花さか天使テンテンくん(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『花さか天使テンテンくん』とは、小栗かずまたによって1997年から2000年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。何の才能も持たずに生まれた桜ヒデユキの前に天使のテンテンが現れ、彼に与えられるはずだった才能の種「サイダネ」を探すことになる。マイペースなテンテンと優しいヒデユキという凸凹コンビによるヒデユキの才能探しを軸に、人間のみならず天使や悪魔を含めたキャラクターたちとの交流を描く。
CV:野島健児
ヒデユキのクラスメイト。ヒデユキの親友で、第1話では何のとりえもない彼をフォローしている。サッカー部所属で、サッカーの才能を持っている。1度ヒデユキとテンテンの秘密を知ったが、催眠術の才能を使ったヒデユキにより忘れさせられた。家は寿司屋で、時折店の手伝いをする。
原作ではテンテンを「まるいの」と呼んでいるが、アニメ版では「テンテンくん」と呼んでいる。読み切り版ではヒデユキをからかうなど、性格が良くない。
12年後、サッカーの才能を開花させ留学している旨が語られた。
百合川サチコ(ゆりかわ サチコ)
CV:中川亜紀子
ヒデユキのクラスメイト。彼の想い人。ピアノを習っている。清楚な美少女で、優しい性格。当初ヒデユキのことを誤解していたが、彼の優しさを知ってからは親しくなった。
読み切り版にも登場しており、サッカーの才能を開花させたヒデユキに惹かれた描写があるが、合わないサイダネだったために腹痛に襲われた彼により、顔面にボールをぶつけられてしまう。
12年後、ウィーンに留学したことが語られている。
茜田イズミ(あかねだ イズミ)
CV:天神有海
ヒデユキのクラスメイトで、菊崎に想いを寄せている。男勝りな性格だが、菊崎の為にバレンタインのチョコを手作りするなど女の子らしい一面も持つ。
12年後、菊崎と親密になったことが語られている。
蘭林リョウイチ(らんばやし リョウイチ)
CV:石川大介
ヒデユキのクラスメイト。幼い頃から劇団に所属し、舞台出演経験もある。学校では演劇部所属。ナルシストで目立ちたがり屋な性格の上珍妙なセンスを持っており、周囲からは引かれている。
12年後演劇の道に進むが、サイダネが奇妙な形状で成長していた。
梅宮タツヤ(うめみや タツヤ)
CV:橋本潮
ヒデユキのクラスメイト。自分のことを「たっくん」と呼んでくる過保護な母に辟易していたが、風邪を引いて倒れていたところを懸命に助けられて考えを改めた。ヒデユキ曰く「絵が得意」。
人気投票の結果発表の時まで名前がなく、0票だった。
三椿ケイタ(みつばき ケイタ)
CV:小谷伸子
卓球部所属。ヒデユキ曰く「話が得意」。公園で本を読んでいた美少女向田ヒロミ(むこうだ ヒロミ)に恋をし、思い切って告白。しかし、ヒロミが実は男だったと分かり、失恋に終わった。
タツヤ同様人気投票の結果発表時まで名前がなく、0票だった。
綿山フクオ(わたやま フクオ)
CV:佐藤智恵
ヒデユキのクラスメイト。跳び箱が苦手な太めの少年。放課後練習を重ねたことで、跳び箱の試験に合格した。実は跳び箱の才能を持っており、テンテンは体型が邪魔して才能の成長が阻まれていたと見立てた。放課後の練習が功を奏し、才能花が成長を開始。
山吹トオル(やまぶき とおる)
ヒデユキのクラスの学級委員長で、「委員長」と呼ばれている。バスケ部に所属。文武両道で、何でもできる優等生として知られる。歴史上名を残した偉人が有していた「珠玉のサイダネ」を持つ。生真面目かつ天才肌だがそのことがコンプレックスであり、自由奔放なテンテンに憧れる。真面目過ぎる為テンテンのようになりたいと桜家に泊まり込み、全裸で登校する奇行に走ってしまう。
橘ソウイチロウ(たちばな ソウイチロウ)
ヒデユキのクラスメイト。俳句が趣味で、着物を着ている。無表情だが俳句に対する思いは熱い。飼い犬も含めて、家族は皆同じ顔をしている。老人会主催の俳句友の会の会員で、学校でも俳句部に所属。しかし、先輩たちの卒業により部員が1人だけになってしまった。
浅丘(あさおか)
蘭林に片想いをしているが、避けられている。
捩木(ねじき)
キャンプ慣れしており、初心者のヒデユキを見下していた。誕生日に父親からもらった十徳ナイフを大事にしている。キャンプで川に落ちたナイフをヒデユキが拾う所を見たため、帰りに彼の荷物を一緒に持った。
薔薇ノ宮(ばらのみや)
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目次 - Contents
- 『花さか天使テンテンくん』の概要
