アラガネの子(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アラガネの子』(アラガネのこ)とは、漫画家・佐々木尚が描くファンタジー少年漫画。宝石や鉱石などの”石”が題材となっている。2020年11月から2023年12月まで集英社のWeb漫画アプリ『少年ジャンプ+』にて連載していた。世界観やキャラクターはオリエント風。主人公の少年・灰(かい)は、鉱石職人である朱星(あけぼし)の弟子となって、冒険の旅に出る。師弟の強い絆や旅の仲間との熱い友情、王道と言える白熱したバトルも必見。作中を彩る美しい宝石や鉱石達もまた魅力である。
月白(ツキシロ)
鉱連盟本部にいる「アラガネの子」の候補生。石との同調率が高く優秀だが、体がとても弱い。
丹喜太(にきた)
使用可能な石:ルビーの人工石
朱星が十二石座に就いていた頃の直属の部下。朱星同様、「宝葉樹」出身であるが、非常に前向きな性格をした熱血漢。ルビーの人工石が”鳩の血(ピジョンブラッド)”と称される最高級のルビーの側にいるとどのような影響があるかという実験のために朱星の部下に配属された。しかしそれがなくても丹喜太は朱星を尊敬しており、自ら部下になることを志願したという。丹喜太の明るくて前向きな性格は朱星にとって救いだった。しかし朱星のルビーの影響を受けた丹喜太のルビーの人工石の力に身体がついていかず、熱暴走を起こす。丹喜太ではその力を抑えることができず、身体は炎に包まれた。朱星はその苦しみから丹喜太を解放するために丹喜太を手に掛ける。そして朱星は鉱連盟を去るのだった。
青鈍鉱山(あおにびこうざん)
鼓水(つづみ)
年齢:30歳
誕生月:12月
身長:188cm
趣味・特技:シーシャ、飲酒、合成宝石の品質チェック
好きなもの:宝石全般(食用)、宴、烏ノと過ごす時間
嫌いなもの:石食族への差別・偏見、魚全般
使用可能な石:アクアマリン
海底火山都市・青鈍鉱山の領主。黒くて大きなツノがある石食族で、豪胆な性格。鉱連盟のトップ集団・十二石座の一角だが、石食族ということで、上から伏せられている情報などもある様子。朱星とは反りが合わず、仲が悪い。しかし本当に嫌悪しているワケではなく、愛情の裏返しのようにも見える。烏ノと結婚しており、ラブラブ。灰達からはカッコいい大人認定されている。
3年後は十二石座の座長になっていた。新旧体制で発生するさまざまな意見の板挟みになり苦労している。自分を座長に推薦した黄麻のことをやや恨んでいる。
烏ノ(うの)
年齢:27歳
誕生月:4月
身長:163cm
趣味・特技:買い物、メイク、場を和ませること
好きなもの:蛍石、ぶどう石(食用)、宴、鼓水と過ごす時間
嫌いなもの:堅苦しいこと、鼓水の魚嫌い
使用可能な石:オブシディアン(黒曜石)
青鈍鉱山の領主秘書。ツノの小さな石食族で、鼓水の妻である。「オブシディアン(黒曜石)」の能力を使った導力を介した探知が得意。鼓水の「アクアマリン」の力と合わせれば、山2つ超えた先にいる標的を捉えることもできる。
3年後も側近として鼓水を支えている。
龍神集落(りゅうじんしゅうらく)
鼓道(つづどう)
龍神集落の領主をしている石食族の老人。青鈍鉱山の領主・鼓水の祖父。孫の鼓水が大好きだが、鼓水からの連絡がいつも素っ気ないのが気になっている。孫レスによって仕事に支障をきたすことがある。
天陽(てんよう)
使用可能な石:サンストーン(日長石)
西大陸を拠点にしていた盗賊・ヒノスナ団の頭領。東大陸にも進出し、龍神集落で暴れ回っている。褐色の肌の大男。息子の一砂(イスナ)が弟子。「サンストーン」の能力を使って、爆発を起こしたりすることが可能。
一砂(いすな)
使用可能な石:石黄(ヒ素の硫化鉱物)
