シャドーハウス(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『シャドーハウス』とは、週刊ヤングジャンプにて2018年から連載されている漫画だ。著者はソウマトウで、「ヤンジャン!」にてカラー版が同時配信されている。謎の洋館「シャドーハウス」で暮らす貴族、「シャドー」と、その世話係「生き人形」たちの、友情や敬愛を描いたゴシックミステリー。
単行本は電子版含め260万部を突破している人気作品だ。2021年にアニメ第1期が放映され、2022年には第2期も放映された。
ロレッタ
ロレッタ班の班長を務めるシャドー。気が強い性格で、オネエ口調で話すのが特徴。
すす能力で爪を刃のように鋭く伸ばすことができる。無能力者狩りではギルバートに決闘を煽り、犯人と疑われた。
エリザベス
リズの主人であるシャドー。イザベル、ミラベルがケイト班に異動になったことにより、班長に昇格した。面倒見が良い性格は星つきからも高い評価を得ている。
煙幕を出すすす能力を持っている。無能力者狩りの犯人として突き出されるが、ケイトと結託し、ダグラス班のすす能力を暴くために一芝居打っていた。
ロバート
金髪が特徴の少年の生き人形の主人であるシャドー。面倒見の良い性格で、新人シャドーの指導を懸命にしている。
ニコラス
おかっぱ頭が特徴的な少年の生き人形の主人であるシャドー。シャドーハウスに来て日が浅く、洗脳も薄いため、自身の生き人形に対して友好的に接している。
無能力者狩りの一件以降、すす能力の開花を目指す。
ジョージ
そばかすが特徴的な少年の生き人形の主人であるシャドー。ニコラス同様、シャドーハウスの洗脳が薄い。無能力者狩りの被害に遭っている。
リンジー
ツインテールが特徴的な少女の生き人形の主人であるシャドー。ニコラス同様シャドーハウスに来たばかりだが、脚力を増幅させるすす能力に目覚めており、襲い掛かるすすの蔦に強力な蹴りを入れていた。
星つき
バービー
CV::釘宮理恵
子供たちの棟の生き人形を統率する星つきのリーダーであり、バーバラに仕える生き人形の少女。口が悪く、暴力的。主人のバーバラのことを大切に思っているが、性格や口調が荒いことから他の”生き人形”たちに怖がられている。星つきになる前の彼女は天真爛漫な性格で、言動もエミリコのように明るく、よく笑顔を見せる子供であった。身体能力もとても高く、クリストファーからシャドーハウスの教育改革においてスポーツの教師を任せられるほどである。しかし、バーバラが悲痛の叫びをあげ、感情が昂ぶった結果、すすが爆発を起こしてしまい、側にいたバービーは吹き飛ばされて額に怪我を負ってしまう。本来ならシャドーは顔に傷を負った時点で処分となる。しかし、当時の子供たちの棟管理者トマスにより、処分を免れる条件として「子供たちに秩序を守らせること」「一体化するために顔の傷をなおすこと」を命じられた。それからは、皆に何を言われようともクリストファーとの再会を信じ、頑張り続けるバーバラと共に、「星つき」として子供たちの管理を徹底していくようになるのである。かつての笑顔をなくして常に険しい表情をしているのは、バーバラから星つきとして強くなるために「強い顔であって欲しい」と望まれたからである。
バーバラ
CV:釘宮理恵
バービーの主人であり、星つきのリーダーを務めるシャドー。言葉遣いは丁寧だが、怒りっぽい。シャドーハウスで産出される6割のすす量を排出しており、自身でも制御できない圧倒的なすす量を誇る。すす量が高いほど館への貢献度が高いとされる分には評価されているが、このすすの生成は自然発生だけではなく、時折身体から猛烈な勢いで溢れ出す「発作」の症状として発現し、その度に会話も不可能なほどの想像を絶する苦痛に見舞われる。だが、偉大なるおじい様と館への忠誠心、そしてバービーの支えによって耐えていた。高圧な態度をとるバービーと違い、言葉遣いが丁寧で暴力を振るうことは無く、事態に対して慎重かつ公平な判断ができる人物。しかし短気な性格から、気に障る事があると不満や悪態をついており、この時の口調はバービーと似たような砕けた言葉遣いになる。バービーはその粗暴さや強引さで生き人形達から怖がられがちだが、バーバラの場合は、この誰に対しても怒りを見せてしまう点を他のシャドーから恐れられているのである。また、星つきゆえに逆らえない事もあり、規律を厳しくして統率する点では手腕は高いものの人望はあまりなく、苦労することもある。
スージー
CV:豊口めぐみ
スザンナを主人に持つ生き人形の女性。星つきの1人であり、救護班の班長も務める。主人の真似をすることはあまりなく、上品に笑っていることが多い。主人との信頼関係は厚く、スザンナから単独で仕事を任されることもある。
真面目で世話焼きな性格で、自分の仕事に他人が干渉することを嫌う。ミスした際にはスザンナから酷く責められることもあった。
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目次 - Contents
- 『シャドーハウス』の概要
- 『シャドーハウス』のあらすじ・ストーリー
- シャドーと召使いとして働く生き人形
- お披露目とケイトの目的
- 亡霊騒ぎと一体化
- コーヒーによる洗脳が解け、過去の記憶を思い出し始める生き人形たち
- 『シャドーハウス』の登場人物・キャラクター
- 生き人形
- エミリコ
- ショーン
- ルウ
- リッキー
- ラム
- ローズマリー
- ミア
- 双子のベル
- ダグ
- ヴィクター
- マギー
- リズ
- シャドー家
- ケイト・シャドー/ケイト・ミラー
- ジョン
- ルイーズ
- パトリック
- シャーリー
- マリーローズ
- サラ
- イザベル&ミラベル
- ダグラス
- ジェイムズ
- ローレンス
- ピーター
- マーガレット
- ウィリアム
- ヘンリー
- ロレッタ
- エリザベス
- ロバート
- ニコラス
- ジョージ
- リンジー
- 星つき
- バービー
- バーバラ
- スージー
- スザンナ
- ベン
- ベンジャミン
- オリー
- オリバー
- 研究班
- ナンシー
- アンナ
- リディ
- リディア
- ジェレミ
- ジェレマイア
- 救護班
- ギル
- ギルバート
- バーティ
- バートラム
- 一体化を終えたシャドー
- ソフィ
- ライアン
- ドロシー
- ジョゼフ
- エドワード/エド
- アイリーン/エリー
- ジェラルド/ジェイ
- トマス
- テイラー
- ルイス
- その他
- アンソニー
- クリストファー
- ローブ様
- 偉大なるおじい様
- キャサリン・ミラー
- エミリー
- 『シャドーハウス』の用語
- シャドー家
- 生き人形
- 星つき
- お披露目
- こびりつき
- 『シャドーハウス』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- エミリコを1人の人間として尊重するケイト
- すす能力を駆使してお披露目に合格したケイト
- 洗脳が解けて記憶を取り戻してきた生き人形たち
- こびりつきを退治するため、星つきが持ってきた道具を使うエミリコ
- 『シャドーハウス』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- アニメ化しづらいだろうと思われていた漫画
- 実は作者は2人組
- 読み進めるごとに解き明かされる伏線や謎
- 『シャドーハウス』の主題歌・挿入歌
- 1期OP(オープニング):末廣健一郎『a hollow shadow』
- 1期ED(エンディング):ReoNa『ないない』
- 1期ED(エンディング)2:萩森英明『私の完璧な世界』
- 2期 OP(オープニング):ReoNa『シャル・ウィ・ダンス?』
- 2期ED(エンディング):ClariS 『Masquerade』