女の園の星(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『女の園の星』とは、とある女子校で国語教師をしている男性教師・星の日常を描いたコメディ漫画で、作者は和山やま。奇行で星を振り回す生徒や、個性的かつ深刻な悩みを抱えている生徒、教師同士の気の抜けたやり取りなど、リアリティとシュールさを併せ持つ作風が特徴だ。
「このマンガがすごい! 2021」オンナ編第1位、「全国書店員が選んだおすすめコミック2022」9位、「第25回文化庁メディア芸術祭」ソーシャル・インパクト賞など、数多くの賞を獲得している人気作。

野中英次『魁!!クロマティ高校』の影響

作者の和山やまは漫画を描き始めた当初からギャグ漫画を志していたが、なかなか方向性が定まらずに悩んでいたという。そんなときに担当編集から渡された、野中英次のギャグ漫画『魁!!クロマティ高校』を読んで強い衝撃を受けたという。『女子校の星』の淡々とした低いテンポのギャグは『魁!!クロマティ高校』に影響を受けて生まれたのだ。

でもある日、当時の担当編集さんに渡された、野中英次先生の漫画『魁!!クロマティ高校』(集英社)を読んですごく元気をもらって。絵はシリアスでもいける絵柄なのに、それでギャグをやっているのが衝撃で。ギャグ漫画ってローテンションでもいいんだと気づきました。私のなかの理想のギャグがそこに全部詰まっていて、私もこれ描きたい!と思って自分の中で昇華していきました。ギャグの形としては野中英次先生の漫画の影響が大きいですね。

出典: realsound.jp

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