オーバーウォッチ2(Overwatch 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『オーバーウォッチ2(Overwatch 2)』とは、Blizzard Entertainment, Inc.により2022年10月にリリースされた5対5のチームアクションシューティングゲーム。近未来を舞台に多種多様なヒーローたちが戦いを繰り広げる。基本プレイは無料でPvPがメインとなるが、2023年に有料のPvEストーリー任務が追加され、それまでは公式から発表される短編アニメで語られていたストーリーをゲーム内で楽しむことができるようになった。

該当マップ:CIRCUIT ROYAL、DORADO、HAVANA、JUNKERTOWN、RIALTO、ROUTE 66、SHAMBALI MONASTERY、WATCHPOINT: GIBRALTAR

「ペイロード」と呼ばれる車を時間内に押した距離を競うルール。
ゲームは攻撃側と防衛側に分かれ、ライバル・プレイでは勝敗を決するために必ず2ラウンド以上が行われるが、アンランクでは第1ラウンドしか行われずペイロードがゴールするかどうかで勝敗が決まる。
ペイロードは攻撃側チームのみが付近にいる場合は前進し、両方のチームが付近にいる場合は停止し、攻撃側チームが付近にいないと少しずつ後退する。ちなみにペイロードは付近にいる攻撃側の人数が多いほど速く進む仕様になっている。
マップは3つの区間に分かれその間には2つの「チェックポイント」が存在し、チェックポイントにペイロードが到達すると残り時間が増えて両チームのリスポーン地点が変わる。
また攻撃側チームのプレイヤーはペイロードの付近にいると秒間10の継続回復を得られる。

ハイブリッド

KING`S ROWマップ

該当マップ:BLIZZARD WORLD、EICHENWALDE、HOLLYWOOD、KING`S ROW、MIDTOWN、NUMBANI、PARAISO

エスコートにポイントキャプチャーの要素を組み合わせたルール。
エスコートの第一区間にあたる場所にはポイントが設置されており、攻撃側がポイントを確保するとその付近からペイロードが発車する。
ポイントにはコントロールと同様の確保率ゲージがあり、攻撃側チームのみがポイント内にいる場合上昇する。確保率には3ゲージが存在しており、一度ゲージを超えればポイントを離れても確保した分のゲージは維持される。
エスコート同様にライバル・プレイでは攻守が交代し競い合うが、アンランクではペイロードがゴールするかどうかで勝敗が決まる。

プッシュ

NEW QUEEN STREETマップ

該当マップ:COLOSSEO、NEW QUEEN STREET、ESPERANÇA

ロボットを争奪してバリケードを押させ、10分の時間内にどちらのチームがより遠く(相手のリスポーン地点の近く)までバリケードを運べるかを競うルール。
ゲーム開始後30秒間はロボットは動かず、アンロック後のロボットはどちらかのチームのみがロボットの周辺にいる場合もう一方のチームのリスポーン地点に向けて進み始める。
またペイロードと異なりプレイヤーがそばに居ない限り自動では動かず、人数による進行速度の変化もない。
ロボットの進行ルートには両側にそれぞれ1か所チェックポイントがあり、初めてロボットが到達した際にはロボットが8秒ほどその場でストップする仕様になっている。
またロボットがチェックポイントを通過すると押している側のチームのリスポーン地点がより中央に近い「フォワードスポーン」に変更されるが、その後ロボットが中央に戻された時点でリスポーン地点は最初の場所に戻る。

フラッシュポイント

SURAVASAマップ

該当マップ:NEW JUNK CITY、SURAVASA

広大なマップ内に配置された5つのフラッシュポイントを取り合うルール。
ポイントはコントロールのポイントと同様の仕方で確保が可能で、どちらかのチームのスコアが100%となると他の4つのポイントのうちランダムで選ばれた1つに目標が移動する。
どちらかのチームがポイントを取得するたび目標は残りのポイントに移動し、5つのポイントのうち3つを先に取得したチームの勝利となる。ちなみに最初は共通してマップ中央のポイントが目標である。
ポイント確保の仕様やオーバータイムの仕様はコントロールとほぼ同じだが、ポイント確保中のスコアの進みはこちらのルールの方が早くなっている。
リスポーン地点はチームごとに2つ設けられており、現在目標になっているポイントとの距離に応じて片方のみが利用可能になる仕様だ。

『オーバーウォッチ2(Overwatch 2)』の登場人物・キャラクター

タンク

D.VA(ディーバ)

