと信じ、普段の冗談混じりのシムカが膝をつくことで形として見せる。

ヨシツネ 「ワイの護っとる街消したいんやったらマクロスでも持ってこんかいッッ!!」

敵襲を受け大阪の街と仲間を守ろうとする際、普段おちゃらけているヨシツネが「ワイの護っとる街消したいんやったらマクロスでも持ってこんかいッッ!!」
と本気をみせる。すごい迫力と覚悟が見える一言。

相川 妙子 「ボーヤ、優れたところを真似るのはパクるとは言わないのよ…それは“学ぶ”というの」

樹が鵺との戦いの最中「空のパクリ」と罵られ、共闘していた妙子が「ボーヤ、優れたところを真似るのはパクるとは言わないのよ…それは“学ぶ”というの」
と言う。それに共感し樹は奮起。そこから逆転劇が始まる。

『エア・ギア』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

大暮 維人が漫画を描き始めた理由は借金返済のため

作者・大暮 維人が漫画を描き始めた理由はギャンブルのためだった。昔から大のパチンコ好きで借金が膨らみ返済するため賞金目当てで漫画を投稿したのがきっかけだった。ちなみに元はエロ漫画家。

作画だけの評価なら少年誌の中でもトップクラス

とにかく作画が凄い事で有名で、背景・キャラクター等どれも素晴らしいが何より流体の描写が特に高い。作画だけの評価なら少年誌の中でもトップクラスで、最近の作品に至っては「最早漫画ではなく画集」とまで言われる。

職務質問を8回も受けた作者

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