くるねこ(はぴはぴくるねこ)のネタバレ解説・考察まとめ

『くるねこ(はぴはぴくるねこ)』とは、エンターブレイン社から2008年から出版されている、くるねこ大和のブログ本である。単行本20巻までが『くるねこ大和』、21巻以降は新規の読者が手に取りやすいよう『はぴはぴくるねこ』と改題された。作者くるねこ大和は愛知県在住の自称酒とケモノを愛するおばさん。江戸時代が好きで時代小説が愛読書である。作者、夫、飼い猫たちとの日常を漫画と写真で綴るほのぼのとしたブログ。飼い猫たちは愚連隊と称され、作者が彼らの病や死と向き合う様子も描かれている。

弟。

作者の弟。年が離れているため作者の脳内イメージが幼いまま止まっている。擬人化したときのカラスぼん(作者の家で飼われている愚連隊の1匹)のモデル。

梅枝さん

梅枝さん。

作者の母方の祖母。実家で同居していて、いつもおやつに焼き芋を作ってくれていた。口が悪くて厳しい。にっきし、にっきし、と連発するくしゃみはそのまま作者に受け継がれている。実家の3代目の猫である「えの姐さん」を連れて散歩していた。

清水くん

清水くん。

さわやかなイケメンの編集者であったが、年を経て胡ぼん風のでっぷりとした体型になってしまった。作者が入稿しないと泣く。

猫医者

猫医者。

もんさんの病気がきっかけで通うようになった猫専門病院の院長。なんとも言えないオーラの持ち主。本人としてはもっとかっこよく描いてほしいと思っているが病院のスタッフからはそっくりだと言われている。対応が早く説明も無駄がない敏腕猫医者。

猫の奥さん

猫の奥さん。

猫専門病院の院長の奥様。猫の保定が非常に上手い。しかし、自分の足につまづいて転ぶというどんくさい一面もある。

くるねこ愚連隊

美輪のもんさん

もんさん。

CV:小林聡美(第1シーズン)/中谷美紀(第2シーズン)/悠木碧(タテアニメ)
通称は、「もんさん」。
1996年初夏、ペットショップで本猫、猫砂、猫缶、かりかり、キャリーバッグ込みで1000円という破格で購入。先住猫のにゃさんとはすぐに仲良くなった。
名前の由来は、夢枕獏の怪奇バイオレンス小説『闇狩り師』シリーズに出てくる猫又。主人公の肩にいつも乗っているオッドアイの猫又で、名前を沙門という。名前を文字で見るとかっこいいが、シャが発音しづらいため「もん」を残したがなんとなく落ち着かないので「さん」をつけた。
すちゃらか走行で快走し、わあーと野太い声で鳴く。オッドアイ(右目がブルー、左目がイエロー)。暗がりでは右目が赤く光り、ターミネーターのようになる。
美輪の苗字がついたのは、98年か99年頃に美輪明宏氏が出演していたDHCのテレビコマーシャルを見たことがきっかけ。美輪明宏独特の雰囲気をもんさんももっており、人語を話しそうな雰囲気がある。
11歳の時FIP(伝染性猫腹膜炎)を発症するが、1%を切る奇跡の確立で寛解した。
ぼんのことが大嫌い。
永遠の乙女17歳。2012年4月8日永眠。デイジーはもんさんの花。

ポ子

ポ子。

CV:小林聡美(第1シーズン)/中谷美紀(第2シーズン)/井口裕香(タテアニメ)
通称は、「ポっちゃん」。
一人暮らしをして、作者が初めて意識的に拾った猫。仕事中、職場の人たちとコーヒーを買いに出た折に、まだへその緒がついた状態で道端に放置されていたのを見つけて会社に連れて帰った(実はポ子のきょうだい猫も一緒に保護したが、その子は蒼い目をした綺麗な白猫だったのですぐに里親が見つかった)。
見るからに衰弱した状態の子だったので当時の社長に育児休暇をくださいと申し出たところ、休暇は断られたが会社に連れてきていいと許可をもらったので一か月ほど毎日連れて行った。
名前の由来は、友人の口癖が一定期間「ポス」(特に意味はない)だったことから当初ポス子と名付けたが、「ス」が言いづらいのでポ子になった。
ポ子はとてもかしこいが、偏食で非常にわがままなお嬢様。嗅覚が鈍い。にゃさんに似ている。画鋲や消しゴムコレクターでもある。
永遠の乙女20歳。2019年5月7日永眠。山吹色寄りの濃い黄色の金梅花がポっちゃんの花。

カラスぼん

カラスぼん。

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