エア・ギア(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『エア・ギア』とは大暮維人の作品で2002年から2012年にかけて『週刊少年マガジン』で連載された。単行本は全37巻。2006年にはアニメ化もされた。物語は超小型モーター搭載の「インラインスケートエアトレック」を駆使したアクションを描いている。主人公の南樹はエア・トレックを履いて街を疾走する暴風族に襲われ敗北を経験する。しかし、幼馴染の野山野林檎ら三姉妹からエアトレックを託され、樹は暴風族に立ち向かいバトルを繰り広げる。

閃律(せんりつ)の道(リィーン・ロード)

イネ、枢らトゥール・トゥール・トゥのメンバーが走る道。A・Tの“音”を聞き取り使用者に会うよう調律する。
無限の空(インフィニティ・アトモスフィア)は無限の音階(インフィニティ・スカーレ)。

大地の道(ガイア・ロード)

旧石の王・キリクが走っていた道。現石の王・ニケ(武内 宙)はこれとは違う道を走るため、先代のキリクのみが走っていた。
無限の空(インフィニティ・アトモスフィア)は無限の地層(インフィニティ・ストラタム) 。

緋翠の道(ジェド・ロード)

現石の王・ニケ(武内 宙)が走る道。「大地の道」と宙の「風をつかむ能力」を融合させて新たに生み出された道。A・Tのホイールで地面を砕き、砕けた石などを飛ばす。水晶振動周波の原理を応用した「振動波」を使い、相手の体を石化したように動かなくさせる。

泡翠の道(ラザー・ロード)

王蟲が走る道。通常のA・Tが苦手とする雨天や水場での戦闘を得意とする。
無限の空(インフィニティ・アトモスフィア)は泡爆滅殺(バブルガム・クライシス)。

腐臭の道(スメル・ロード)

オニギリが走る道。臭いは人間の精神を最も揺さぶる感覚。それを用いて、自分の発した汗の臭いで相手を催眠状態に陥らせる。腐臭の道(スメル・ロード)は進化して腐海の道(スメラード)になった。窒素を利用して幻覚を生み出していることが判明した。

死出の道(ネクロード)

ポチョムキンのメンバーが走る道。チームの勝利のために進んで犠牲となり、チームの勝利を勝ち取る。要は1人が踏み台という足場となって他のメンバーを先に行かせる。

剣の道(ロード・グラディウス)

ガウェインが走る道。A・Tの踵に装着された刃を使用。刃の関節部分がわかれ鞭のように扱う。

玉璽(レガリア)

玉璽(レガリア)とは王の力を表すとともに、王の能力を高める、この世に1つしかない特別な部品(パーツ)またはA・Tのこと。もともと玉璽は、第一世代の“重力子”の内、旧・眠りの森に集まった者が「塔」から出たときに持っていた本人たちに合わせて作られたA・Tのことを指す。本物の劣化コピー版も存在し、「擬似玉璽(サブレガリア)」と呼ばれる。

無限の空(インフィニティ・アトモスフィア)

玉璽の能力のこと。玉璽のA・Tは空、すなわち大気を使う。“風”“牙”“蕀”“風車”は空気の移動、“炎”は空気の持つ熱、“磁気”は空気中の伝導、“音”は空気の振動を使う。それがA・TのA・Tたる所以であり、このことから「無限の空」と名が付いた。王の最終奥義。

空の玉璽(空のレガリア)

別名、究極の玉璽(レガリア・オブ・レガリアス)8人の王が持っている8個の玉璽を揃えることにより空の玉璽になると言われる。しかし、「塔」に眠る「キー」となるものを使わないと完成しない。またすべてのA・Tを掌握することが出来る。
無限の空(インフィニティアトモスフィア)は「赤い翼(ブラッディウイング)」。

風の玉璽(風のレガリア)

かつて武内空が履いていた玉璽。核であるバグラム(狂風神のしずく)が2枚羽のように変形する。通常のA・Tの何十倍、条件次第では何百倍もの効率で“風”を掴めるので、大気の温度差や大気の流れ(いわゆる風)によって生じる空気の密度差、空中に膜のように広がるその境界面を捉えて走ることができる。この無敵の風の専用道路、「無限の風(インフィニティ・エアード)」を走ることで水面のすぐ上を滑るように移動したり、空中での方向転換が可能になる。また、手で作り上げた風をバグラムに押し当てることでバグラム自体がさらに翼のように変形する。これが翼の道の無限の空(インフィニティ・アトモスフィア)であり、その際玉璽は多くの風を取り込んで周囲にとてつもない風の壁を作り出す。

牙の玉璽(キバのレガリア)

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