バージル(デビル メイ クライ)の徹底解説・考察まとめ
バージルとは『デビル メイ クライ』シリーズに登場するキャラクターで、主人公ダンテの双子の兄。普段は髪をかきあげ、オールバックのような髪型にしているが、髪を下すとダンテと瓜二つの外見となる。ダンテと同様、悪魔と人間のハーフである半人半魔だが、青いロングコートを纏い、銃器を持たず日本刀型の魔剣、閻魔刀(やまと)を駆使した戦闘スタイル、人間ではなく悪魔として生きる道を選ぶなど、様々な点で弟と対照的なキャラクターとなっている。
『5』で復活を果たしたバージルは、ダンテに勝つために再び戦いを挑む。お互いの存在そのものが戦う理由と化していた兄弟は、どちらかが死ぬまで殺し合いを続けようとしていた。しかし、バージルの息子であるネロに制止され、初めての親子喧嘩で敗北したバージルは、敗者としてネロの殺し合いをやめるという願いを聞き入れる。さらにVになった際に取り戻した人間性や心を受け継いだことで、ダンテとの関係も軟化し、「算数からやり直せ、同点だ」と言いながら、命を懸けた殺し合いではなく、お互いの勝利数を競う兄弟喧嘩を続けるようになった。
バージルの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
『1』以降の設定が変わったバージル
シリーズ1作目となる『Devil May Cry』において、バージルは母と同じく20年前に悪魔に殺されたとされていたが、『3』でバージルが登場したことで、この設定が変更されている。バージルはダンテと同様生存していたが、母を失ったことへの後悔から、力を追い求めるようになり、ダンテと袂を別った。
バージルの人気の高さから発売された『Devil May Cry 3 Special Edition』
『3』の発売後、ダンテのライバルキャラクターとして登場したバージルは、主人公のダンテに並ぶ人気を得た。その高い人気から、『3』のスタッフが再集結して作られたのが、『Devil May Cry 3 Special Edition』である。『3』では操作できるプレイヤーキャラクターはダンテのみだったが、『3SE』ではバージルが操作できるようになり、ダンテとは違ったアクションを楽しめるようになっている。
操作キャラクターとして使用できるネロ・アンジェロ
『3SE』では、バージルの隠しコスチューム「伝説の魔剣士スパーダ」 を選択すると、バージルが魔人化時にネロ・アンジェロの姿になる。技の性能が変化し、『1』で敵として登場したネロ・アンジェロと同じ攻撃技を使用することができるようになっており、同じバージルでありながら、別のキャラクターとして使用することが可能となっている。
Related Articles関連記事
デビル メイ クライ(Devil May Cry)シリーズのボスまとめ
『デビル メイ クライシリーズ』とはカプコンから発売されたスタイリッシュアクションゲームのことである。シリーズは『1』から『3』までがダンテのみ、『4』と『5』はネロとダンテのダブル主人公という形で物語が進む。悪魔と人間のハーフであるダンテは人間界を脅かす悪魔たちを倒すデビルハンターをしている。『4』以降はネロも加わり、様々な強敵と対峙していく。シリーズごとに神話の怪物などをモデルにした様々な悪魔が中ボス、ラスボスとして多数登場する。
Read Article
デビル メイ クライ 2(Devil May Cry 2)のネタバレ解説・考察まとめ
『デビル メイ クライ 2』(デビルメイクライツー、DEVIL MAY CRY 2)は、カプコンが制作したPlayStation 2用のアクションゲームソフトであり2003年発売。アクションゲームのジャンルからスタイリッシュアクションというジャンルを開拓した人気シリーズデビル メイ クライの続編である。キャッチコピーは、「悪魔と踊ろう」。 第6回のCESA GAME AWARDSでは「CESA GAME AWARDS FUTURE 優秀賞」を受賞している。
Read Article
Devil May Cry(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『Devil May Cry』は、カプコンのテレビゲームである『Devil May Cry』シリーズを原作として製作されたテレビアニメ。WOWOWによって2007年の6月から9月まで放送された。 ゲームシリーズの主人公であるダンテが「悪魔も泣き出す男(デビルメイクライ)」に相応しい圧倒的な強さで悪魔を倒す戦闘シーンの迫力は勿論、アニメオリジナルの登場人物とカードゲームに興じるなど、ゲームでは見られないダンテの日常も描かれている。
Read Article
