オーバーウォッチ(Overwatch)のネタバレ解説・考察まとめ
未来の地球を舞台に、様々な特殊能力を持つヒーローを操作し6対6で競い合うブリザード・エンターテイメントが開発したアクションシューティング。
対応機種はPlayStation 4、Xbox One、Microsoft Windows(PC)。
2017年1月現在、全世界プレイヤー人口は2500万人と発表されており、同年のゲーム・オブ・ジ・イヤーを獲得した。
『オーバーウォッチ』の概要
開発元は日本でも発売されたMMORPGの先駆けと言われるディアブロシリーズの生みの親であるブリザード・エンターテイメント。
対応機種はPlayStation 4、Xbox One、Microsoft Windows(PC)。
オーバーウォッチとは「見張る・監視する」を意味する他動詞。
一般的に初心者にとって敷居の高いと言われているFPSゲームにおいて、回復役や盾役に特化したロール(役割)のキャラクターを用意することでエイムを始めとしたプレイスキルに自信がなくてもチームに貢献できるのが特徴。
メディア展開も積極的に行っており、公式サイト上にてキャラクターのオリジン(原点)ストーリーを描くデジタルコミックや短編アニメーションなども公開されている。
『オーバーウォッチ』のあらすじ・ストーリー
今から30年前、世界は新型原子炉である「オム二ウム」を搭載した人工知能を持つロボット「オムニック」を開発し大きな発展を遂げていたが、突如オムニック集団が世界に宣戦布告。オムニックと人類の戦争である「第1次オムニッククライシス」が始まった。
機能を失いつつある各国家は人類を救うべく結託し、世界中から優れた兵士や科学者など優秀な人材たちを招集。
国際機関のヒーロー集団「オーバーウォッチ」を結成し、彼らの活躍により25年も続いたオムニッククライシスはオムニックとオーストラリア政府による平和協定の締結という形で幕を閉じた。
オムニッククライシスが終結し世界が平和になった結果、強大な力を持つ彼らの存在を恐れる者たちによりオーバーウォッチは解体まで追い込まれてしまい、メンバーは犯罪者として扱われるようになってしまう。
オーバーウォッチ解散から数年が過ぎ、治安は徐々に悪化。オムニックを憎む人間による弾圧活動やテロ組織タロンによる犯罪行為が激化し、迫害を受けたロボット達の武装蜂起により第二次オムニッククライシスが始まってしまう。
世界が混乱を迎えるなかで、動向を記憶し続ける元オーバーウォッチメンバーがいた。知能が強化されたゴリラ、ウィンストンである。
複数の元メンバーがヒーロー活動を禁じられた今でも秘密裏に人助けを行っている事実を彼は知っていた。
そして世界の行く末を案じたウィンストンはオーバーウォッチが誇る人工知能「アテナ」の助けを借りて、かつての仲間にメッセージを届ける。
「世界は再び、私たちを必要としている」と。
ウィンストンは元オーバーウォッチのエージェントを呼び出すための活動を開始した。
なぜなら人類は、再びオーバーウォッチの助けを必要としているのだから。
『オーバーウォッチ』のゲームシステム
基本システム
戦闘はFPS視点で行われ、攻撃を命中させることでライフゲージを減らすことができ、ヘッドショットを成功させることで大ダメージを与えることができる。
戦闘中、キャラクターごとに様々なアビリティを使用することができるが、一度使用するごとにクールダウンが発生するため、一定時間使用できなくなる。
ライフが0になりキャラクターが死亡状態になると自分を殺した相手の直近プレイをハイライトするキルカメラ画面に移行。
一定時間経過することでリスポーン地点から何度でも復活することができる。
対戦ルール
大きく分けると、攻撃側と防衛側に分かれて目標エリアを奪い合うアサルト。
ペイロードと呼ばれる路面電車を護衛し前進させる側と妨害する側に分かれ攻防するエスコート。
両チームが攻撃側となり、中央の目標エリアを奪い合うコントロールという3つのルールが存在する。
どのルールにも共通して言えるのが目的であるエリアの奪い合いが主となる点であり、単純なキル数が多くても勝利には繋りにくく、チームプレイが非常に重要である。
『オーバーウォッチ』の登場人物・キャラクター
ゲンジ
ハンゾーの弟であるサイボーグ忍者。
火力の低さがネックだが、二段ジャンプや壁のぼりなど三次元的な立ち回りを活かした高い機動力が魅力。
使用難易度が高い分、使いこなせれば敵チームを容易に蹂躙することも可能なテクニカルキャラクターである。
ソルジャー76
オーバーウォッチ解体の真相を掴むため全力を注ぐ経歴不詳の自警団員。
登場キャラクターの中では従来のFPSに最も近く、武器は中距離メインのアサルトライフル。
自身や味方に使用できる回復スキルや、ダッシュ移動が可能になるパッシブスキルなど、どんな状況でも万能に活躍できるキャラ性能が魅力である。
トレーサー
時空を超える冒険家にして、根っからの正義の味方。
キャラ性能は高火力かつ低装甲な典型的なオフェンスキャラクター。
直線方向に瞬間移動できるスキル【ブリンク】を用いたトリッキーな動きで敵を翻弄してのヒット&アウェイが非常に強力。
ファラ
青い鳥のようなコンバットスーツ“ラプトラ・マークVI”を身にまとう女性。
使用武器は弾速は遅いが、威力の高いロケットランチャー。
スキル使用により上空に急上昇、ホバリングによる滞空が可能で高所から弾幕を張り続ける事で複数の敵を攻撃できる強みがある。
リーパー
目次 - Contents
- 『オーバーウォッチ』の概要
- 『オーバーウォッチ』のあらすじ・ストーリー
- 『オーバーウォッチ』のゲームシステム
- 基本システム
- 対戦ルール
- 『オーバーウォッチ』の登場人物・キャラクター
- ゲンジ
- ソルジャー76
- トレーサー
- ファラ
- リーパー
- マクリー
- ソンブラ
- ウィドウメーカー
- ジャンクラット
- トールビョーン
- ハンゾー
- バスティオン
- メイ
- D.va(ディーバ)
- ウィンストン
- ラインハルト
- ザリア
- ロードホッグ
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