西大陸を拠点にしていた盗賊・ヒノスナ団の頭領である天陽(てんよう)の息子で弟子。「石黄」の能力を使って毒の生成、混合、解毒をすることができる。
銀鱗集落(ぎんりんしゅうらく)
黄麻(おうま)
年齢:26歳
誕生月:6月
身長:173cm
趣味・特技:勉学、修行、散歩
好きなもの:ゆるめのおにぎり、漬物、1人でいる時間
嫌いなもの:運動(特に球技)、香りがキツいもの
使用可能な石:アメジスト
銀鱗集落の領主で、黄の実兄。鉱連盟のトップ集団・十二石座のメンバーでもある。”最弱の十二石座”と周りから嘲笑されることもあるが、努力によって立派にあろうとする真面目な人物。十二石である「アメジスト」に選ばれたのはいいが、導力が弱かった。そのため自分よりも導力が優れている黄の導力を移植することで力を得た。そのことが後ろめたく、黄に辛く当たって遠ざけていたが、本当は黄のことが可愛くて仕方がなかった。銀鱗集落を守るために一度は十二石座を辞するが、虹によって棄却された。
3年後も銀鱗集落の領主、十二石座の紫水晶(アメジスト)を務めている。
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目次 - Contents
- 『アラガネの子』の概要
- 『アラガネの子』のあらすじ・ストーリー
- 灰(かい)と朱星(あけぼし)の出会い
- 三本線のピアスの男・黒鳶(くろとび)
- 青鈍鉱山(あおにびこうざん)にて
- ”石と人との狭間”
- 黒鳶との決着
- 遺跡の試練
- 藤(ふじ)と潤(うるみ)
- 灰と家族の再会
- 「アラガネの子」になる決意
- 石食族 独立特区の設立
- 『アラガネの子』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 灰(かい)
- 朱星(あけぼし)
- 灰と朱星の旅の仲間
- 黄(こう)
- 黄虎(ホアンフー)
- 紅斗(べにと)
- 鉄(くろがね)
- ゴンちゃん
- バオ爺(バオじい)
- 鉱連盟(あらがねれんめい)
- 左紺(さこん)
- 銀(いん)
- 羅紗(らしゃ)
- 白藍(しらあい)
- 千歳(ちとせ)
- 無明(むみょう)
- 無明の側近
- 虹(いろは)
- 柳(やなぎ)
- 月白(ツキシロ)
- 丹喜太(にきた)
- 青鈍鉱山(あおにびこうざん)
- 鼓水(つづみ)
- 烏ノ(うの)
- 龍神集落(りゅうじんしゅうらく)
- 鼓道(つづどう)
- 天陽(てんよう)
- 一砂(いすな)
- 銀鱗集落(ぎんりんしゅうらく)
- 黄麻(おうま)
- 黄龍(おうりゅう)
- 黄の乳母
- 畝(うね)
- 灰の関係者
- 灰の父
- 灰の母
- 白(はく)
- レッドダイヤ/蘇芳(すおう)
- その他
- 黒鳶(くろとび)
- 紫(ゆかり)
- 藤(ふじ)
- 潤(うるみ)
- 錆也(さびや)
- 左紺の師匠
- アクアマリン
- アメジスト
- 桃(もも)
- 萌黄(もえぎ)
- 『アラガネの子』の用語
- 鉱石職人(こうせきしょくにん)
- 鉱連盟(あらがねれんめい)
- 十二石座(じゅうにせきざ)
- 宝葉樹(ほうようじゅ)
- 石食族(せきしょくぞく)
- 大陸民(たいりくみん)
- アラガネの子
- 石化獣(せきかじゅう)
- 『アラガネの子』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 迫力のバトルシーン
- 要所に差し込まれる美麗カラーイラスト
- それぞれの弟子と師匠の絆
- 『アラガネの子』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作者・佐々木尚はデジタル作業が苦手
- 公式PVがYouTubeで公開
- 非公式MAD映像がYouTubeで人気