ゲダツ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

空島編

エネルと共に空島の都市ビルカからスカイピアへ襲来し、"沼の試練"を務めることになる。麦わらの一味が空島へやってきた際にはアッパーヤードでのサバイバルが始まり、ゲダツはそれに参加し麦わらの一味船医のトニー・トニー・チョッパーと戦う。地の利や貝（ダイアル）を駆使した戦術と、「心綱（マントラ）」による相手の行動の先読みも相まって終始優勢に戦いを進めていた。しかし、チョッパーの仲間たちのことを蔑む発言をしたことでチョッパーの怒りを買い、終盤は彼のランブルボールによる形態変化でペースを乱されることに。その上、両足の靴裏についている噴射貝でバランスを取っていたゲダツは、うっかり片方の靴を脱がされていることに気付かず噴射貝を発動させたことで空中で体勢が保てなくなってしまった。その隙をチョッパーは見逃すことなく、渾身の一撃を放つ。チョッパーの攻撃を食らってゲダツは、沼雲の上に墜落し、真っ逆さまの状態で突き刺さった。それでもゲダツの意識と闘志は失っておらず、即座に沼雲から脱出して形勢を立て直そうと足の噴射貝を発動させる。しかし、逆さまの状態で浸かっていることに気付かず発動させたため猛スピードで沼雲に潜っていき自滅した。

主人公のモンキー・D・ルフィがエネルを倒した後、神官達は雲流しの刑（人1人分のスペースの島雲に乗せられ空を1人で彷徨い続ける遠回しな死刑）に処されたが、ゲダツはそもそも既に空島にいなかったため刑を免れた。

扉絵連載「ゲダツのうっかり青海暮らし」

沼雲に勢いよく突っ込んだ結果、雲を突き抜けてしまったゲダツ。そのまま青海のとある島まで転落してしまい、その島で温泉堀をしていたゴローに地面に刺さっていたところを偶然発見され、救出された。1万メートルの上空から落下したにもかかわらず頭にタンコブ一つで済んでいる。ゲダツは、地上でやり直すことを決めて「青海の番長」を目指すことになる。同時に、助けてくれたゴローの恩に報いるべく、温泉を探す手伝いをすることとなった。 呼吸や瞬きを忘れたり、重力を忘れて崖側面に垂直に立ったりなど、うっかりは以前よりも増していることでギャグ要員として定着した。

ある日、巨大モグラの土番長と出会い、空番長として勝負を挑み完勝した。土番長を舎弟として地面を掘らせ、ようやく念願の温泉を掘り当てることに成功する。更に土番長に地下を掘り進めさせた結果、今度はアラバスタ王国につながる地下トンネルが出来てしまい、ゴローは兄であるトトと、その子であるコーザと再会を果たすことになる。 以降は、土番長のトンネルをアラバスタと温泉島をつなぐ経路として活用され、アラバスタに生息するヒッコシクラブ「ハサミ」による海底バスが開通し人気観光地として発展を遂げた。その後ゲダツは、温泉番頭として就任した。

ゲダツのうっかり青海暮らし（ONE PIECE扉絵連載）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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「ゲダツのうっかり青海暮らし」とは、少年漫画『ONE PIECE』（ワンピース）の各話の扉絵を利用して描かれる、短期集中の連載「扉絵連載」の第七弾。空島編で登場した神（ゴッド）・エネルに仕えていた四神官の一人・ゲダツが活躍する物語だ。空島で麦わら海賊団の船医トニートニー・チョッパーと戦いの最中、うっかり空から青海へ落ちてしまったゲダツが、青海で番長を目指す話である。アラバスタ編で登場した王女ネフェルタリ・ビビを始めとしたアラバスタの人々が再登場したことで話題となった。

ゲダツ（ONE PIECE）の関連人物・キャラクター

ゴッド・エネル

CV：森川智之

偉大なる航路（グランドライン）の遥か上空にある空島スカイピアの唯一神だった男。雷を操る悪魔の実の最強種、"自然系（ロギア系）"「ゴロゴロの実」の能力者。突如、ゲダツを含む神官4人を引き連れて空島スカイピアに現れた。自らを全能な存在だと言い切っており、自分に逆らうものに対して容赦しない冷酷無比な性格をしている。自身の船である「マクシム」の構造を全て頭に入れているなど、能力に驕っておらず、頭脳も優れている。当時の神ガンフォールを叩きのめし、6年に渡り空島を恐怖により支配していたが、麦わらの一味船長モンキー・D・ルフィに敗れ空島を退いた。

エネル（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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エネルとは、尾田英一郎による漫画『ONE PIECE』に登場する人物。偉大なる航路（グランドライン）の遥か上空にある空島スカイピアの唯一神だった男。通称は、ゴッド（神）・エネル。6年もの間、「ゴロゴロの実」の能力と心網（マントラ）を使って恐怖政治を行っていた。しかし、主人公モンキー・D・ルフィ達の活躍によって戦いに敗れ、スカイピアを退く結果となった。表紙連載「エネルのスペース大作戦」では、自身の方舟「マクシム」で月へ辿り着き、ロボット軍団を手に入れ、エネル軍団を立ち上げる。

