ウォッカ(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
ウォッカとは『週刊少年サンデー』で連載されている青山 剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』シリーズに登場するキャラクター。黒の組織のジンの部下であり、実働部隊として主に潜入捜査などを行なっている。アニメ第1話「ジェットコースター殺人事件」からレギュラーメンバーとして出演している。がっしりとした体型で、黒のハットと黒のサングラスで受け口が特徴。
ウォッカの概要
ウォッカとは『週刊少年サンデー』で連載されている青山 剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』シリーズに登場する人物・キャラクター。
暗殺などを請け負っている黒の組織のメンバー。黒の組織の幹部メンバー・ジンの部下であり、組織の中では、実働部隊として主に潜入捜査などを行なっている。常にジンと行動を共にしており、主人公・江戸川 コナン(えどがわ こなん)の真の姿・工藤 新一(くどう しんいち)の行方を追っている。
がっしりとした体型で、黒のハットと黒のサングラスでエラの張った受け口が特徴。
黒の組織は身分を明かさない為、本名や国籍は不明。しかし、作者の青山 剛昌はアニメ第222-224話「そして人魚はいなくなった」の名簿にある「魚塚 三郎(うおづか さぶろう)」は、ウォッカの記名であると明かしている。そしてジンの本名は黒澤 陣(くろさわ じん)だと明かしている事から、ウォッカの本名は魚塚 三郎で、国籍は日本もしくは日系人と考えられている。
アニメ第1話「ジェットコースター殺人事件」からレギュラーメンバーとして出演している。
ウォッカのプロフィール・人物像
名前:ウォッカ
年齢:推定30代
身長:推定180cm以上
所属:国際的犯罪組織・黒の組織
見た目:黒の中折れ帽を深く被り、黒のサングラスをかけている。エラが張った受け口。がっしりとした体格。
家族構成:不明
CV:立木 文彦(たちき ふみひこ)
黒の組織の中で、幹部メンバー・ジンと共に実働部隊として活動している。主に潜入捜査を担当。
組織への忠誠心は固く、時に徹底的な冷酷さが垣間見える事がある。常に黒のサングラスを掛けており、素顔を見せる事はない。頭脳派の多い黒の組織の中でウォッカは、ガサツで失敗が多いが変装や特殊メイク、記憶力に長けている面がある。
回転式拳銃・リボルバーを常に懐にしまっている。
ウォッカの来歴・活躍
初登場回
ウォッカの初登場は、1996年1月に放送されたアニメ初放送回第1話「ジェットコースター殺人事件」。
高校生探偵・工藤 新一(くどう しんいち)は幼馴染の毛利 蘭 (もうり らん)と人気遊園地のトロピカルランドに来ていた。
ジェットコースターに乗り込んだ新一と蘭の2列後ろに、黒の組織のジンとウォッカが乗り込んでいるところでウォッカは初登場。
ジェットコースターが発車しトンネルに差し掛かったところで、新一と蘭に暖かい液体がかかる。トンネルを出た後新一が後ろを振り返ると、後ろに乗っていた男性の頭がなく首から血が飛んでいた。
最後尾にいたジンとウォッカはその場を立ち去ろうとするが、新一が「これは殺人事件だ」と言いジンとウォッカはその場に残ることになった。
新一はピアノ線を使ったトリックだと見破り、その後犯人は殺害された男性とグループで来ていた女性だと分かった。
一緒に来ていたのは大学のグループで、犯人の女性は殺害した男性と大学に入る前から付き合っていた。しかし、グループ内の別の女性に乗り換えられたことへの恨みから今回の殺害を決行したという。
事件が解決し新一は蘭との帰り道に、ジンとウォッカがこそこそと人目のない所に行くのを見かける。
新一は蘭に先に帰るように言い、2人を追いかける。そこで新一は、ウォッカがある男性と怪しい取引をしているところを目撃する。
新一はその2人の取引を写真に納めた瞬間、背後からジンに殴られ黒の組織が開発したAPTX(アポトキシン)4869を飲ませられる。
その後、気を失っていた新一を警察が見つけると姿は小学1年生の姿になっていた。
この第1話「ジェットコースター殺人事件」から新一と黒の組織との関係が始まる。
劇場版第5作『名探偵コナン 天国へのカウンドダウン』
ウォッカの映画初登場は、2001年公開の劇場版第5作『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』。
コナンは、天才発明家・阿笠(あがさ)博士の引率で少年探偵団・吉田 歩美(よしだ あゆみ)、小嶋 元太(こじま げんた)、円谷 光彦(つぶらや みつひこ)と灰原 哀(はいばら あい)を含む6人で、西多摩市のオートキャンプ場へ来ていた。
キャンプの帰りに日本一の高さを誇っているツインタワービルに立ち寄る。ツインタワービルからは真正面に富士山が見えお客さんで賑わっていた。コナンらはそこに偶然来ていた私立探偵・毛利 小五郎(もうり こごろう)と、小五郎の娘・毛利 蘭(もうり らん)と蘭の友人・鈴木 園子(すずき そのこ)と合流する。
ツインタワービルのスイートルームで殺人事件が発生し、そこから立て続けに殺人事件が起きる。連続殺人事件の共通点は、遺体の側に真っ二つに割られたお猪口が置かれている事である。
