フランキー／カティ・フラム（ONE PIECE）の名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ
『ONE PIECE』の主人公・ルフィ率いる「麦わらの一味」の船大工であるフランキーは、「自分の造った”夢の船”で”海の果て”に辿りつく」ということを目標に旅を続けている。自身の造った船を悪用されたことが原因で、育ての親であるトムを失うという悲劇を経験したフランキーだが、兄弟子のアイスバーグや仲間の後押しで「麦わらの一味」に加わった。自他ともに認める変態であり、非常に涙もろい性格をしている。本記事ではフランキーの名言・名セリフ／名シーン・名場面をまとめて紹介する。
トムに対しての罪滅ぼしの為に自分の夢を押し殺していたフランキーは、ルフィたちの強引な勧誘にもめげず、ウォーターセブンに留まることを主張していた。しかしフランキーによって救われていた部下たちや、かつての兄弟子であるアイスバーグの「もういい加減に…!!!自分を許してやれよフランキー!!!」という言葉に背中を押され、ついに「麦わらの一味」の船に乗ることを決意したのである。
フランキーは「おれの船に乗れ」というルフィに対し、「.........へへへ 生意気言うんじゃねェよ!!ハリボテ修理しかできねェド素人共め」「これだけ立派な船に大工の一人もいねェとは 船が不憫だ」「仕方ねェ!!世話してやるよ!!!おめェらの船の「船大工」!!!このフランキーが請け負った!!!」と晴れ晴れとした笑顔で宣言したのだった。
フランキーの吹っ切れたような表情と共に、船大工としての矜持が感じられる名セリフである。
スリラーバーク
ミニメリー2号をプレゼントしたフランキー
ウソップから奪った2億ベリーで、「ゴーイング・メリー号」に代わる新しい船「サウザンド・サニー号」を建造したフランキー。彼はサニー号に様々な仕掛けを施していたが、最も大きなサプライズとなったのが「ミニメリー2号」だった。メリー号をモデルにした小型の買い出し船で、船を見た一同は全員大はしゃぎで喜んでいる。普段はクールなゾロでさえ「最高の心遣いだ」と評していた。
フランキーがいかに船に対して深い愛情を持っているのかが伝わる名シーンである。
未来国バルジモア
Dr.ベガパンクの研究所の自爆スイッチを押したフランキー
シャボンディ諸島でバーソロミュー・くまの能力によってばらばらに弾き飛ばされてしまった「麦わらの一味」のメンバー達。フランキーは冬島にある「未来国・バルジモア」に辿りついていた。その島は世界政府お抱えの天才であるDr.ベガパンクの故郷の島だったのである。
島民たちから、過酷な環境にあるバルジモアを救うためにベガパンクが様々な開発をしていたことを聞いたフランキーは、感動で涙を流す。しかし「研究所内に有る自爆スイッチだけは押すな」と警告されると、「そんなもん押すか！」と憤慨していた。
その後海軍に追われたフランキーがベガパンクの研究所内で「ドクロマーク」の付いたボタンを発見すると、彼は何気なくそのボタンを押してしまったが、それこそが島民が警告していた「自爆スイッチ」だったのである。未来国ではその後「バルジモアの悪夢」として知られる、伝説的な事件となってしまったのだった。
「万が一そのスイッチをおれが押しちまったとして………それ…おれのせいか……？」と笑顔で呟くフランキーの表情が笑いを誘う、インパクト大のシーンである。
魚人島
フランキー将軍の初登場シーン
2年間の修行を終えて大幅なレベルアップを遂げた麦わらの一味は、次なる目的地の魚人島で、ホーディ・ジョーンズ一派による国家転覆計画に巻き込まれる。それぞれ幹部と戦闘することになり、フランキーは新兵器となる「フランキー将軍」を披露するのだった。ベガパンクが構想していた計画を、形状記憶合金「ワポメタル」を使用することでフランキーが実現させたのだ。
様々な武器が合体していく姿にウソップやチョッパーは目を輝かせて見守っていた。一方でロビンは「フランキー将軍」にリアクションを見せることなく「しーん」とした表情を浮かべている。生き生きとしている男子たちの表情にも注目したい名シーンだ。
ドレスローザ
ドレスローザ国民の反乱に加担することを決めたフランキー
「王下七武海」の一人であるドンキホーテ・ドフラミンゴを陥落させる目的で手を組んだ「麦わらの一味」とトラファルガー・ローは、侍の錦えもんたちと共に目的地であるドレスローザに潜入する。いくつかのグループに分かれて行動することになった一行。ルフィと共に行動していたフランキーは、ローラースケートを履いた「片足の兵隊」と遭遇するのだった。