オーム

CV ：竹本英史

空島スカイピアの唯一神・エネルに仕えるゲダツと同じ四神官の1人。通称は「空の畜産家（スカイブリーダー）・オーム」。スキンヘッドでサングラスをかけており、口周りにヒゲを生やし、右腕から右肩にかけてタトゥーを入れている。生存率0％"鉄の試練"の神官を務めており、鉄雲を使って戦う。愛犬のホーリーに二足歩行や拳闘などをしつけ、戦闘する犬として調教している。エネル率いる神の軍団が拠点にしている島・神の島（アッパーヤード）で、オームは島の先住民である部族・シャンディアや麦わらの一味と交戦する。まず、麦わらの一味の船医であるチョッパーを"鉄の試練"で倒す。その後、同じ一味の戦闘員であるゾロと対戦したが、彼の必殺技「百八煩悩鳳（ひゃくはちポンドほう）」で敗北した。その後は消息不明だったが、スカイピアの住民たちの発言から、死刑の一つである「雲流しの刑」を受けたもよう。

オーム（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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オームとは、漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物・キャラクターで、空島スカイピアの唯一神・エネルに仕える四神官の1人。通称は「空の畜産家（スカイブリーダー）・オーム」である。スキンヘッドにサングラス、口周りのヒゲに右腕のタトゥーが特徴的な人物。鉄の試練の神官であり、鉄雲を使って戦う。冷酷な性格で、ネガティブな考えを持つ。エネルに対する忠誠心は非常に高い。

シュラ

CV：太田真一郎

スカイピアの神であるエネルに仕えるゲダツと同じ四神官の1人。生存率3%の"紐の試練"を掌っており、戦場に張り巡らせた紐雲を相手の身体に絡ませ、動きを封じたところに攻撃を仕掛ける。「スカイライダー」という異名を持ち、愛鳥の三丈鳥フザと共に戦う。相手の動きを読む「心綱（マントラ）」を使いこなして敵の攻撃をかわすことが可能。麦わらの一味が神の裁きを受けた際には、生贄の祭壇にいた船医のトニートニー・チョッパーを襲撃し、一味の船であるゴーイング・メリー号に火を付けるなどした。以前「スカイピア」の神であったガン・フォールがチョッパーの助けに入ったが、シュラは"紐の試練"でガン・フォールの動きを封じ、「熱の槍（ヒートジャベリン）」でガン・フォールを戦闘不能にした。神の島（アッパーヤード）のサバイバルにて、シャンディアのリーダー的存在であるワイパーの「排撃貝（リジェクトダイアル）」を受けて敗北してしまう。その後シュラは、人が一人乗れる程度の小さな島雲で空を彷徨い続ける「雲流しの刑」を受けた。

シュラ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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シュラとは、尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターで、空島「スカイピア」の神に仕える4人の神官の1人。「神の島（アッパーヤード）」にて、生存率3%の「紐の試練」で神に逆らった者を裁く。通称「スカイライダー」と言われており、愛鳥フザと共に戦う。戦場に張り巡らせた紐雲を相手の身体に絡ませ、動きを封じたところへ攻撃を仕掛ける戦闘スタイル。エネル主催の生き残りサバイバルではシャンドラの戦士ワイパーの「排撃貝（リジェクトダイアル）」を受けて脱落した。

サトリ

CV ：高戸靖広

スカイピアの神であるエネルに仕えるゲダツと同じ四神官の1人。アッパーヤードという大地で、生存率10%の"玉の試練"で神に逆らった者を裁く。相手の動きを読む「心綱（マントラ）」を使いこなして敵の攻撃をかわしたり、空島特有の道具「貝（ダイアル）」や玉雲を駆使して様々な攻撃を仕掛ける。両手の手袋の下には、「衝撃貝（インパクトダイアル）」を装備しており、体の髄より破壊する衝撃で敵を攻撃する。また、玉雲には火薬や槍などの危険物を仕込んであり、闇雲に触った相手はダメージを受ける。麦わらの一味の船長モンキー・D・ルフィ、狙撃手のウソップ、コックのサンジが"玉の試練"を受け、「心綱（マントラ）」や「衝撃貝（インパクトダイアル）」、玉雲に苦戦した。「心綱（マントラ）」で動きを読まれるため攻撃をかわされ続けたルフィ達だが、ルフィの予想外の行動に一瞬の隙を突かれたサトリは、ルフィに捕まり体の動きを封じられてしまう。そしてサンジの「粗砕（コンカッセ）」というかかと落としを避けられず敗北した。

サトリ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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サトリとは、尾田栄一郎作『ONE PIECE』に登場するキャラクターで、空島「スカイピア」の神に仕える4人の神官の1人。通称「森のサトリ」と言われており、「神の島（アッパーヤード）」にある「迷いの森」のヴァースを掌っている。生存率10%の「玉の試練」で神に逆らった者を裁く。相手の動きを読む「心綱（マントラ）」で攻撃をかわし、空島特有の「貝（ダイアル）」を駆使した攻撃でルフィ達を苦戦させた。しかしルフィに捕まり動きを封じられたサトリは、サンジの蹴り技を避けることができず敗北したのであった。

トニー・トニー・チョッパー