フーズ・フー（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

指を強化して相手の身体を貫通させる「指銃」を連続して繰り出す技。フーズ・フーは指に武装色の覇気を纏って攻撃した。

刃銃（ハガン）

所持している剣で斬撃を飛ばす技。

牙銃（ガガン）

サーベルタイガーの牙で斬撃を飛ばす技。武装色の覇気を纏ったジンベエにすら傷を負わせるほど強力である。床をすり抜けてもなおその威力は保たれたままであり、下のフロアにいた百獣海賊団の部下に流れた牙銃が当たり、その部下はかなり深手の傷を負った。

鉄塊 牙閃（テッカイ キバセン）

鉄塊をしながら武装色の覇気を纏った状態で相手に突進する技。技を受けたジンベエが数メートル押される程勢いがある。

フーズ・フーの来歴・活躍

CP9（シーピーナイン）時代

フーズ・フーはかつて、世界政府の裏の諜報機関であるCP9に所属していた。その頃は天才と呼ばれていた同僚ロブ・ルッチにも引けを取らない程有望とされていた。12年前の任務でフーズ・フーは「ゴムゴムの実」を護送していたところ、赤髪のシャンクス率いる「赤髪海賊団」の襲撃を受け、シャンクスに「ゴムゴムの実」を奪われてしまう。この失態によりフーズ・フーは投獄されることとなり、自分に罰を与える看守から、人を笑わせ苦悩から解放する戦士「太陽の神ニカ」について情報を与えられた。しかしその話をした看守は後日消されてしまう。その話を聞いた自分も消されことを悟ったフーズ・フーは、命懸けで脱獄を図ったのであった。

フーズ・フー海賊団結成

脱獄の後、フーズ・フーは「フーズ・フー海賊団」を結成した。その後、「フーズ・フー海賊団」は四皇であるカイドウの傘下となったのであった。

百獣海賊団の飛び六胞としてジンベエと対峙

「フーズ・フー海賊団」として四皇であるカイドウの傘下になったフーズ・フーは、やがて幹部「真打ち」の中でも特に強い6人「飛び六胞」に昇格する。野心の高いフーズ・フーは「もしクイーンがぽっくり死んだらよ…次の『大看板』誰だと思う？」と発言するなど、「飛び六胞」よりさらに上の最高幹部である「大看板」の座を虎視眈眈と狙っている。カイドウの城の4階がテリトリー「ネコ科フェ」であり、麦わらの一味の操舵手ジンベエをここで迎えた。

フーズ・フーがCP9だった頃、当時まだ王下七武海だったジンベエのことを一方的に見かけたことがある。フーズ・フーが世界政府の人間が使用する戦闘術「六式」を使用しているのを見たジンベエは、昔CP9のメンバーが脱獄したという話を思い出した。
ジンベエがそのことをフーズ・フーに告げると、フーズ・フーはその脱獄したCP9のメンバーが自分だと明かす。さらに、自分が投獄されたのは「ゴムゴムの実」の護送任務中にシャンクスから襲撃され、その実を奪われたためであり、奪われた「ゴムゴムの実」を主人公のモンキー・D・ルフィが口にしていることから、ルフィを恨んでることも明かした。
その恨みを、麦わらの一味であるジンベエにぶつけるべく、フーズ・フーは攻撃を仕掛ける。

フーズ・フーの放つ「牙銃」は武装色の覇気を纏ったジンベエにすらダメージを与える程強力であった。「牙銃」を武装色の覇気で受け止めずにかわしたジンベエに対しフーズ・フーは、「いい判断だったな…！そこらの武装色なら食いちぎる！」と言った上で、魚人であるジンベエに対し「『地上でも』早く動けるんだなァジンベエ！」と差別的な発言をした。
これにはジンベエも呆れを見せたが、フーズ・フーは構わずおしゃべりを続ける。自身が投獄されていた時に聞いた「太陽の神ニカ」について何か知っていることはないかとジンベエに尋ねるフーズ・フーだが、答えは得られなかった。さらにフーズ・フーは、昔ジンベエが率いた「タイヨウの海賊団」には元奴隷がいたことや、「魚人の歴史は奴隷の歴史だろ！！？」という発言した。

この発言がジンベエの逆鱗に触れ、それまでフーズ・フーが優勢にも見られた形成が逆転してしまう。怒ったジンベエの「魚人空手 粗鮫」（ぎょじんからて ソシャーク）で手の骨を砕かれたフーズ・フーは、「牙銃」で反撃するもジンベエには通用しなかった。止めを刺そうとするジンベエから逃れようとしたフーズ・フーであったが、ジンベエに尻尾を踏まれており逃げることができず、ジンベエの魚人空手奥義「鬼瓦正拳」を受けてフーズ・フーは敗北するのであった。

フーズ・フーの関連人物・キャラクター

カイドウ

CV：玄田哲章

カイドウはフーズ・フーの所属する百獣海賊団の総督を務める。海賊の世界で4人の皇帝とされる大海賊「四皇」の内の1人で、動物系幻獣種の悪魔の実「ウオウオの実 モデル"青龍"」の能力者である。作者である尾田栄一郎ですら倒し方が分からないと発言するほどの強さで、同じく四皇であった大海賊「白ひげ」の死後はこの世の最強生物と言われていた。元々は海賊見習いとしてロックス・D・ジーベック率いる「ロックス海賊団」の船に乗っていた。その時に同じ四皇であった白ひげや、同じく四皇であったビッグマムことシャーロット・リンリンと知り合っており、「ウオウオの実」はビッグマムが昔カイドウに譲ったものである。古代兵器があると予想して20年以上ワノ国を支配していたが、主人公モンキー・D・ルフィに敗北したことで四皇から引き摺り下ろされた。

カイドウ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

カイドウは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物で、百獣海賊団総督。偉大なる航路（グランドライン）の後半の海・新世界で皇帝のように君臨する4人の海賊・四皇の1人。「百獣のカイドウ」という異名を持ち、”世界最強の生物”と呼ばれて海軍や同業の海賊から恐れられている。動物系幻獣種の悪魔の実「ウオウオの実 モデル“青龍”」の能力者で、能力の規模は災害に匹敵する。
ワノ国の将軍・黒炭オロチと手を組み、ワノ国に圧政を敷いてきたが、ルフィによって倒された。