フィン・エイムズ（マッシュル-MASHLE-）とは【徹底解説・考察まとめ】

マッシュ・バーンデッド

魔法がすべての価値観を決める魔法界において一切魔法が使用できない青年。「魔法無能者」であることが魔法警察のブラッド・コールマンにばれてしまったが、「神覚者に選ばれる」ことを条件に見逃してもらう。育ての親であるレグロ・バーンデッドと平和に暮らすため、イーストン魔法学校に入学した。

「アドラ寮」に配属されたマッシュは内部進学生のフィン・エイムズと同室になり、フィンから「神覚者に選ばれるための方法」や魔法学校の生活に関する様々な情報を教えてもらう。後にフィンが内部進学生で魔法局とのコネを持つロイド・キャベルに脅されてマッシュの教科書を破る嫌がらせを行っていたことが発覚するが、マッシュはロイドに逆らって嫌がらせ行為を行うことを拒否し、リンチされているフィンを助けて二人は親友となった。

神覚者になるために必要なコインを巡って「レアン寮」の中枢を担う「七魔牙（マギア・ルプス）」との戦いの後マッシュは「魔法が使えない」ことがばれてしまうが、フィンを始めとしたマッシュの友人たちはそのことを周囲に隠し、変わらぬ友情を築いていく。
その後マッシュは魔法界一の犯罪者集団「無邪気な深淵（イノセント・ゼロ）」に狙われている事や、「無邪気な深淵」を率いているイノセント・ゼロが実の父親であることが発覚した。

マッシュ・バーンデッド（マッシュル-MASHLE-）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

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マッシュ・バーンデッドとは漫画『マッシュル-MASHLE-』の主人公であり、「魔法を使えることが前提」である魔法界において一切の魔力を持たずに誕生した青年である。養父のレグロ・バーンデッドから「自衛のため」に命じられた筋トレのおかげで凄まじい筋力を保持しており、魔法の代わりに筋肉と身体能力を駆使した力業で、敵の魔法使いたちの強力な技を次々と破っている。家族や仲間達に対する思いは深く、彼らが侮辱されると激しい怒りをあらわにし、苛烈な攻撃で相手を制裁する。

レイン・エイムズ

イーストン魔法学校「アドラ寮」の監督生であり、史上最年少で神覚者の1人に選ばれたフィンの兄である。
レインとフィンは幼いころに両親を亡くして親戚の家をたらい回しにされた過去があり、親戚からは「厄介者の兄弟」として冷たい対応をされていた。やがてレインは「貧困や差別のない社会」を作るために神覚者を目指すようになり、それに伴って身近な人間にも危険が及ぶ可能性があることから、大事な弟であるフィンを護るため距離を置いていた。

「無邪気な深淵」との戦いにおいてフィンと共に強敵のデリザスタと遭遇したレインは、フィンを「パルチザン」の魔法で閉じ込めて一人で戦い重傷を負う。どれほど酷い怪我をしてもなお自分を頼ろうとしないレインに対してフィンは怒りが怒りをぶつけると、レインは隠していた本心を明かしてフィンの成長を認めた。その後レインの命を助けたいという思いからフィンが覚醒し、セコンズの治癒・魔力譲渡の魔法を使用できるようになる。兄弟の共闘によりデリザスタを撃破した。

フィン・エイムズの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「友達を見捨てるなんて情けないことできないんだよ」

「神覚者選抜試験」でほかの受験者を過剰に攻撃するカルパッチョ・ローヤンを見かけたフィンは、気付かれないようにその場から立ち去ろうとする。しかしあっという間にローヤンに見つかってしまったフィンは、これまで使用してこなかった固有魔法「チェンジズ」で相手の場所を入れ替え逃亡を図った。
しかし離れていてもローヤンの攻撃は有効なようで傷を負っていくフィン。ローヤンは「水晶を渡せば見逃してやる」と持ち掛けてきたが、フィンは「今年神覚者に選ばれなければマッシュが殺されてしまう」と思い出し、敵わない相手と知りながらもローヤンに立ち向かっていくのだった。
所持している杖の効力によって痛みを感じることができないローヤンは、身体のいたるところをためらいなくナイフで刺し、そのダメージをフィンに与えていく。血塗れになっていくフィンだったが、マッシュの為に「友達を見捨てるなんて情けないことできないんだよ」と啖呵を切ってみせたのである。その後危ういところをマッシュが駆け付け、事なきを得る。
普段臆病なフィンがみせた強さや友情に感動する名セリフだ。

フィン・エイムズの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

並外れた動体視力の持ち主

魔法を一切使うことができないマッシュは鍛え上げた筋肉を強引に使って魔法を使っているように見せかけていた。しかしフィンはある時、ものすごい速さで箒に乗って飛んだマッシュのからくりを見てしまったのである。
マッシュは猛烈なスピードで箒を遠くに投げ、そこに飛び乗って飛んだように見せかけていたのだ。
誰もがマッシュの移動速度に驚く中、ただ一人真相に気付いたフィンは「どゆこと？」と唖然としている。その他にもフィンはマッシュが魔法と称してごまかしている現象をつぶさに見抜いており、非常に動体視力が優れていることがうかがえる。