コナンは警察と共に事件を捜査している際、黒の組織のメンバー・ジンとウォッカがツインタワービルに来ている事を知る。黒の組織の目的は、組織を抜けた天才科学者・宮野 志保(みやの しほ)を殺害することであった。ジンとウォッカは、志保が姉の宮野 明美(みやの あけみ)の自宅に何度も電話をかけている事に気づき、組織が開発した逆探知プログラムを使用する為明美の家に侵入する。そこで、志保がツインタワービルに行く事を知り今回の計画を立てた。ウォッカは、何度も隣の住人に聞き込み調査していたり電話の留守電を確認したりと念入りで組織に忠実な性格が垣間見える。
宮野 志保は組織に殺されるくらいならと、自身が開発したAPTX4869を服用し幼児化し、現在は灰原 哀としてコナンたちと行動を共にしている。コナンらがパーティを楽しんでいる最中、ジンらによって仕掛けられていた爆弾が作動しツインタワービルの片方が爆発する。ツインタワービルの架け橋となっていた橋が落下し、コナンらは取り残されてしまう。
最終連続殺人の犯人は、富士山の絵で有名な画家・如月 峰水(きさらぎ ほうすい)であることが分かった。犯行動機は、如月の自宅から見えていた富士山が、真っ二つに割れるようにツインタワービルが建てられ富士山を描けなくなったことである。コナンは、自殺をしようとしていた如月を腕時計型の麻酔銃を撃ち眠らせ一緒に脱出しようとしていた。
その後、コナンら少年探偵団は黒の組織が仕掛けた爆弾を見つけ、あと30秒で爆発してしまうことに気づく。コナンは、パーティー会場にあった景品のスポーツカーで脱出することを提案するが、その為には正確に30秒を数える必要があった。しかし、歩美は30秒ジャストでカウントする事ができる特技を持っていた為30秒のカウントに成功し、爆発に合わせ全員脱出する事ができた。
ジンとウォッカは、宮野 志保が幼児化している事を知らない為、爆発に紛れて死亡したと思っている。
暗殺などを生業としている黒の組織だが、殺害後遺体を確認しなかったり死んだだろうという思い込みが激しく少々考えが甘いところがある。その為、コナンらはいつも命拾いしている。
「黒の組織10億円強奪事件」
アニメ第128話「黒の組織10億円強奪事件」にもウォッカはジンと共に登場する。
コナンは、私立探偵・毛利 小五郎(もうり こごろう)と小五郎の娘・蘭(らん)と四葉銀行に来ていた。窓口で働いている広田 雅美(ひろた まさみ)とコナンは顔見知りであった。小五郎は、美人な雅美に接客してもらおうと思い番号札を取って待っていたが、順番が回ってきた時には雅美は窓口を離れていた。
時間が掛かりそうだと判断したコナンは、一度銀行を出る。すると銀行の駐車場で、現金輸送車の強盗を目の当たりにする。コナンは、慌てて車で逃亡する犯人をスケボーで追いかけるが見失ってしまう。
事件を捜査していたコナンは、雅美が強盗犯の仲間であることを知る。しかしコナンは、不可解な点が多い事から何者かが、強盗事件のすべての罪を雅美に被せようとしていることに気づく。
雅美が契約しているマンションに向かい、コナンは雅美に「行ったら殺される。」と忠告するが雅美はそのまま仲間の待つところへ行ってしまう。
雅美を追い倉庫へ向かうが、そこには黒の組織のジンとウォッカが待ち構えていた。
実は、広田 雅美は偽名で宮野 明美(みやの あけみ)が本名であった。明美は妹の宮野 志保(みやの しほ)と黒の組織を抜ける為に今回の事件を起した。しかしジンとウォッカは、元々10億円を強奪し明美を殺害する魂胆だったのだ。ジンは明美をピストルで射殺し、ウォッカが明美の服から10億円の隠し場所のロッカーの鍵を取り出す。
コナンが倉庫に着いた頃には、ジンとウォッカは居なくなっておりそのまま明美は亡くなってしまった。
宮野 志保とは、黒の組織で天才的な科学者で組織でのコードネームはシェリー。姉の明美が亡くなった事を知り組織に反抗する。その際、コナンがジンに飲まされたAPTX(アポトキシン)4869を自ら服用し幼児化する。彷徨っていた志保は、天才科学者の阿笠(あがさ)博士に助けられ現在は、灰原 哀(はいばら あい)として姿を隠している。ジンとウォッカは何度も志保の暗殺を試みるが、ことごとく失敗している。
ウォッカの関連人物・キャラクター
ジン
CV:堀 之紀(ほり ゆきとし)
アニメ第1話「ジェットコースター殺人事件」で初登場。
暗殺などを生業としている黒の組織のメンバーで本名は、黒澤 陣(くろさわ じん)。黒の組織では幹部クラスであり、実行部隊のリーダーである。組織の取引を目撃した高校生名探偵・工藤 新一(くどう しんいち)に、開発中の薬・APTX (アポトキシン)4869をのませた張本人で本作の主人公・江戸川 コナンとは因縁の中である。ウォッカはジンを兄貴と呼び慕っており、常に行動を共にしている。
愛車はポルシェ365A。ナンバーは、新宿54み43-68。
工藤 新一(くどう しんいち)
CV:山口 勝平(やまぐち かっぺい)
『名探偵コナン』シリーズの主人公であり、江戸川 コナン(えどがわ こなん)の真の姿。頭脳明晰であり数多くの難事件を解決している。東の高校生探偵や平成のシャーロック・ホームズなどと称されている。
17歳で、帝丹(ていたん)高校2年B組に通っている。