デビル メイ クライ(Devil May Cry)のネタバレ解説・考察まとめ
『デビル メイ クライ』とは、カプコンが制作したPlayStation 2専用のアクションゲームである。2001年8月23日に発売された。ゲーム続編は第4弾まで出ており、全世界シリーズ累計販売本数は1500万本に達している。ゲームや漫画など、様々なメディアミックスが成された。 ある満月の夜、トリッシュという美女が一人の男のもとを訪れる。その男はダンテといい、悪魔退治専門の便利屋『デビルメイクライ』を営んでいた。ダンテはトリッシュに導かれ、悪魔の救う島へと向かう。
Read Article
デビル メイ クライ 3(Devil May Cry 3)のネタバレ解説・考察まとめ
『デビル メイ クライ 3』(デビル メイ クライ スリー、Devil may cry3)とは、カプコンが制作し2005年に発売されたPlayStation 2用のアクションゲームソフト。アクションゲームのジャンルからスタイリッシュアクションというジャンルを開拓した人気シリーズの第3作目であり、1作目「デビル メイ クライ」よりも過去の物語を描いている。 後に追加要素を含んだアップグレードバージョンの「デビル メイ クライ3 スペシャルエディション」も発表されている。
Read Article
デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)のネタバレ解説・考察まとめ
『デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)』は株式会社カプコンから発売されたスタイリッシュアクションゲームである。対応ハードはPlayStation 3、Xbox 360。後にPC版も発売した。前作まで主人公を務めたダンテから新キャラクターであるネロに主人公が変わった。物語は悪魔が存在し人間に危害を加える世界。城塞都市フォルトゥナにて、魔剣教団に所属する若き騎士ネロが魔剣祭の最中に起きた教皇殺しの犯人を追っていくうちに、犯人の正体と教団の真の目的を知っていくというものである。
Read Article
ダンテ(デビル メイ クライ)の徹底解説・考察まとめ
ダンテとは『デビル メイ クライ』シリーズに登場するキャラクターで、『1』~『3』では主人公を務め、『4』~『5』ではプレイヤーキャラクターの1人として登場する。表向きは便利屋「Devil May Cry」を営む男だが、本業は悪魔絡みの事件を解決するデビルハンターである。悪魔である魔剣士スパーダと人間の女性エヴァとの間に生まれた半人半魔で、二丁拳銃エボニー&アイボリーや、巨大な長剣リベリオンをはじめとした、様々な武器を使いこなし、悪魔も恐れるほどの凄腕の実力を持つ。
Read Article
【あつ森】バイオハザードの世界を再現したマイデザインがすごい!【マイデザインIDまとめ】
大人気ゲームシリーズ「どうぶつの森」のニンテンドーSwitch専用ソフト『あつまれ どうぶつの森』では、服やタイルを自由にデザインして作る「マイデザイン」という機能があり、人気を博している。特に人気漫画などに出てくる服を再現したマイデザインはたびたびネット上で大きな話題になっている。Switchオンラインで公開されているマイデザインは自由に使うことができるので、大好きなあのキャラになりきることも可能だ。ここでは大人気ホラーアクションゲーム『バイオハザード』を再現したマイデザインを紹介する。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- バージルの概要
- バージルのプロフィール・人物像
- バージルの武器・能力
- 武器
- 閻魔刀
- ベオウルフ
- フォースエッジ
- ミラージュエッジ
- 幻影剣
- デビルトリガー
- 真魔人
- スタイル
- ダークスレイヤー
- コンセントレイション
- バージルの来歴・活躍
- 『デビル メイ クライ 3』
- 『デビル メイ クライ』
- 『デビル メイ クライ 5』
- バージルの関連人物・キャラクター
- ダンテ
- ネロ
- スパーダ
- V
- ユリゼン
- バージルの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ジャックポット!」
- 「悪いが俺の魂はこう言っている。もっと力を!」
- 「算数からやり直せ」
- バージルの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『1』以降の設定が変わったバージル
- バージルの人気の高さから発売された『Devil May Cry 3 Special Edition』
- 操作キャラクターとして使用できるネロ・アンジェロ