- 『花さか天使テンテンくん』のあらすじ・ストーリー
- 才能を与えられなかった少年と落ちこぼれの天使
- 悪魔デモモ
- 天使と悪魔の運動会
- テンテンの兄登場
- 期待に潰されかける才能
- 天上オリンピア
- 本当の才能
- 12年後のヒデユキ
- 『花さか天使テンテンくん』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- テンテン
- 桜ヒデユキ(さくら ヒデユキ)
- 天使
- キューピ
- ジャック
- ベンテン
- フクジン
- オニタロー
- ユキノスケ
- ピーノ
- ルキーノ
- 神と天使長
- 神
- 大臣
- ティレンツ
- ブルタス
- スフィクス
- 「知」の副天使長
- 「知」の天使部長
- クロノス
- マリリン
- 門番兄弟
- 天獣
- テンケン
- プムー
- ポポン
- レンポ
- ヘビオカーン
- ノップサン
- テンテンの家族
- テンパパ
- テンママ
- その他の天使
- ザウエル
- ピットン
- 悪魔
- デモモ
- エンマ大王
- ミザリィ
- イービル
- デビー
- ザタン
- ミスト
- もう1人の仲間
- ギリョウ
- ドンデ
- ドッペル三兄弟
- ズール
- ちびデモ兄弟
- 桜家
- 桜ミサキ(さくら みさき)
- 桜カズヨシ(さくら カズヨシ)
- ヒデユキの祖母
- ヒデユキのクラスメイト
- 菊崎トラキチ(きくざき トラキチ)
- 百合川サチコ(ゆりかわ サチコ)
- 茜田イズミ(あかねだ イズミ)
- 蘭林リョウイチ(らんばやし リョウイチ)
- 梅宮タツヤ(うめみや タツヤ)
- 三椿ケイタ(みつばき ケイタ)
- 綿山フクオ(わたやま フクオ)
- 山吹トオル(やまぶき とおる)
- 橘ソウイチロウ(たちばな ソウイチロウ)
- 浅丘(あさおか)
- 捩木(ねじき)
- 薔薇ノ宮(ばらのみや)
- 夢木モモコ(ゆめぎ モモコ)
- その他の同級生
- 蕺リュウゾウ(どくだみ リュウゾウ)
- 蕺一味
- 姫島・マーガレット・セイコ(ひめじま・マーガレット・セイコ)
- 藤代(ふじしろ)
- 杉原カズヤ(すぎはら カズヤ)
- 降輪小学校教員
- 杜若トモエ(かきつばた トモエ)
- 楠(くすのき)
- 松沢アキラ(まつざわ アキラ)
- 花畑エンラク(はなばたけ エンラク)
- 教頭
- 小柳ツトム(こやなぎ ツトム)
- 降輪小学校児童の家族
- 菊崎の父
- 蕺ゴウゾウ
- 蕺ハジメ
- 薔薇ノ宮の父
- その他のキャラクター
- 小栗かずまた
- 天上王
- ジョロザエモン
- クロ
- 白柳親子
- 白詰コウジ(しろつめ コウジ)
- 華室アンナ(かむろ アンナ)/梅垣ミナコ(うめがき ミナコ)
- 木瓜野(ぼけの)
- 紅葉山(もみじやま)
- 向田ヒロミ(むこうだ ヒロミ)
- マサにーやん
- カー公(カーこう)
- 『花さか天使テンテンくん』の用語
- 天の国
- 天使
- 才の天使
- 知の天使
- 愛の天使
- 力の天使
- 運の天使
- 堕天使
- 天使の輪
- 天力(てんりょく)
- 地獄
- 悪魔
- 天使のアイテム
- サイダネ
- 才能花(さいのうか)
- 天翼じょうろ(てんよくじょうろ)
- 天聖水(てんせいすい)
- 天愛弓(てんあいきゅう)
- 聖恋矢(せいれんや)
- 愛結糸(あいけっし)
- 福来日(ふくらいび)
- 天使アイテムアフターケアーサービス
- 悪魔のアイテム
- デビルカッター
- 黄泉の国
- 天の国&地獄親睦大運動会
- 友好の像
- 天上オリンピア
- 降輪小学校(ふらわしょうがっこう)
- テンテン体操
- テンテン団
- 『花さか天使テンテンくん』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- テンテン「開け!○○の才能!」
- 雛「走るのってこんなに楽しかったんだ…!」
- テンテン「才能だけでいきなりうまくなれるかー!」
- 『花さか天使テンテンくん』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ヒデユキの本当の才能は編集者
- 読み切り版と連載版の才能花の違い
- テンテンの原型は前作読み切りの主人公
- 『花さか天使テンテンくん』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):ブラブラブラボーズ「クラスで一番スゴイやつ」
- ED(エンディング):泉川そら「TU-LA LA」
- ED(エンディング):チェキッ娘「ドタバタギャグの日曜日」