アニメ第1話「ジェットコースター殺人事件」で、ジンとウォッカが裏の取引をしている現場を目撃。その際、ジンにAPTX 4869を飲まされ体が縮み幼児化してしまう。この事件以降、工藤 新一の正体を隠しながら江戸川 コナンとして黒の組織の行方を追っている。
灰原 哀(はいばら あい)
CV:林原 めぐみ(はやしばら めぐみ)
黒の組織の元メンバーで、コードネームはシェリー。本名は宮野 志保(みやの しほ)。
黒の組織のメンバーだった両親は薬の研究をしていたが、事故死してしまった為その研究を引き継ぐ事になった。新一を幼児化させた毒薬・APTX(アポトキシン) 4869の開発に携わっていた。
姉の宮野 明美(みやの あけみ)が、組織に殺された事からジンらに反発するようになる。その結果、監禁されていたが殺されるくらいならと、自身が開発したいAPTX4869を服用し自殺しようとしたが、身体が幼児化してしまった。
その後、同じように幼児化したと見られる新一の家の前で発明家の阿笠(あがさ)博士に助けられる。黒の組織から身を隠す為、小学1年生としてコナンらと帝丹(ていたん)小学校に通っている。
ジンとウォッカは何度も志保の暗殺を試みるが、ことごとく失敗に終わっている。
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諸伏高明(もろふしたかあき)とは『名探偵コナン』の登場人物。長野県警刑事部捜査一課の警部。知的な見た目通り推理力に優れており、知識も豊富。『三国志』に登場する賢人が残した教訓や中国の故事などを好んで用いる。そのため、同僚の大和勘助(やまとかんすけ)警部からは「コウメイ」というあだ名で呼ばれている。一見冷静沈着に見られる高明だが、推理に入ると周りが見えなくなるほど没頭し、一度決めたら危険をも顧みずに突き進むという一面も持っている。名前の由来とモデルは『三国志』に登場する軍師・諸葛亮孔明。
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赤井秀一/沖矢昴(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
赤井秀一(あかいしゅういち)/沖矢昴(おきやすばる)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、FBIの捜査官。狙撃の名手で有効射程距離は1300ヤード。赤井務武・メアリー世良夫妻の長男で、羽田秀𠮷と世良真純の兄。ジークンドーの達人で、得意技はフィンガージャブ。いつも黒いニット帽を被っていて、口癖は「50:50(フィフティ・フィフティ)」。ブラックコーヒーとバーボンウイスキーを愛飲している。ヘビースモーカーで左利き。
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工藤優作(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
工藤優作(くどう ゆうさく)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、「黒ずくめの組織」の毒薬によって幼児化し江戸川コナンになった工藤新一(くどう しんいち)の父親である。世界的に有名な推理小説家で、代表作『闇の男爵(ナイトバロン)』シリーズなどで世界的ヒット作を数多く生み出している。江戸川コナン以上の優れた推理力と知識の持ち主であり、今まで江戸川コナンは推理で一度も工藤優作に勝った事は無い。
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キュラソー(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
キュラソーとは、青山剛昌による推理漫画『名探偵コナン』の劇場版第20作目『名探偵コナン 純黒の悪夢』に登場するゲストキャラクター。映画公開まで”謎の女”として名前が伏せられていた。黒の組織のNo.2”ラム”の右腕であり、高い身体能力と並外れた記憶能力を持つ情報収集のスペシャリスト。本名や国籍は不明で、銀髪のロングヘアーとオッドアイが特徴。任務中に記憶喪失になり少年探偵団と出会ったキュラソーは子供たちと接しているうちに心変わりする。最後には組織を裏切り少年探偵団のみんなを守るために命を落とす。
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宮野エレーナ(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
宮野エレーナとは、『週刊少年サンデー』の漫画『名探偵コナン』、及びそれを原作としたTVアニメ『名探偵コナン』の登場人物。主人公の工藤新一を幼児化させた薬「APTX 4869」の開発担当者で、灰原哀/宮野志穂の母親だ。世間からは、ヘル・エンジェル(地獄に堕ちた天使)と呼ばれている。 物語開始時点では故人だが、物語の鍵を握る重要人物として、さまざまな登場人物の回想に登場する。事故に巻き込まれて死亡したが、遺体が不明だったとされており、読者の間では、もしかしたら生きているのではと考察されている。
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