コロシアムの優勝賞品として「メラメラの実」が提供されることを知ると、ルフィはコロシアムへの参加を決意して別行動をとる。その後「片足の兵隊」や「トンタッタ族」から国家転覆計画を聞かされたフランキーは、平和に見えるドレスローザに息づいている「小さな軍隊たち」の反乱の意思の大きさに感動し、ルフィやサンジに対して彼らに協力することを涙ながらに宣言したのだった。
フランキーの情に厚い性格がよくあらわされている名シーンである。
工場長にキスするフランキー
トンタッタ族が捕われて過酷な作業を強いられている「SMILE工場」へと赴いたフランキーたちだったが、ドフラミンゴ・ファミリーの幹部であるセニョール・ピンクや工場長と遭遇する。工場長は脱走しようとしているトンタッタ族や彼らの計画に加担したフランキー激しい怒りを向けるが、フランキーは突然工場長にキスをし、彼女の口を塞いだのだった。
突然の事態に工場長やトンタッタ族の兵士たちは唖然とするが、フランキーは「接吻の一つや二つで動じる様な…まだ尻の青い小娘が愛だの恋だの騒ぐんじゃねェ…!!」と全く動じる姿勢を見せない。さらに敵であるはずのセニョール・ピンクも「―そいつを責めるな工場長…関わったお前が悪い」「大人の男の決闘に言葉をはさむ様な女の口を…他に一体…なにで塞げってんだ…!!」と、ハードボイルドにフランキーの行動を肯定するのだった。
フランキーがみせた「大人の男」の行動にどきっとさせられる名シーンである。その後フランキーとセニョール・ピンクのバトルが展開されているが、彼らの戦い方にも併せて注目してもらいたい。
「ハァ...ハァ...みっともねェな......一体何を思い出して泣いてんだよ...兄弟... ...!!いつかまたどこかで会ったら 酒飲みながら...話してくれよ ”ルシアン”って...女の話」
フランキーとセニョール・ピンクは、「SMILE工場」の前で壮絶な戦いを繰り広げていた。2人はお互いの攻撃をよけずに受けきることを宣言しており、徐々に体力の限界を迎える。最後の攻撃を仕掛けるセニョール・ピンクは、最愛の妻であったルシアンの事を思い出していた。
海賊行為によって生活費を稼いでいたセニョール・ピンクだったが、後ろめたさからルシアンには「銀行に勤めている」と言ってごまかしていた。息子も生まれて幸せに過ごしていたがある日ルシアンは真実を知ってしまい、更に事故によってあらゆる感情が失われてしまうのだった。
ルシアンが唯一反応して笑顔を見せてくれた、亡くなった息子の衣類を身につけて闘いに臨むセニョール・ピンク。彼の攻撃を耐えきったフランキーに対して負けを認め、涙を流して地面に倒れ伏すのだった。フランキーは彼の涙をそっと拭いながら「ハァ...ハァ...みっともねェな......一体何を思い出して泣いてんだよ...兄弟... ...!!いつかまたどこかで会ったら 酒飲みながら...話してくれよ ”ルシアン”って...女の話」と声を掛ける。
周囲で見守っていたトンタッタ族や、セニョール・ピンクのファンたちでさえ思わず感動してしまう、フランキーのアツい戦いぶりが際立つ名セリフである。
ワノ国
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目次 - Contents
- 『ONE PIECE』（ワンピース）の概要
- フランキー（カティ・フラム）の概要
- フランキー（カティ・フラム）の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- ウォーターセブン／エニエス・ロビー
- 「おれは”改造人間（サイボーグ）”だ!!!」
- 「存在することは罪にならねぇ!!!」
- 「止まれ海列車ァ!!!!」
- 「なんのその 男は裸百貫の 波に向かって立つ獅子であれ」
- 「おめェらの船の『船大工』!!!このフランキーが請け負った!!!」
- スリラーバーク
- ミニメリー2号をプレゼントしたフランキー
- 未来国バルジモア
- Dr.ベガパンクの研究所の自爆スイッチを押したフランキー
- 魚人島
- フランキー将軍の初登場シーン
- ドレスローザ
- ドレスローザ国民の反乱に加担することを決めたフランキー
- 工場長にキスするフランキー
- 「ハァ...ハァ...みっともねェな......一体何を思い出して泣いてんだよ...兄弟... ...!!いつかまたどこかで会ったら 酒飲みながら...話してくれよ ”ルシアン”って...女の話」
- ワノ国
- 大工「フラの介」として潜入しているシーン