マヤ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

マヤ（ONE PIECE）の概要

マヤとは、海賊漫画『ONE PIECE』を原作とした劇場版第5弾『ONE PIECE 呪われた聖剣』（ワンピース のろわれたせいけん）の登場人物。

偉大なる航路（グランドライン）のアスカ島（アスカとう）に住む巫女の一族の少女。スラッとしたスタイルを持つ美しく、心優しい少女である。「祈り」の力を使うことができ、その力は歴代の巫女の中でも随一。

ある日、剣士でありながら利き腕である右腕が付随になってしまったサガがアスカ島にやってきた。失意のどん底のサガを励ましている内に互いに惹かれ合い、マヤとサガは恋仲になる。しかし1年前、アスカ島が海賊に襲われた際、サガはマヤを守るために妖刀・七星剣（しちせいけん）に手を出してしまった。サガは七星剣に心を支配され、七星剣の完全復活のために非道を行うようになる。マヤは島を訪れた主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味と協力し、七星剣の力を封じ込めてサガの自我を取り戻すため奮闘するのだった。

ONE PIECE 呪われた聖剣（ワンピース）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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『ONE PIECE 呪われた聖剣』（ワンピース のろわれたせいけん）とは、少年漫画『ONE PIECE』を原作とした劇場版第5作品目である。2004年3月に公開された。興行収入は18億円。
麦わらの一味の剣士ゾロは、アスカ島で幼馴染のサガと再会。サガとの約束を果たすためにサガが師範を務める海軍道場の海兵達と行動を共にし始めた。ルフィ達は、ゾロを取り戻すため、妖刀・七星剣（しちせいけん）の呪いを受けたサガを助けるために、アスカ島の巫女・マヤ達と協力して奮闘する。

マヤ（ONE PIECE）のプロフィール・人物像

出身：偉大なる航路 アスカ島
職業：巫女

CV：柚木涼香

艶のある青い長い髪を持った美しい少女。スラッとした抜群のスタイルを持っている。

心優しい少女で、剣士生命を絶たれて無気力になっていたサガを、根気よく励まし続けた。その内にお互いに惹かれ合い恋仲となる。サガが自分を助けるために七星剣に心を支配されたことに心を傷めており、サガを取り戻すために諦めずに「祈り」を捧げる。

マヤ（ONE PIECE）の能力

祈り

アスカの巫女が代々使える力。「祈り」により、邪悪な力を封じることができる。マヤの「祈り」の力は歴代の巫女の中でも随一とのこと。

マヤ（ONE PIECE）の来歴・活躍

過去

サガとの出会い

ある時、マヤの住む偉大なる航路（グランドライン）のアスカ島（とう）に剣士のサガがやってきた。サガは事故に遭い、奇跡的に一命は取り留めたものの、剣士の命と言える利き腕の右腕が動かなくなってしまっていた。「正義の剣を極める」という夢があったサガにとって、利き腕が使えないことは絶望的なことだった。アスカ島にやってき頃のサガは無気力で1人塞ぎ込んでいたが、マヤはそんなサガを励まし続ける。やがてサガは心を開き、互いに惹かれ合ったマヤとサガは恋仲になった。

海賊の襲撃

映画の物語から1年前（新世界編から3年前）、アスカ島が海賊に襲われた。マヤ達の村は炎に包まれ、人々は逃げ惑う。マヤはサガに連れられて海賊から逃げた。しかし湖のほとりにある城に追い詰められてしまった。片腕が動かせないサガは満足にマヤを守ることができなかった。サガは妖刀・七星剣（しちせいけん）を封じた棺に倒れ込み、力があればと強く願う。それに七星剣が呼応し、サガはマヤが止めるのも聞かずに七星剣を手に取ってしまった。サガは七星剣で海賊を撃退することに成功。しかしそれと同時にサガの自我は七星剣に支配されてしまうのだった。

『ONE PIECE 呪われた聖剣』

七星剣の封印

アスカ島に赤い満月が昇る夜。七星剣の妖力は増し、完全復活を遂げようとする。マヤの家系は代々「祈り」の力で七星剣の復活を阻止してきた。マヤもまた七星剣の復活を阻止するための準備をしていた。はるか昔にアスカの神から賜ったという3つの宝玉を清め、翌日に迫った赤い月の夜に向けて着々と準備を進める。その途中、マヤは主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味に遭遇した。1年前に海賊に襲われた過去があるマヤは、宝玉を持って慌てて村へ危機を知らせに走る。ルフィと狙撃手のウソップはマヤを追う途中で迷子になったが、他のメンバーはマヤの後を追って村までやってきた。

