ギルティクラウン(ギルクラ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
秀逸な音楽、ハードなストーリー、「仲間や友達を武器にして戦う」という斬新な設定で話題となった『ギルティクラウン』には、数々の名言・名セリフが登場する。
“王の能力”を得て過酷な運命を歩む桜満集。集を導き、惑わせ、支えていくヒロイン楪いのり。日本解放を目指すレジスタンス葬儀社のリーダー恙神涯。人型兵器エンドレイヴを操る篠宮綾瀬と相棒のツグミ。日本を占領する軍事組織GHQの青年将校ダリル・ヤン。傷つけ合いながらも前に進み続けた本作のキャラクターたちの、生々しくも感動的な言葉の数々を紹介する。
集に幾度となく煮え湯を飲まされ続けたダリルは、その因縁に決着をつけるべく、最後の戦いに赴く彼とその仲間たちの前に立ちはだかる。大型のエンドレイヴを駆使して襲い掛かるも返り討ちにされ、憎々しげに言い放ったのが「お前らをやれば僕は“皆殺しのダリル”でいられる」とのセリフである。
ダリルはネグレクトされて育った少年で、残忍かつ凶悪な性格はそこから逃避するために育てていったものである。“皆殺しのダリル”でいられなくなるということは、己の悲惨な過去と向き合うということでもあり、それを受け入れられなかったからこそダリルは集を抹殺することに固執した。
しかし幾度か交流したツグミに「あんたはただのもやしっ子よ」と言い切られ、ついにダリルは戦意を喪失。その後無事に脱出したことだけ描かれているが、彼の人生観を大きく変えるきっかけとなったツグミとのその後が気になるキャラクターである。
アンドレイ・ローワンの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「生き直せるなら、今度はもっと人に優しくしろ!本当はいい子だったろ、ダリル坊やは!」
物語の序盤からダリルの無茶ぶりに振り回され、その横暴に悩まされ続けたエンドレイヴ技師のローワンだったが、一方で幼い頃のダリルのことを知っているらしく、彼が任務を重ねる中で人が変わっていく様を見続けた人物でもあった。
負傷したダリルを庇い、身を挺してエレベーターに押し込んだローワンは、最後に「生き直せるなら、今度はもっと人に優しくしろ!本当はいい子だったろ、ダリル坊やは!」との言葉をかける。命をかけて自身を救ったローワンの言葉が、ダリルの心にも届いていることを願わずにはいられない名セリフである。
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目次 - Contents
- 『ギルティクラウン』の概要
- 桜満集の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「たまには、自分らしくないことをやれ!」
- 「優しさになんかなんの意味もない、クズは区別しなくちゃならない」
- 「僕の王の力がぁぁぁっ!」
- 「ずっと逃げてきたんだ。でも僕は、今こそ僕をさらけ出す」
- 「僕に悪意を向けた人だって、誰かに愛されて生まれたんだ」
- 楪いのりの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「やればできるかもしれない。でもやらないと絶対にできない」
- 「みんなが集のこと嘘つきって言っても、自分のこと嫌いになっても、私は集の味方だから」
- 「化け物でも良い。偽物の気持ちでも……私は、集を護る!」
- 「ずっと傍にいてね。私は集の味方だから」
- 恙神涯の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「この先お前が選べる道は2つしかない。黙って世界に淘汰されるか、適応して自分が変わるかだ!」
- 「その名は常に俺たちが送る側であること、生き残り続ける存在であることを示す!」
- 「今日お前は1つ自分自身を超えた。それは誇っていいことだ」
- 校條祭の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「私ね、集なら優しい王様になれると思うな」
- ツグミの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あんたはただのもやしっ子よ」
- ダリル・ヤンの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「お前らをやれば僕は“皆殺しのダリル”でいられる」
- アンドレイ・ローワンの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「生き直せるなら、今度はもっと人に優しくしろ!本当はいい子だったろ、ダリル坊やは!」