アラガネの子(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『アラガネの子』(アラガネのこ)とは、漫画家・佐々木尚が描くファンタジー少年漫画。宝石や鉱石などの”石”が題材となっている。2020年11月から2023年12月まで集英社のWeb漫画アプリ『少年ジャンプ+』にて連載していた。世界観やキャラクターはオリエント風。主人公の少年・灰(かい)は、鉱石職人である朱星(あけぼし)の弟子となって、冒険の旅に出る。師弟の強い絆や旅の仲間との熱い友情、王道と言える白熱したバトルも必見。作中を彩る美しい宝石や鉱石達もまた魅力である。

紅斗が飼っている鉱山アザラシ。石食族よりも石と同調することができる。

バオ爺(バオじい)

家石亀(いえいしがめ)という種類の生き物。甲羅の上に4階建ての戸建てを背負う巨大な亀である。話すことも可能。朱星の家であり乗り物であり、良き相棒である。

鉱連盟(あらがねれんめい)

左紺(さこん)

年齢:25歳
誕生月:3月
身長:162cm
趣味・特技:香を焚く、節約料理、ひなたぼっこ
好きなもの:こたつ、お茶につけた煎餅、ねこまんま
嫌いなもの:テーブルマナー、正しい敬語

使用可能な石:ラピスラズリ(瑠璃)

鉱連盟東領支部監査局第一隊隊長。黄の師匠である。
アカデミーを首席で卒業した秀才。しかし田舎者で言葉がものすごく訛っている。必死に敬語で話そうとしているが、何故か頓珍漢な敬語になったり、敵に敬語を使ったりとなかなか定着していない。7年前に銀鱗集落領主家からの打診で黄の師匠となった。黄が一人前になり鉱連盟監査局第一隊隊員となってからは、上司と部下という関係である。黄をとても可愛がっている。
3年後も鉱連盟東領支部監査局第一隊隊長を務めている。

銀(いん)

使用可能な石:銀

鉱連盟東方支部監査局第二隊隊長。「銀」を使って、他者の能力を伝導させることができる。

羅紗(らしゃ)

使用可能な石:オニキス

鉱連盟東方支部監査局第四隊隊長。「オニキス」の能力を使って、空間を切り取ることができる(ただし短距離のみ)。獣の頭蓋のような仮面を被っているのが特徴。

白藍(しらあい)

使用可能な石:アパタイト

鉱連盟東方支部監査局第五隊隊長。「アパタイト」の能力を使って、幻影を見せることができる。幼い外見をしているが、老人のような喋り方をするのが特徴。朱星が十二石座にいる頃から外見が変わっていない。

千歳(ちとせ)

使用可能な石:ブラッドストーン

鉱連盟東方支部監査局救護隊長。「ブラッドストーン」の能力を使って、他者を治癒することができる。怪我をしているのに動こうとする灰に、「血止めて殺しちまうぞぉ?」と冗談で言っていたことから、力の応用で他者を死に至らしめることもできる様子。ガタイの良い男だが、虫が嫌い。

無明(むみょう)

使用可能な石:水晶

鉱連盟東方支部長。小柄な老婆で、声を発することが難しい。「水晶」を振動させて、その振動を機構に通すことで他者と会話する。穏やかで優しそうな老婆だが、時に冷酷な判断を下す。裏で黒鳶と通じていたかもしれず取り調べを受けていたが、結果的に「アラガネの子」の候補である灰を誕生させたことが評価され、無罪放免となった。朱星からは信用されていない。

無明の側近

無明に付き従う側近。文句は多いが仕事はできる。

虹(いろは)

年齢:???
誕生月:2月
身長:159cm
趣味・特技:子どもと遊ぶこと、人相動物占い
好きなもの:花、晴れの日、サンドイッチ
嫌いなもの:なし

使用可能な石:ダイヤモンド

鉱連盟のトップ集団・十二石座の筆頭。目が不自由であるため、側近の柳(やなぎ)に世話になっている。食いしん坊。目が不自由な分、鼻が利くと本人は主張している。「ダイヤモンド」の能力で、”他人の能力を何倍にも引き上げる”ことが可能。穏やかで人望もあるが、目的達成のために手段を選ばず、その結果誰かに憎まれることも厭わない。灰は「アラガネの子」の候補になり、旅を続けることを悩んでいるのを見抜き、家族を治す方法を教える代わりに「アラガネの子」になることを諦めるように諭した。結果、灰の家族は元に戻ったが、なにか裏に思惑があるような言動をしている。
最終回では登場しておらず、3年後に何をしているかは不明。ただ十二石座の筆頭の座は青鈍鉱山領主の鼓水になっている。

柳(やなぎ)

年齢:22歳
誕生月:7月
身長:166cm
趣味・特技:虹の身の回りの世話、本の読み上げ
好きなもの:海、紅茶、サンドイッチ
嫌いなもの:人混み、賑やかな場所

虹の付き人。目の不自由な虹の身の回りの世話をしている。幼い頃から虹と一緒にいる様子。

yuzu_yugu0819
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