マヤ達が一味を警戒していると、今度は村にたくさんの海兵がやってきた。海兵達はサガが師範を務める海軍道場の門下生で、サガの使う七星剣の妖力で操られていた。そしてその中に何故か麦わらの一味の剣士ロロノア・ゾロの姿があった。ゾロはサガと幼馴染であり、サガを苦しめているという宝玉をマヤから奪ってくるように命じられていたのだ。そんな事情をゾロが一味に話しているはずもなく、一味のコックであるヴィンスモーク・サンジはわずかな動揺を抱えてゾロと交戦することになった。サンジはゾロに負けてしまい、ゾロはマヤから宝玉を奪っていった。

一味が悪い海賊でないことがわかり、マヤは一味に事情を話す。サガとゾロは幼馴染であること、サガは七星剣に身体も自我も支配されていること、赤い月の夜に七星剣が復活しようとすること。そして、宝玉がない今、巫女であるマヤが人柱として七星剣復活を阻止するしかないこと。そんな中、まる一日迷子になっていたルフィとウソップがようやく一味に合流する。なんとルフィは迷子になっている間にサガ達が始末したはずの宝玉を持っていた。ルフィが宝玉を持っていたことで、封印の儀式ができることになり、マヤは儀式の装束に着替えて準備をする。

赤い月の夜、マヤは祖母のイザヤとルフィと共に祭壇に向かう。それと並行して、一味は3の宝玉を島にある3つの塔それぞれに奉納に向かった。一味が宝玉を収めるのに成功し、マヤは夜空に浮かぶ7つの星・アスカ七星に「祈り」を捧げる。すると島が結界に覆われた。マヤが結界を張ったことに気づいたサガは祭壇にやってきて儀式の邪魔をしようとする。ルフィはマヤの邪魔をさせないためにサガと戦った。しかしマヤやルフィの奮闘も虚しく、七星剣は復活を遂げてしまう。それでも諦めずに戦うルフィを見て、マヤもまた「祈り」を捧げ続けた。

駆けつけたゾロがサガを斬ったことで、サガは七星剣から解放された。マヤは自我を取り戻して償いに生きることを決めたサガに寄り添い、共に生きていくのだった。

マヤ（ONE PIECE）の関連人物・キャラクター

サガ

CV：中村獅童（特別出演）、中山さら（幼少期）

劇場版『ONE PIECE 呪われた聖剣』（ワンピース のろわれたせいけん）のオリジナルキャラクター。

麦わらの一味の剣士ロロノア・ゾロの幼馴染の剣士。幼い頃、ゾロと共に剣技を学んでいた。「正義の剣を極める」という夢があり、ゾロが「世界一の大剣豪になる」という夢を叶えるために旅に出た後、自身も武者修行の旅に出る。旅の途中で賞金稼ぎとして名を馳せたゾロと再会。共に海賊を討伐していたが、とある海賊と交戦中に事故に遭い、利き腕である右腕が付随となってしまう。失意の内に偉大なる航路（グランドライン）のアスカ島（アスカとう）に流れ着いた。

アスカ島でマヤと出会い、マヤの優しさや励ましのおかげで徐々に生きる気力を取り戻す。しかし海賊に襲われた時にマヤを守るために妖刀・七星剣（しちせいけん）に手を出してしまい、身体や自我を七星剣に支配されてしまう。以来、七星剣の完全復活のために非道を行うようになった。マヤとは恋仲であり、自我を取り戻してからは仲睦まじく寄り添う姿が描かれた。

サガ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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サガとは、海賊漫画『ONE PIECE』を原作とした劇場版第5弾『ONE PIECE 呪われた聖剣』の登場人物。褐色の肌に銀髪が特徴の男性である。麦わらの一味の剣士ロロノア・ゾロの幼馴染であり、幼い頃はゾロと同じ道場で剣技を学んだ。正義感が強く、「正義の剣を極める」ことを目標に掲げている。旅の最中にゾロと再会し、2人で海賊を討伐中、爆発に巻き込まれて右腕が不随となった。失意の内に流れ着いたアスカ島で巫女のマヤと出会い、気力を取り戻していく。しかし七星剣に取り憑かれてしまい、自我を失っていった。