
『ZOO KEEPER』とは、KITERETSU、ROBOTが企画開発を行ったアクションパズルゲームである。ゲームボーイアドバンスからPlayStation 2、ニンテンドーDS、Phone・スマートフォン用まで、数多くの媒体向けにリリースされている。園長の傲慢な態度に耐えかねて動物園を脱走した動物たちを、プレイヤーが飼育係となって捕獲するというストーリーである。DS、3DS版では落下中に動かすアクティブ連鎖も可能で、アクション性が高いパズルゲームとなっている。
『ZOO KEEPER』の概要
『ZOO KEEPER』とは、KITERETSU、ROBOTが企画開発を行ったアクションパズルゲームである。ゲームボーイアドバンスからPlayStation 2、ニンテンドーDS、Phone・スマートフォン用まで、数多くの媒体向けにリリースされている。園長の傲慢な態度に耐えかねて動物園を脱走した動物たちを、プレイヤーが飼育係となって捕獲するというストーリーである。
盤面に動物たちが描かれており、動物を1回だけ動かして同じ動物を縦・横のどちらかに3つ揃えていく。揃えると消えまる。『ZOO KEEPER』では、これを捕獲と呼んでいる。
DS、3DS版では落下中に動かすアクティブ連鎖も可能で、アクション性が高いパズルゲームとなっている。
開発当初は無料のFLASH版ゲームであったが、徐々に人気が出てきたことを受けて、アーケード版やプレイステーションやゲームボーイアドバンスのゲーム機へのリリースも行われた。さらに、携帯版もリリースされ、iPhoneやスマートフォン用のアプリも登場。
なお、リリース当初はガラケーだった携帯版は、機種によってはプリインストール(携帯購入当初からすでにダウンロードされている状態)されていたようだ。
『ZOO KEEPER』のあらすじ・ストーリー
動物園から脱走した動物たち
園長の傲慢な態度にしびれを切らした動物園の動物たちは、ついに園を脱走してしまう。逃げた動物は、象、キリン、ワニ、パンダ、カバ、猿、ライオン。
飼育係(プレイヤー)は逃げた動物たちを捕獲していくことになる。
『ZOO KEEPER』のゲームシステム
基本ルール

画面上には8×8のマスがあり、そこに動物(象、キリン、ワニ、パンダ、カバ、猿、ライオン)が敷き詰められている。プレイヤーはマスとそれに隣り合うマスの動物を入れ替えることができる。ただし、マスを入替えても動物が消せない場合は入れ替えることができない。同じ動物が縦・横どちらかに3匹以上並んだ場合、消える。これをゲームでは「捕獲」としている。動物が消えた際には時間制限のタイマーが回復する。
動物が消えたことで下が空白になった場合、動物は落下し、上からランダムに動物が補充される。着地後、同じように3つ以上の並びになれば連鎖となる。
各種の動物を一定数以上消せばレベルが上がり、タイマーの減少スピードが速くなる。制限時間のタイマーが0になればゲームオーバーである。
「ノーマルモード」と「とことんモード」
ノーマルモードは、ステージが複数用意されており、ステージごとにミッションが課せられる。
ミッションとは「すべての動物を○○匹捕獲する」といったもので、制限時間以内にミッションを達成すればステージクリアとなる。
なお、制限時間はいずれかの動物を捕獲すると回復する。つまり、動物を捕獲しているあいだはゲームオーバーにはならず、長い時間動物が捕獲できない状態になると、ゲームオーバーになってしまうということである
とことんモードは、ルールはノーマルモードとまったく変わらない。
ただし、ノーマルモードはステージに限りがある(ゴールがある)が、とことんモードにはゴールがない。
つまり、ゲームオーバーになるまで得点を獲得し続ける「とことんモード」なのだ。
対戦ZOO KEEPER
iPhone版の『ZOO KEEPER』(対戦型)
対戦ZOOKEEPERは、オンライン(オフライン)で誰かと『ZOO KEEPER』でバトルをするものである。
バトルの方法は、制限時間30秒でパズルをプレイし、消した動物や数・連鎖数に応じて攻撃(ATTACK)・防御(DEFENCE)ポイントを獲得するというもの。
・ ATTACK → サル・パンダ・キリン・カエル
・ DEFENSE → カバ・ゾウ
また、1回のプレイでLUCKY動物がランダムで決められており、その動物を消すと、ATTACKとDEFENSE両方にポイントが加算される。
プレイ後には、ATTACKとDEFENSEポイントをもとに対戦をし、相手の体力を0にしたら勝利。
DS・3DS版で可能なアクティブ連鎖
DS・3DS版の『ZOO KEEPER』では、消している最中に他の動物を消すことができる。これは『ZOO KEEPER』では「アクティブ連鎖」と呼ばれており、連鎖としてカウントされる。
つまり、動物を消している最中も連鎖が止まるまで眺めているのではなく、消すことができる動物をどんどん消していける。アクティブ連鎖をうまく使うことで連鎖を続けていけるのだ。
そのため、他のパズルゲームと違って、制限時間中は常に忙しい状態となる。
『ZOO KEEPER』の登場人物・キャラクター
人間
プレイヤー(飼育員)

プレイヤー。動物園の飼育係をしており、横暴な園長から脱走した動物たちの捕獲を命じられる。
園長

目次 - Contents
- 『ZOO KEEPER』の概要
- 『ZOO KEEPER』のあらすじ・ストーリー
- 動物園から脱走した動物たち
- 『ZOO KEEPER』のゲームシステム
- 基本ルール
- 「ノーマルモード」と「とことんモード」
- 対戦ZOO KEEPER
- DS・3DS版で可能なアクティブ連鎖
- 『ZOO KEEPER』の登場人物・キャラクター
- 人間
- プレイヤー(飼育員)
- 園長
- 動物
- 象
- キリン
- ワニ
- パンダ
- カバ
- 猿
- ライオン
- ウサギ
- 『ZOO KEEPER』の用語
- チミ
- クビ
- 給料
- 『ZOO KEEPER』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 最初の『ZOO KEEPER』はタイトーアメリカが開発
- レベル7以降では園長が登場
- ゲームオーバー後にもらえる園長からのお小言