くるねこ(はぴはぴくるねこ)のネタバレ解説・考察まとめ
『くるねこ(はぴはぴくるねこ)』とは、エンターブレイン社から2008年から出版されている、くるねこ大和のブログ本である。単行本20巻までが『くるねこ大和』、21巻以降は新規の読者が手に取りやすいよう『はぴはぴくるねこ』と改題された。作者くるねこ大和は愛知県在住の自称酒とケモノを愛するおばさん。江戸時代が好きで時代小説が愛読書である。作者、夫、飼い猫たちとの日常を漫画と写真で綴るほのぼのとしたブログ。飼い猫たちは愚連隊と称され、作者が彼らの病や死と向き合う様子も描かれている。
通称は、「ひみつさん」。
作者の夫の猫で気難しい老女。2014年から同居しているが、愚連隊のメンバーがこれ以上増えると作者のカレンダーや表紙など色々と大変になるため彼女がいることは秘密。抱っこが嫌い。難治性口内炎持ち。
2020年5月5日永眠。
やぎぼんず
除草部隊としてやってきた2頭のやぎ。母ヤギはトカラヤギ。
春は草の丈が低いので刈らなくても食べるが、夏になって草丈が高くなると食べない。しかし刈った草なら食べるため、結局一番除草しているのは作者。
セイタカアワダチソウが大好き。好奇心が強く、ペラペラのものや紐はとりあえず引っ張ってみる。とても耳が良い。大きめの鳥が怖い。意外にも草よりも木の葉が好きで落ち葉も食べる。
ヤギハウスの窓の筒にはカエルが住んでいる。霧吹きで水を吹きかけると喜んで鳴くが、作者がのぞき込むと筒の奥にいやそうに下がっていく。カメラを向けると黙る。
ボクちゃん
青い首輪の方。時々猫っぽく、いつも笑顔。濡れるのが大嫌い。
名前の由来は、目の縁や鼻、お尻など地肌に黒いブチブチが満遍なく散らばっている。墨汁っぽく見えるのでボクちゃん。
オレちゃん
シックなブラウンの首輪の方。がたいが大きいが落ち着かない。少し太り気味。ちょっとビビリ。フェンスやネットを破壊するため、ボクちゃんもオレちゃんも外食時は係留されている。濡れるのが大嫌い。
実家の猫たち
初代 にゃんさん
キジ猫。明らかに飼い猫で成猫だった。自分の家に戻りなさい、とおとうが公園へ置いてくるも父よりも先ににゃんさんが帰ってきてしまい、何度か繰り返しているうちに、くるねこ家が猫を捨てているようで外聞が悪いので仕方なく飼うことにした。
飼い始めて3年後に家出猫であることが判明。本名は、タマ。元の飼い主が入院した日に家出をした。飼い主がもう戻ってこないことを知っていたのかは不明。
名前の由来は、当時3歳だった作者の弟が、あまり口が回らないので複雑な名前を付けても呼べないだろうということでにゃんになった。享年8歳。
2代目 マオ氏
子猫の時にやってきて、扉の外で一晩中鳴き続けた。芋でもなんでも食べます、という殊勝な態度だったが成長すると芋はさっぱり食べなくなっておかあから詐欺呼ばわりされている。ムカデか何かを食べて数回顔面を腫らしたことがある。おわーと鳴き、がーごんと喉を鳴らす。せっかちに早死にしてしまった初代にゃんさんの寿命をもらったのか22歳まで生きた。
3代目 えの姐さん
もさもさの美女。拾ったのは当時高校生だった作者だが、えの姐さんをどうやって連れてきたのかも子猫時代もなぜかまったく覚えていない。家族の食事時間になるとおとうの膝に陣取る。作者の祖母と連れ立って散歩をしていた。
名前の由来はエノケンみたいだった為。享年18歳。
4代目 シマちゃん
ミーちゃんとは姉妹。手はいつもばってんにしている。ミーちゃんとは違って気さくなタイプ。この家で一番偉いのは私、と思っている。かりかりをお皿の外に出してから食べる。脱走魔ではあるが雨だとすぐに帰ってくる。
4代目 ミーちゃん
目次 - Contents
- 『くるねこ』の概要
- 『くるねこ』のあらすじ・ストーリー
- はじまり
- 白い王子様の愚連隊入り
- 猫のお守り
- 将来とくるねこ保育園
- 6番目の愚連隊員
- くるねこ避難所
- 子猫の当たり年と7番目の愚連隊員
- 「食べる」ということ
- 8番目と9番目の愚連隊員
- ロシアのアサシン登場
- クローズドハートの胡マさん
- ハルとリタ・コールソン
- 台風としま蔵
- 変化
- 『くるねこ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- くるねこ大和(作者)
- 夫
- おとう
- おかあ
- 妹
- 弟
- 梅枝さん
- 清水くん
- 猫医者
- 猫の奥さん
- くるねこ愚連隊
- 美輪のもんさん
- ポ子
- カラスぼん
- 留吉(とめきち)
- 胡坊(こぼん)
- トラ松
- 胡てつ
- 胡ゆっき・ジョー・アポロビッチ
- 百助(ももすけ)・ジョン・マル胡ビッチ
- トム
- 胡マ
- ハル
- リタ・コールソン
- シマ蔵
- チビビ
- チャー蔵
- その他の猫たち
- 5にゃん
- にゃさん
- チー
- やぎぼんず
- ボクちゃん
- オレちゃん
- 実家の猫たち
- 初代 にゃんさん
- 2代目 マオ氏
- 3代目 えの姐さん
- 4代目 シマちゃん
- 4代目 ミーちゃん
- 5代目 まだら丸
- 実家の犬たち
- シバさん
- マロン
- 保護・一時預かりの猫たち
- 梅ちか
- 宙(そら)
- めい
- るい
- ルーク
- サンボ
- デビル
- ポー
- 胡太郎(こたろう)
- ちひよ
- カブ
- 楽太郎(らくたろう)
- トトロ
- レオ
- ソメ
- 花梨(かりん)
- 胡桃(くるみ)
- 美緒(みお)
- 杏(あん)
- 小雪(こゆき)
- 結(ゆい)
- 亜胡(あこ)
- 胡もさん
- 天白郎(てんしろう)
- 蛍之介(ほたのすけ)
- あん胡
- 玄(げん)
- ぱと
- ポピ胡
- 米胡(よねこ)
- あずき
- あわわ
- はんべ
- ふにゃら
- 胡諭吉(こゆきち)
- チップ
- ニャン太
- ゆっきー
- 杏胡(あんこ)
- 胡麻(ごま)
- 八兵衛(はちべえ)
- 九太郎(きゅうたろう)
- 胡次郎(こじろう)
- 大ちゃん
- 百ぞう(ももぞう)
- 胡桃(くるみ)
- 雪舟(せっしゅう)
- 文太(ぶんた)
- 胡麦(こむぎ)
- 助さん
- 格さん
- なつ
- バロン
- ナナチ
- 晴蔵(はるぞう)
- モコ
- 大福(だいふく)
- 『くるねこ』の用語
- ぎうぎう
- どえん
- 胡ぼ法
- ステキ化
- おいしいお水
- ハルカイックスマイル
- へのへの
- 『くるねこ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- もんさんとのお別れ
- トメとのお別れ
- ポ子とのお別れ
- 『くるねこ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 丁寧に解説された子猫の給餌方法
- 子猫のおもちゃは清潔第一
- 餌をおかゆ状にする方法をシニア猫のために考案
- 『くるねこ』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ビビアン・スー 「Beautiful Day」