エイリアン アイソレーション(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『エイリアン アイソレーション』とは2014年にセガゲームスから発売されたホラーゲーム。2015年には211万本の売上を達成、英国アカデミー賞ゲーム部門を受賞した。
映画『エイリアン』をモチーフにしたゲームで、主人公のアマンダ・リプリーが様々な脅威に立ち向かい、行方不明の母親を探す為に潜入した宇宙ステーションから脱出を目指す。全ての攻撃を無効とするエイリアンが生み出す恐怖は本作最大の見所。
尚、本作の続編に当たるスマホ版『エイリアン アイソレーション』が2021年より配信されている。

「サバイバルモード」には本編とは異なる視点で描かれたサイドストーリーが盛り込まれた5つのシナリオがある。用意されているものから好きなシナリオを選べる他、使用キャラクターも自由に選びプレイすることが可能だ。予め設定されたいくつかの目標達成とエリアからの脱出を目指していく。
シナリオと使用キャラクターを自由に選択出来る反面、プレイには制限時間が設けられている。制限時間内に目標の達成とハイスコアを目指しプレイヤー同士で競い合う。ベストスコアとベストタイムはランキング一覧として表示されるので、自分の実力がそのまま反映される仕様となっている。

『エイリアン アイソレーション』の登場人物・キャラクター

主要人物

アマンダ・リプリー(Amanda Ripley)

CV:アンドレア・デック
外見モデル:ケジア・バロウズ

前作『エイリアン』に登場したエレン・リプリーの娘で、本作の主人公となる女性。ウェイランド・ユタニ社のエンジニアとして働きつつ、15年前に消息を絶った母の手掛かりを探っていた。ノストロモ号のフライトレコーダーが回収されたことをアンドロイドのクリストファー・サミュエルズから聞いたことで、宇宙ステーション・セヴァストポリに潜入することになる。
暴動を起こした人間や制御不能のアンドロイドのみならず通常兵器が一切効かないエイリアンに遭遇するも、母親譲りの非常にタフな性格で絶望的な状況に立ち向かっていく。
終盤になると狂暴なエイリアンに徐々に追い詰められていくが、諦めずに対峙したことで最終的には生還への道筋を自ら切り開いた。

クリストファー・サミュエルズ(Christopher Samuels)

CV:アンソニー・ハウウェル

アマンダ・リプリーに「ノストロモ号のフライトレコーダーが回収された」という情報を提供し、宇宙ステーション・セヴァストポリへの同行を要請したウェイランド・ユタニ社製の男性型アンドロイド。
AI「アポロ」によって暴走状態となった配下のアンドロイドであるワーキング・ジョーの停止を、アポロへの直接介入で試みるも失敗。最終的には自らの機能停止と引き換えに、アポロ本体のある中枢部へと移動する為のシャトルを可動することに成功。
最後までアマンダの為に尽力したサミュエルズの最期は、セヴァストポリ宇宙ステーション保安官補佐のリカルドからも惜しまれた。

ニーナ・テイラー(Nina Taylor)

CV:エメラルド・オハンラハン

ウェイランド・ユタニ社の女性総務部長で、ノストロモ号の調査と報告書の作成をする為にフライトレコーダー回収チームに同行することになる。
セヴァストポリ宇宙ステーション入場時に発生した爆発事故で負傷するが、アマンダ・リプリーの協力により回復した。ヘンリー・マーロウがエイリアンの標本を発見したという情報をキャッチし、標本を入手する為に密かにマーロウと接触を図る。
保安部が暴走したワーキング・ジョーの襲撃を受けた際には、「LV-426」の所在地の情報と引き換えにマーロウの脱獄の手助けをした。「LV-426」とはエイリアンが発見された星だ。
思わぬことで脱獄に成功したマーロウはニーナ・テイラーを拉致。最終的には拉致された先のアネシドラ号の核融合炉で発生した爆発により命を落としてしまう。

ダイアン・ヴァーレイン(Diane Verlaine)

CV:ジェーン・ペリー

アマンダ・リプリーが乗船した宇宙船・トレンス号の船長。セヴァストポリへと入場する際にドッキングベイの破損を確認。代替手段として宇宙空間からアマンダ一行を宇宙ステーションに移動させようとするも、突如発生した爆発事故の影響で船が損傷した。
一時的に現場から離脱することになったが、終盤にセヴァストポリに接近しどうにかアマンダの救出に成功。救出作戦の途中、ダイアン・ヴァーレインは無線越しにアマンダを支援し続けていた。最終的にはウィリアム・コナー同様、船内に侵入したエイリアンに襲撃され死亡することになる。

ウィリアム・コナー(William Connor)

CV:不明

トレンス号で航海士兼通信士を務める男性。墜落寸前のセヴァストポリ宇宙ステーションから救出されたアマンダ・リプリーがトレンス号に帰還後、一緒に船内に侵入したエイリアンによって殺害された。

アネシドラ号

ヘンリー・マーロウ(Henry Marlow)

CV:不明

惑星LV-426の探査をしていたアネシドラ号の船長。任務中に妻キャサリン・フォスターがフェイスハガーに寄生されてしまい、彼女の治療の為にセヴァストポリに密入港した。やがて妻・キャサリンは死亡し妻の体内を突き破りエイリアンが誕生したことで、エイリアンを内部に持ち込んだ罪で保安部に逮捕され独房に収監されることになる。
エイリアンの情報に興味を持ち接近してきたニーナ・テイラーの手引きで脱獄した後は、原子炉内のエイリアンの巣を破壊し、テイラーを連れてアネシドラ号へと移動した。
最終的にヘンリー・マーロウはこれまでの証拠隠滅に動き、セヴァストポリの核融合炉を暴走させ船ごと爆破しようと画策。爆発によりアネシドラ号もろともテイラーは死亡し、マーロウも致命的な損傷を受けたセヴァストポリがガス惑星に墜ちた際に消滅した。
セヴァストポリ内で大量繁殖していたエイリアンも一緒に消滅した為、マーロウが見てきた真実は闇に葬られたことになる。

キャサリン・フォスター(Catherine Foster)

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