ドット・バレット（マッシュル-MASHLE-）の徹底解説・考察まとめ

ドット・バレットの概要

ドット・バレットとは漫画『マッシュル-MASHLE-』に登場するキャラクターであり、爆発魔法を得意とするアドラ寮の学生である。「イケメンが死ぬほど嫌い」と公言しており、レアン寮との合同授業の前レモン・アーヴィンから言い寄られているマッシュに一方的に敵意を抱いて喧嘩を吹っ掛けた。
一向に相手にされない状況に怒りを覚えたドットは、森の中で遭遇したマッシュに授業そっちのけで戦いを挑もうとする。しかし突如ローレンという女生徒の助けを求める悲鳴を聞いたドットは彼女を助け出し、彼女の話を聞くこととなった。「シルバという素行不良の男子に付きまとわれている」と明かしたローレンに対し、ドットは「シルバをぼこぼこにする」と宣言するが、突如現れたシルバによってドットはマッシュ共々トラブルに巻き込まれてしまうのだった。
シルバによって重傷をお技れたドットはマッシュによって助けられ、以降は「腐れ縁の友人」としてマッシュたちと関わるようになる。
ハーブティーが好みなど粗暴な見た目に反して上品な趣味をしており、育ちがいいのではないかとフィン・エイムズから推察されている。

通常彼の顔に現れている痣は1本のみだが実は額に十字型の痣が刻まれている。ドットは「感情が一定のラインまで高ぶると急激に魔力が上昇する」という性質を持った戦闘魔族「自戒人（イーラ・クロイツ）」であり、強力な魔法を使いこなす2線魔導士たちを圧倒的な力でねじ伏せていった。

ドット・バレットのプロフィール・人物像

家族：姉
痣の数：3本（通常見えている左頰の1本の痣のほかに、ヘアバンドに隠された十字型の痣がある）
誕生日：4月1日
身長：178センチメートル
所属：アドラ寮
CV：江口拓也

真っ赤な髪を逆立ててヘアバンドで固定している。女性にちやほやされる男性が大嫌いであり、「魔法局に入ってイケメンがいない世界を作る」為に神覚者を目指していた。「イケメン」としてもてはやされているランスとはそりが合わないが、なにかと共に行動する機会も多い。
ドット自身は女性にモテず、彼女を作りたがっているが女性に対する免疫が少ないため、自分の怪我を心配されたり軽く触れられただけで舞い上がっている。
「この世は自分を中心に回っている」と考えているほど自己中心的な性格だが、自分の厄介ごとに他人を巻き込まないようにする、友人を馬鹿にされれば黙っていられないなど義理に厚い一面も持ち合わせている。

手土産にハーブティーを持参したり、紅茶の入れ方が上手な点から「実は育ちがいいのではないか」とフィンから推測されている。また意外にも学業は真面目に取り組んでいるため優秀で、マッシュは軽くショックを受けていた。

ドット・バレットの能力

固有魔法

エクスプロム

ドットの「固有魔法」であり、爆発を引き起こす。

エクスプロム・ボム

通常の5倍の威力を持つ時限爆弾。

マシンガン・エクスプロム

エクスプロムを連続で放つ。足元に着弾させて視界を奪うなどの使い方もできる。

自戒人（イーラ・クロイツ）

ドットの正体は「感情の高ぶりが一定ラインを超えると魔力が爆発的に増幅する」という性質を持った戦闘魔族「自戒人（イーラ・クロイツ）」である。普段はヘアバンドの下に隠されている十字型の痣が浮かび上がり、魔力が急激に上昇する。大怪我も瞬時に回復し、強力な魔法の使い手である「イノセント・ゼロ」の実子エピデムを圧倒するほどの攻撃を喰らわせた。

なおドットはマッシュの事を馬鹿にしてきた「七魔牙」のラブとの戦闘時などにも、「自戒人」の能力を使用している。

ドット・バレットの来歴・活躍

合同授業でのトラブル

「世界は自分中心に回っている」と声高に宣言して合同授業の場に現れた「アドラ寮」のドット・バレットは、親しげにレモン・アーヴィンから話しかけられているマッシュ・バーンデッドに一方的に敵意を向ける。「モテる奴が死ぬほど嫌い」「魔法省に入ってイケメンのいない世界を作る」とまくし立てたドットだが、マッシュたちには一向に相手にされないまま合同授業がスタートした。
課題である「森サソリ退治」のために森の中に入ったドットはマッシュと遭遇し、授業そっちのけでマッシュに絡もうとする。しかし突如男子生徒に襲われているローレンという女子生徒が助けを求めてきたため、ドットは固有魔法「エクスプロム」を使用してローレンを助け出した。

シルバという素行不良で有名なレアン寮の男子に絡まれているというローレンの話を聞いていたマッシュとドットだったが、ローレンは密かに「相手を魅了する魔法」を使ってドットを陥落させる。いきり立つドットのもとに姿を現したシルバは「俺の攻撃に5回耐えられればローレンには関わらない。ついでに神覚者になるために必要なコインも掛けてやる」と、ゲームを持ち掛ける。了承したドットだったが「5回攻撃に耐える」対象としてマッシュも含まれている事が分かり、マッシュを巻き込まないため「10回分1人で受けて立つ」と宣言した。
重傷を負いながらも10回耐えたドットはシルバに「約束を守れ」と半ば意識を失いながら詰め寄ったが、ローレンは態度を一変させシルバと一緒になってドットの事を馬鹿にし始める。シルバとローレンは最初からグルであり、効率的にコイン狩りを行うためにマッシュたちを嵌めていたのだった。
黙って見ていたマッシュだったがローレンとシルバの態度に耐えきれなくなり、圧倒的な筋力を発揮してシルバを陥落させる。あまりのマッシュの強さに泣き脅しを決め込んだローレンだったが、「男女平等に扱う」というマッシュによってバックドロップを喰らい気絶してしまった。

マッシュに助けられたドットはそれ以降「腐れ縁の友人」としてマッシュたちに関わるようになった。

七魔牙との闘い