韓国出身の元プロゲーマーであり、最新鋭のメックである「トッキ」を操り故郷を守るために戦う。
非常に器用な万能型なタンクヒーロー。小回りのききやすいスキルで構成されており、マップを縦横無尽に駆け回りながら仕事をこなす。
高台などのポジション取りや単独キル狙い、味方のフォローなどとできることが多い故に広い視野と判断力が求められる。

メイン攻撃:フュージョン・キャノン
フルヒットで22ダメージ(ヒットスキャン、ヘッドショット可)の散弾を連射する。弾数は無限でリロードがいらない。
ブースター使用時以外は射撃中に移動速度が30%遅くなる。

メイン攻撃:ライト・ガン(パイロット状態限定)
1発14ダメージのプロジェクタイル弾を撃ちだすピストル。発射レートは7発/秒で装弾数は20。

サブ攻撃:ディフェンス・マトリックス
CT1秒
入力している間、前方にフィールドを展開し実弾系の攻撃を全て打ち消す。
直接攻撃、ビーム系攻撃、AoE攻撃、爆発物の爆風、シグマのアクリーションは消すことができない。
CTのほかにマトリックス使用で消費するゲージがある。

アビリティ1:ブースター
CT3.5秒
最大2秒間向いている方向に飛行し、接触した敵に15ダメージを与えてノックバックさせる。
飛行中はメイン攻撃を含む他のアビリティを使用できる。

アビリティ2:マイクロ・ミサイル
CT7秒
前方にミサイルを18発連続で発射する。1発のダメージは直撃で7、爆風が4~1。

アルティメット:自爆
パイロット状態に移行し、脱ぎ捨てたメックを3秒後に爆発させる。効果範囲は半径20mで最大ダメージは1000。
ultキーのみを入力した場合や「緊急脱出!」の際に入力した場合はその場でメックが爆発するが、ブースター使用中に入力すると飛行していた方向にメックを飛ばして爆発させることができる。
自爆使用後はパイロット状態のultが自動で100%チャージされる。

アルティメット:メック召喚(パイロット状態限定)
メック状態に移行する。入力から1秒後にメックが召喚され至近距離に250ダメージの判定を発生させる。

パッシブ:緊急脱出!
メック状態のD.VAのHPが1になるとメックが破壊され、パイロット状態に移行する。このとき自爆が溜まっていれば使用可能。

ウィンストン

遺伝子改良により生まれた、高い知能を持つゴリラの科学者。ウィンストンは人間の可能性を信じている。
基本的にはDPSと共に敵のDPSやサポに飛び込みフォーカスを合わせることで一瞬でキルを取るような構成や運用でポテンシャルを発揮しやすい。
単独ではそこまでポテンシャルが高くないが、敵の妨害、分断、集団へのダメージディールといった点では優秀である。
キルが取れなくとも敵のバックラインにバリアを被せるだけで前後分断しつつサポートのヒール阻害などができる。

メイン攻撃:テスラ・キャノン
前方広範囲に電撃を放ち、秒間60ダメージを与える。電撃は盾を貫通して複数人にヒットする。

サブ攻撃:テスラ・キャノン
長押しでテスラ・キャノンをチャージし、離すと40mの射程を持つビームを飛ばす。ダメージは最大チャージ(弾数12消費)で50。
ヒットスキャンの実弾のように見えるがビーム系攻撃に分類され、木の葉返し等で無効化できない。

アビリティ1:ジャンプ・パック
CT5秒
大きく飛び上がり、着地時に周囲の敵に最大50のダメージとノックバック効果を与える。
ジャンプする向きは使用時の視点の方向に依存するため、上空を向いて使用すると高く飛ぶことができる。また入力時に後ろ方向の移動キーを同時に入力していると通常より距離の短いジャンプが可能である。

アビリティ2:バリア・プロジェクター
CT12秒
その場に接地すると半径5mの球状のバリアを展開するプロジェクターを落とす。
バリアは650の耐久値が削り切られるか8秒経過で消滅する。

アルティメット:プライマル・レイジ
発動するとHPが1050(ヘルス850+アーマー200)になり、メイン攻撃が強いノックバック効果のある40ダメージの近接攻撃に変更される。
効果中は移動速度が30%上昇、ジャンプ・パックのCTが2秒に短縮、バリア・プロジェクターが使用不可能。

オリーサ

オムニック・クライシスののちナイジェリアの付近のサバンナにガブリエル・アダウェによって建設された「人間とオムニックが共存する都市」であるヌンバーニ。
オリーサは、余儀なく現役を退いたヌンバーニの警備ロボットOR15のパーツを流用して造られた街の新たな希望。
生まれたばかりのため、まだまだ学ぶことが多い。
全ヒーロー中最多のCCスキルを持つタンクヒーローであり、狭いポジションから敵を追い出したり、隅に追いやるのが得意といえる。
個の性能が強い分広いエリアをカバーしたり、味方を直接的に守ることが難しいのが難点である。

