アラガネの子(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『アラガネの子』(アラガネのこ)とは、漫画家・佐々木尚が描くファンタジー少年漫画。宝石や鉱石などの”石”が題材となっている。2020年11月から2023年12月まで集英社のWeb漫画アプリ『少年ジャンプ+』にて連載していた。世界観やキャラクターはオリエント風。主人公の少年・灰(かい)は、鉱石職人である朱星(あけぼし)の弟子となって、冒険の旅に出る。師弟の強い絆や旅の仲間との熱い友情、王道と言える白熱したバトルも必見。作中を彩る美しい宝石や鉱石達もまた魅力である。

年齢:30歳
誕生月:8月
身長:187cm
趣味・特技:子どもと遊ぶこと、手品、筋トレ
好きなもの:肉、夜、新しいもの
嫌いなもの:古いしきたり、習慣、大陸民

使用可能な石:アレキサンドライト

石食族の鉱石職人。紫の兄。両親を大陸民に殺されたことで、大陸民に強い恨みを持っている。潤を「アラガネの子」にするために一緒に世界を旅していた時に灰や朱星と出会った。「アレキサンドライト(変彩金緑石 )」という昼夜で色を変える宝石の適応者で、昼は”治癒”、夜は”丸1日1つの石を使えなくする”という能力を持つ。一時は指名手配犯となっていたが、3年後は石食族独立特区の領主となっている。

潤(うるみ)

年齢:11歳
誕生月:11月
身長:130cm
趣味・特技:動物と遊ぶこと、寝ること
好きなもの:藤、砂漠のバラ(食用)、肉、まくら
嫌いなもの:早起き、大陸民

使用可能な石:アンバー、アクアマリン、オパール、エメラルド、ガーネット

藤の弟子である石食族の少女。「アラガネの子」の候補で、灰よりも多くの遺跡をクリアしている。角笛集落という集落に住んでいたが、父母を始めとする仲間は石食族狩りに遭い、亡くなった。そのため大陸民を殺すことに何の躊躇もない。石食族の島を作るために「アラガネの子」になろうとしている。一時は指名手配犯となっていたが、3年後も藤と行動を共にしている。

錆也(さびや)

灰の故郷・萩集落の領主。灰や灰の家族が石化された時に偶然立ち寄った宝石商だった。灰達に希少価値があることを知り、集落の人間に自分達が移住するのを手伝う代わりに灰達を譲るという話を持ちかけられ、そのまま萩集落の領主となった。灰の「レッドダイヤ」を育てるために、約1年、灰を拘束し、牢獄に閉じ込めていた。

左紺の師匠

左紺の師匠。権力にやや弱いタイプのおじさま鉱石職人。左紺に黄の師匠にと打診が来た時は、左紺の訛が酷すぎて言葉が通じないことを危惧して付き添っていた。

アクアマリン

龍神集落の遺跡の試練を担当する石。長い尾を持つ人魚のような女性の姿をしている。試練挑戦者を巨大なタコのような化け物と戦わせ、勝利した者にだけ「あなたの”勇気”とは何か」という問いかけをする。気に入った答えをしたもに「アクアマリン」の力を授ける。

アメジスト

銀鱗集落の遺跡の試練を担当する石。鳥の翼と足を持つ長髪の男性の姿をしている。

試練の挑戦者には”決断”の試練を与える。内容は目の前に浮いている水晶のような玉を手に取るという簡単なものだが、水晶を手に取れば銀鱗集落の側にある背びれ山が噴火して集落が存亡の危機に陥るという過酷な”決断”を迫られるものだった。挑戦者の”決断”を認めた時、「アメジスト」の力を授ける。

桃(もも)

最終回で登場した紅斗の新たな弟子。鉄の妹弟子に当たる。石食族の少女で、ひきこもり。

萌黄(もえぎ)

最終回で登場した黄の弟子。人見知りのようで、黄のマントの下に隠れていたりする。

『アラガネの子』の用語

鉱石職人(こうせきしょくにん)

導力(どうりょく)と呼ばれる特殊な力で鉱石の加工やその特性を引き上げる技術を持つ人間。格式の高い職人であり、一般人から羨望の対象になっている場合もある。職人の証であるピアスを持っているのが特徴。

職人は弟子を取ると自身のピアスを弟子に渡す。弟子は一人前になる師匠にピアスを返却し、師匠は新たなピアスを作って弟子に贈る。また同じ装束を着ることが義務付けられており、師匠の衣装にはタッセルがついている。

鉱連盟(あらがねれんめい)

全領土の鉱石や鉱石職人の管理を行う組織。いくつもの支部があり、優秀な鉱石職人がたくさん所属している。

十二石座(じゅうにせきざ)

鉱連盟トップクラスの実力を持つ12人の鉱石職人の総称。ただ立場や連盟への信頼感はバラバラで、連盟に不信感や嫌悪感を持つ人間もいる。

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