花さか天使テンテンくん(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『花さか天使テンテンくん』とは、小栗かずまたによって1997年から2000年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。何の才能も持たずに生まれた桜ヒデユキの前に天使のテンテンが現れ、彼に与えられるはずだった才能の種「サイダネ」を探すことになる。マイペースなテンテンと優しいヒデユキという凸凹コンビによるヒデユキの才能探しを軸に、人間のみならず天使や悪魔を含めたキャラクターたちとの交流を描く。

白柳親子

母のテツコと、その息子テツオ。それぞれクイズ番組で何度も優勝している。クイズ番組『親子でシンキング』に出演した際テンテンと乱闘騒ぎになり、クイズ番組に出場禁止になった。

白詰コウジ(しろつめ コウジ)

降輪町に引っ越してきたと思われる小学生。三輪車のテクニック、ロボットのおもちゃでテンテン団の面々の関心を引き、テンテンからリーダーの座を一時的に奪った。

華室アンナ(かむろ アンナ)/梅垣ミナコ(うめがき ミナコ)

ヒデユキとは幼馴染み。4歳まで降輪市に住んでいた。その頃からアイドルに憧れており、10歳にして小中学生に人気のトップアイドルになった。多忙な為変装して仕事を抜け出し、降輪に戻って来た際、ヒデユキと再会する。ヒデユキは華室アンナのことを知らず、幼馴染みとして一緒に過ごした。自分を待つファンたちの存在を思い出し、ヒデユキに正体を明かさず降輪町を去る。
本名は梅垣ミナコ。

木瓜野(ぼけの)

生物学教授で、木瓜野生物学研究所所長。テンテンを新種の珍獣と勘違いし、研究しようと捕獲。いくつか実験をするが結局脱走された上、飼育していた動物たちに重傷を負わされた。

紅葉山(もみじやま)

木瓜野の助手。木瓜野と共にテンテンの観察を行う。感性は比較的まともで、木瓜野の言動にツッコミを入れる描写もある。木瓜野と同じくテンテンが逃がした実験動物に襲われ、怪我を負ってしまう。

向田ヒロミ(むこうだ ヒロミ)

降輪公園のベンチで本を読んでいるところを、三椿に告白された。少女のような髪形、名前、風貌だがれっきとした少年であり、三椿の告白に困惑しつつ自分は男だと返した。

マサにーやん

本名は不明。ヒデユキたちより5歳上。幼い頃、いじめられていた蕺リュウゾウを助けたガキ大将だが、実際には彼をいじめていた張本人だった。修学旅行の際東京を訪れて蕺から金をだまし取ろうとしたが、友人に過去のことを自慢していたのを彼に立ち聞きされ制裁された。

カー公(カーこう)

CV:高木優佳

アニメオリジナルキャラクター。第1話では、天の国から落ちてきたテンテンを突いてきたカラス。その後も毎回のようにテンテンをつつくようになり、彼の天敵といえる。

『花さか天使テンテンくん』の用語

天の国

天使の暮らす世界。テレビ放送がされているなど、人間の暮らす地の国と生活ぶりは変わらない。広さは地上の10倍ほどだが、天使たちが暮らしているのは一部の地域のみで、大部分が未開の地。かつて、地獄とは対立関係にあった。

天使

天使は、天の国の住民。5つの役割があり、人間を影から助けるのが主な仕事となる。額には「天印」と呼ばれる文字があり、その字で受け持ちの役割が分かる。テンテンのように半人前の天使には「天」の字が与えられる。「天使アイテム」と呼ばれる道具を持ち、各々の役目に従事。天使アイテムは本人以外には使えない。

才の天使

サイダネや天翼じょうろを持ち、才能に関する管理を行う。「教才日(きょうさいび)」には、15歳以上でサイダネの芽すら出ていない人物に才能を教える。サイダネを一時的に才能花にし、ごく自然な形でその才能を活かせる状況にもっていく。本編ではバスケの才能を持つ不良少年に盗んだスイカを渡し、追ってきた八百屋から守る形で才能に気付かせた。尚、ヒデユキは「スイカ泥棒のふり」だと思っていたが、スイカはテンテンが実際に盗んだものであった。

知の天使

ninja
ninja
@ninja

目次 - Contents