メイン攻撃:フュージョン・ドライバー改
1発13ダメージ(距離減衰あり、ヘッドショット可)のフルオート武器。
リロードはいらないが射撃を続けるとヒートゲージが溜まり、ゲージが満タンになると2.5秒のリチャージ時間が発生する。

サブ攻撃:エナジー・ジャベリン
CT6秒
ヒット時に60のダメージと0.2秒間のスタン効果を与える。
ノックバックした敵が壁に当たると追加で40のダメージと0.3秒間のスタンを与える。

アビリティ1:フォーティファイ
CT16.5秒
4.5秒間100の追加ライフと様々な効果を得るスキル。
効果時間中は受けるダメージが45%軽減され、ヘッドショットとCC効果を受け付けなくなる。
効果時間中はメイン攻撃のヒートゲージ上昇が50%抑えられる。

ジャベリン・スピン
CT7秒
2秒間槍を振りまわし、前方からの実弾攻撃と直接攻撃を打ち消す。
敵ヒーローに対してはノックバック効果と、当て続けることで最大100のダメージを与える。
スキル使用中は50%、スキル終了後も2秒間は20%オリーサの移動速度が上昇する。

アルティメット:テラ・サージ
その場で静止してエネルギーをチャージし、メイン攻撃かサブ攻撃の入力、もしくは4秒経過(最大チャージ)で槍を叩きつけ半径9mの範囲に大ダメージを与える。
叩きつけのダメージ判定はバリア(盾)を貫通する。
振り下ろしのダメージはチャージ量に応じて60~500と変化する。
範囲内の敵にはult発動時にオリーサに向けた強い引き寄せ効果、その後チャージ中は秒間15のダメージと30%の移動速度低下の効果がある。
オリーサはult発動中フォーティファイと同じ効果を得る。

ザリア

世界最強の女性の1人、アレクサンドラ・ザリアノヴァ。
彼女は有名なアスリートだったが、家族、友人、国家を守る為、自らの栄光を捨てた。
個人を守ることが非常に得意な火力が非常に高いタンクヒーロー。
通称バブルといわれる二つのバリアで敵の攻撃を吸収しながら自身の火力を上げることで制圧力を高めることができる。
高エネルギー時は全キャラ中でも飛びぬけた性能のメイン攻撃に化けるため、定期的にバリアに敵の攻撃をうまく吸わせて高エネルギー状態を維持することがザリアにとって最も重要な課題となる。

メイン攻撃:パーティクル・キャノン
5mの射程を持つビームを照射する。基本のダメージは秒間75だが後述のエネルギーに応じて最大秒間170まで強化される。

サブ攻撃:パーティクル・キャノン
敵や地形に当たると爆発するエネルギー弾を発射する。弾数はメイン攻撃と共有の100で、1発ごとに25消費する。
爆風には自身及び敵へのノックバック効果があり、真下に発射すると同時にジャンプすることで通常のジャンプより高く飛び上がるという小技がある。

アビリティ1:パーティクル・バリア
CT10秒 ※チャージ2個パーティクル・ショットと共通
球状のバリアを自身の周りに展開する。バリアは2秒経過するか合計200ダメージを受けると消失する。
バリアはあらゆるダメージとほとんどのCCを無効化し、ヒール阻害などの状態異常を消すが、一部のノックバックは無効化できない。

アビリティ2:バリア・ショット
CT8秒 ※チャージ2個パーティクル・バリアと共通
照準を合わせた味方1体にパーティクル・バリアとほぼ同じバリアを付与する。付与できる最大距離はザリアから30m。

アルティメット:グラビトン・サージ
重力塊を発射し、着弾地点の周囲9mの敵を3.5秒間中心に拘束する。
ダメージは秒間5と無いも同然だが、オリーサのフォーティファイやライフウィーバーのペダルでなければ重力塊から脱出することはできない。

パッシブ:エネルギー吸収
(バリアが受けたダメージ×0.2)%をエネルギーとして吸収する。エネルギー量は照準の下に表示され、最大で100%。
このエネルギー量に応じてメイン攻撃とサブ攻撃のダメージが上昇する。エネルギーは最後の獲得から2秒が経過すると1秒間に2%ずつ自然減少し、ザリアがデスすると0になる。

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